今週は、住まいのお手入れについて書いていこうと考えていたのですが、今朝の日経新聞を見て思わず変更しました。
 28面にパナソニックは提案します
「家の電気をハイブリッドに」
と直流配電に関する話題を大きく取り上げられていました。春先から住生活エージェントの馬渕裕嘉志さんとブログ上で話題にしてきましたが、今週になって幕張メッセで行われている最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN」に出展されるなど、広報活動などにも務められているようです。
 最近、太陽光発電に関して、考えを聞かれることが多くなりました。私は
「温室効果ガス削減の義務化などで、とても重要になります。でも、導入には2年待って下さい。」
と答えています。太陽光発電の技術は日々進化しておりコストも下がってきています。国や自治体の補助金もあり、すぐに導入したいという方も多いでしょう。住宅を新築する場合は良い機会だと思います。でも、既存住宅に太陽光発電をのせることは、今は待つべきだと考えてます。その理由が、現在「パナソニック電工」と「シャープ」でそれぞれ、直流配電に関する研究が進められており、環境省の事業が2010年3月、NEDO技術開発機構の事業が2011年2月までの期間となっておりますので、そこで何らかの結論が発表されると思います。
 温室効果ガス削減量25%という課題には、既存の常識を覆す必要があるでしょう。現時点で太陽光発電を導入するよりも、この結論を受けて、2020年仕様のエコ住宅への転換を図るべきだと考えます。