先日参加してました、(株)シップのセミナー。そこで質問されたのが
「現在、日本の60歳以上の人口は何%か?」
ということです。団塊世代が定年を迎えている今、この割合は急速に上昇しており、現在は37%ということでした。
 このことから考えなければ行けないことは、

1.人口増加を意識した住まいの増築は皆無になるであろう。
2.マンションの空き屋率が問題になり始めた現代、地域のミスマッチを埋める以外には、新築住宅が大量に建設される可能性は低い。
3.現在の住まいの老朽化に対応する修繕。生活向上のためのリフォーム、減築のニーズは高まる。

ということだと思います。このことは、先週提起した
「新築をメインに行っていた工務店さんで、リフォームが出来るか?」
という問いかけにつながります。
 工務店さんには社会環境を意識した経営戦略が求められ、お施主さんにはリフォームを依頼する業者選びの知識力が求められているのではと感じます。