省エネ商品として注目を集めている商品のひとつに、電球の口金にそのまま使用できるLED電球があります。製品寿命が長く、消費電力も少ない。でも、ちょっと高いのが欠点といわれています。それでも、今年に入ってシャープが参入してきたことにより、価格は4千円前後まで低下したものが販売されているようです。
 ところでこの電球、高い理由には訳があります。それは、電球1つ1つに交流から直流に変えるための電源回路が必要になるからです。
 また、電源回路があるということは、ランプ自身は熱を持たなくても、電源回路が高温になりますので、取り扱いに注意が必要です。
 このような熱の問題を解決していくためにも、直流配電の技術の進歩が待ち遠しく感じます。