昨日4日、佐賀市文化会館で行われた、「はるかぜ寄席」に行ってきました。春風亭小朝さんの独演会です。
 小朝さんを知ったのは、たしか2005年のフジテレビ番組「幸せって何だっけ」に出演されていたのを見たときです。その語録のすばらしさに引き込まれてしまいました。

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 その後、「言葉の嵐」など本も買ったり。昨年3月は、リバーウォーク北九州の「九州芸術劇場」で行われた寄席に行きたかったのですが、帰りの電車がないため断念。今回初めて、寄席を体験することができました。
 佐賀新聞社の先行予約で手に入れたチケットは2列目。前座の方の講演を含めて2時間、拍手と笑いに包まれて、とても楽しいひとときを過ごすことができました。落語といえばテレビの「笑点」しか見たことがなかったので、てっきり噺家さんの表情も笑い顔なのだろうと思ってました。しかし、あれほど聴衆を笑わせる小朝さんの顔に笑いは出ません。一流のすばらしさを、堪能たんのうしました。
 いろんなネタに共鳴しましたが、特に感心したのが「京都大学霊長類研究所」の話。
チンパンジーは「あ」と「お」で自分の順位をつけるとのこと。相手を見て「あ」というときは相手が目上。「お」というときは自分の立場が上。経験ありませんか。先輩に出会って
「あ、**さん」
私に対し
「お、飯盛君」
みたいな。そういえば、テレビドラマなどでもそんな会話を聞いたような。