木造住宅、増築しやすく 構造計算が9月から不要に

 8月21日の日経新聞に掲載されておりました記事によると、ここ数年、地場工務店さんを苦境に追い込んでいた制度
「木造住宅で新築時は不要なのに、増築するなら構造計算を」
という規定が9月1日から緩和されるようです。
 対象は2階建て以下、増築部分の床面積が既存部の2分の1以下で1981年以降の新しい耐震基準で建った建物の増築です。
 1981年以前の古い建物についても、壁・柱を追加したり補強するなどして現在の耐震レベルまで引き上げれば構造計算は不要になるとのことです。
 地場工務店さんには朗報なのですが、
「何故この時期に?」
と不思議な疑問が湧いてくる制度変更です。
(あまり話題にもなりませんし)