私も所属させていただいてます、佐賀県電気技術者協会。毎年冬に日帰りの見学旅行がありますが、バスの中でビデオや資料でいろんな事例を紹介していただきます。いただいた資料の中に
「暮らしの中のエネルギー2005」
というものがありました。
 ここに家庭における消費電力の品目別内訳、というものが載ってます。これによると、1位はエアコンで全体の1/4を占めています。次が冷蔵庫で16%。ほぼ同じ数字で照明器具。そして、テレビが10%となっています。
 冷蔵庫の消費電力は、1991年の商品に比べ、2001年の商品が、1リットル当たりの消費電力が1/3になっていますので、古い冷蔵庫をお持ちの方は、エコポイントを利用するとそれだけ効果が大きいということが分かります。(エアコンの場合工事が必要ですから効果の説明は難しい。)
 一方、これまでテレビの効果は少ないと説明してきましたが、無駄だから使わないときはコンセントからプラグを抜きましょうといわれるテレビの待機電力。でも、1990年製に比べ、2002年製のテレビは待機電力が97%も省エネ化されています。本当は、抜いた方がいいのでしょうけれど、快適な暮らしとの共存も必要だと感じます。同サイズのテレビを買い換えると、ここに大きな魅力を見いだすことが出来ます。

独自視点で切り込む省エネ住宅コーナーを開設しました。とうぞ参考にして下さい。