二酸化炭素排出量の削減アイテムとして、期待の大きいエコキュート。これまでの商品は「井戸水」で使用できなかったことをご存じでしょうか?
 これは、牛乳を温めたときに成分が固まることと同じように、井戸水中に溶け込んだカルシウム等が、加熱すると固形物として配管を詰まらせ、機器が正常に作動しなくなることがあるためです。
 この春、日立グループの「(株)ハウステック」から発売された井戸水対応エコキュート。機器の作動時に硬化しやすい水を逃がす機構を設けているらしく、これまで導入できなかった井戸水や、水道水でも硬水成分の強い地域(県内では伊万里市黒川地区など)での導入が期待できます。導入にはペットボトルに水を採取して試験してもらう必要があり、これまでのところ、63%の井戸水で導入可能の判断を下したとのことです。
 佐賀県内には、井戸水の世帯が1万5千戸以上あるそうです。自宅が井戸水のためにこれまで導入を見合わせていたという方。この機会に是非ご相談下さい。
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