先週木曜日の佐賀新聞の話題からです。

 佐賀市が市立図書館に太陽光発電システムを導入し、年間約20トンの二酸化炭素排出を削減するとのことです。その設置費用が5000万円で、節約効果は年間100万円。耐用年数が17年とのこと。(同市環境課)
 ここで疑問が。太陽光発電の耐用年数って、17年なのですか。セールストークとして30年利用できるとPRしているお店もあったと思います。今回の景気対策で、住宅メーカーのみならず、家電量販店まで手がけている太陽光発電です。寿命とメンテナンス計画は、しっかりと提案して欲しいものです。私の感覚では、太陽光パネルの寿命は、外乱がなければ30年でも大丈夫だと思います。しかし、取り付け架台は10年前後でサビなどに注意が必要になるのではと感じます。直流を交流100vに変換するパワーコンディショナーは、5年前後から内部のコンデンサを中心に、注意が必要になると考えます。
 太陽光発電の導入を考えるときには、電気代以外のお金や、環境問題に関心を持つことが出来ることに注目して、検討していただきたいと感じます。