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 昨日の日経新聞に掲載され、ニュースでも扱われていました家電エコポイント。12月1日からポイントを半減し、来年1月からはポイント付与の対象を商品買い換えのみに絞り込むとのことです。
 でも、本当のエコポイントとは古くエネルギー効率の悪いものを買い換えてもらうために行うべきではなかったのでしょうか。自動車でも登録後13年以上の車を廃車にすることで大きなポイントをもらえたわけですし。家電に関しては現状がおかしいのであって、年明けからの古い商品を買い換える際のエコポイント、ここに力を入れるべきだと考えます。そういう意味では、せっかくの制度変更をするのに3月末でやめてしまうのは惜しい気がします。冷蔵庫は10数年前の商品に比べて現在のものは電気代が半分以下になっています。エアコンの効率も改善しています。この2つについては買い換えを前提として、今後も延長を考えて欲しいですね。
 住宅版エコポイントはどうでしょう。
 新築に使うエコポイント。こちらはかなり洗練されており、どこの住宅でも使えるというわけではありません。断熱仕様、日射遮蔽など従来の建物の基準では付与されません。
 一方、リフォームはというとまるでサッシメーカーのためにあるのでは、というくらい窓を交換するだけでエコポイントがいただけます。住まいのことを考えると、窓だけ改善されると、壁の断熱の弱い部分にそのストレスがかかりますから、好ましくありません。お部屋全体のバランスを考えた付与制度に改善されることが求められると思います。