先週6月4日から施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」、当日は新聞やテレビでも大きく取り上げられていました。この法律は、福田康夫前総理の肝いりの法律であったため、正直なところ先月まで、内閣総辞職で立ち消えになったと勘違いしてました。

 日本の住宅の平均寿命は26年ともいわれています。これって本当でしょうか?
 日本の住宅はウサギ小屋と呼ばれ、住宅の面積が先進国の中では小さい方だといわれてます。これって本当でしょうか?

 こうした疑問を解いていくと、この法律に対しこれから住宅を新築しようというお施主さんがどうすべきか、道筋が見えてくると思います。
 同様に、地場の工務店さんがどう対応すべきかも見えてくるでしょう。

工務店さんに質問です
 あなたの建てた家は何年間、住み続けられていますか?
 この10年に建てた住宅は、何年もつと思われてますか?

この質問に対して、正直にお施主さんへ説明されること。このことが、この法律に対応する最良の答えだと思います。

お施主さんへ質問です
 これから建てようと思われている住宅でどんな生活をなさいますか?
 これから建てようと思われている住宅に、何年間住むつもりですか?

 この質問に対する答えが、長期優良住宅の思想と合致している場合は、その制度を積極的に使うべきだと考えます。

 長期優良住宅の使用で建てた住まいに、その住まいの寿命を満たすまで住み続ける人がいない場合、地球に優しくないものになってしまう恐れがあります。
 建築時に金銭的に無理して長期優良住宅仕様で建てていても、およそ10年ごとに巡ってくる、メンテナンス計画を履行するお金を準備できなければ、長期優良住宅ではなくなってしまいます。

 住宅を投機の手段と考える方は別ですが、自らのしあわせを実現するためのものとしてお考えの方なら、どうか自分に合うものは何かを、しっかり吟味して行動されて下さい。