先週末にお施主さまとの1回目の面談を行いました。とはいいましてもメールでやりとりしていましたのでポイントは理解しており、お顔を合わせることと今後の方向性を確認するためのものでもありました。
 そこで、ポイントになるのが住宅ローン。フラット35Sが魅力的だと伝えておきながら、いざ銀行に問い合わせると、あまり積極的には進められていないようです。まずは地元優先、と考え佐賀銀行に勤める知人に
「あなたの銀行で、住宅ローンを組む場合どこに聞いた方が良いだろう?」
と訪ねてみたところ、
「どこでも良いけど、近くの支店が良いよ」
ということなので、小城支店に資料をもらいに行きたいと電話してみました。ところが、
「フラット35ですか?フラットは支店では取り合っていません。マイホームセンターでの取り扱いになります」
と温かみのない回答でした。
 週明けに店頭へ足を運んで資料をいただいたり、他の住宅ローンについてもいろいろ説明して頂きました。確かに、ぱっと見ると「変動金利」て魅力的に映ります。しかしながら、「フラット35S」の取り扱いはあるが「つなぎ融資」の取り扱いは無いということでした。
 ほかにも当たってみたいと考え、電話を入れてみたり・・・。ネットで調べてみると都市銀行では、三井住友銀行が住宅ローンに力を入れている、とありましたのでこちらを訪ねてみることに。
 こちらでは、いろいろ住宅ローンのことを丁寧に教えて頂きましたが、どうしてもパンフレットに並ぶ数字がいやらしいです。「店頭金利」があるのに「ご融資金利」が別に安く書かれていたり、「固定金利」の期間終了後に「優遇金利」が出てきなり。まるで
「ジャパネット高田のラジオショッピングか?」
と思うほど、本体の価格が曖昧になるシステムになっています。で、本来私が探している
「フラット35S+つなぎ融資」
のコースは見つけることが出来ませんでした。ちなみに、三井住友銀行では、8割のお客様が「変動金利」による融資を受けられているそうです。今月の「フラット35」の金利を知っている私にとってはある意味「衝撃」です。

 ちなみに、今回のお施主さまには、ジェイ・モーゲージバンクを経由した「フラット35S+つなぎ融資」を進めていきたいと考えております。21年以上借りる際の今月の金利は「2.41%」。佐賀銀行の2.7%台、三井住友銀行の3%台よりも大幅に安いと感じました。

 で、2.41%の金利が「フラット35S」を使うと当初10年間の金利が−1.0%ですから、1.41%になります。この現実の中で変動金利を選ぶメリットが理解しがたいのですが・・・。これも、バブル期を知る世代とそうでない世代の違いなのでしょうかね?