名瀬港 一部屋に100人ほどの乗客がいる船内ですから、ゆっくりお休みとはいきません。うとうとしたり目が覚めたり。そんな深夜に甲板に出てみるとすばらしい景色が。東シナ海のど真ん中。周囲に島もありません。甲板で照明の当たらない一角はまさに闇の中。間もなく新月ですから朝方まで月は出ません。そこで見上げる星空のすごさ。田舎の我が家でも以前は沢山の星が見られましたが、この夜に見えた星の数はこれまでの比較にならないほどでした。
暁の名瀬 奄美大島の名瀬には5時半頃着きます。ここで、多くの乗客が下船されます。自動車の他にもいろんな荷物が降ろされ、インフラとしての重要性が感じられます。船内の売店は、港に停船中のみ営業です。食堂も客室扱いですから、この時間にお弁当を購入します。船内で調理されたのでしょう、520円、ほかほかでおいしいです。
クイーンコーラル8の明け方 名瀬港には1時間ほど停船して出港します。入港時は薄暗かった港も明るくなりました。これから徳之島まで約3時間、時々甲板へ足を運びながら、船内でゆっくり過ごします。


徳之島 徳之島といえば五つ子ちゃん、そんな昔のことを考えながら、港の様子を眺めました。結構、乗り降りする乗客の方も多いです。それ以上に、いろんな積み荷が出てくることに興味を覚えました。


東シナ海の碧い海 徳之島を出港して東シナ海を進みます。その海の色、言葉で表すのが難しいほど、美しい色です。これに、船が描く白い波。船旅の特権だと感じました。



クイーンコーラル8のインフォメーション 船内には、インフォメーションと売店があります。新型の船にはお風呂もあるようですが、この船にはシャワーのみです。無料ですが、石けんがありませんので注意しましょう。


クイーンコーラル8のラウンジ ラウンジもありますが、ちょっと手狭な感じがします。船が満員で出航したためでもあると思います。




沖永良部島 沖永良部島には11時半頃到着します。鹿児島の学校で学んでいる人たちも、夏休みを迎えるということで、帰省されているようでした。こんな海の真ん中の島だというのに、人口が2万人ということを聞いて、びっくりしました。そして、インフラとしての船の重要性を感じます。ここで、昼食を購入します、450円のエビフライ弁当です。(他にも同額でいろいろあり)
クイーンコーラル8の和室 船内が落ち着きましたので、その様子を1枚。広い部屋ですが、一人の空間の狭さを感じていただけたでしょうか?
 この空間でくつろぎながら、次の与論島を目指すそのとき、屋外で起きた重要なものを見逃してしまいました。

与論島の珊瑚礁 まもなく、与論島というときに、甲板へ行ってみるとおじさんが、
「ちょうど沖永良部と与論の中間くらいの時に、イルカが百頭くらいの群れで現れたよ」
と教えて下さいました。甲板や窓から海を見ていたのに、何で見逃したのだろう・・・。後悔。

与論島 与論は、珊瑚礁に囲まれています。海の色にも違いが感じられます。ダイビングに来ていた人がおっしゃるには、川が多い沖縄より与論の海が美しいと。
 那覇から沖永良部に行った帰りの方は、沖縄の海はこんなに美しくないですよと。
 鹿児島県の離島、そこにはいろんな魅力が秘めているようです。
もうすぐ沖縄 沖縄本島が近づいてきました。





沖縄をバックに 沖縄本島をバックに1枚。





本部港上陸 鹿児島からほぼ1日、本部港に上陸です。ここからバスで今夜の宿泊地、名護を目指します。




塩川 本部からバスで2区間、180円のところに、塩川という天然記念物があります。長さ300m、世界に2カ所、こことプエルトリコにあるという、塩水が湧き出る川です。ここを訪れた後、宿に近い名護十字路までバスで向かいます。(500円)

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宿泊 ルートイン名護  6,000円 朝食付き
     夕食       3,680円