日経新聞を読んでいましたら、連休の谷間だからなのかニュース記事が少ないです。一方、特集記事が沢山。その中には大手ハウスメーカーが協賛している「住宅取得促進施策」が掲載されています。住宅ローン減税にフラット35S。読み出したら、今住宅を購入しないと馬鹿みたいに感じさせる数字が並んでいます。
 ほんとに魅力的です。でも、注意して下さい。全ての人がこの仕組みで住まいを手に入れることがベストではないということを。住宅ローンの年間最大控除60万円なんて、どのくらいの人が受けることが出来るでしょうか?フラット35Sで借入金3000万円を35年元利均等払いで借り入れて、家計が破綻しない人がどのくらいいるでしょう?
 住宅に必要なお金は、住宅を購入するときのみにかかるわけではありません。家賃並みとはいいませんが、固定資産税や住まいのお手入れには相応のお金が必要になります。記事には載らない陰の部分を考えて、住まいの計画を行いたいものです。