住宅ローンの低金利競争が加速(ホントに?)しています。(日経新聞1面より)

 魅力十分で市場をリードするのが、住宅金融支援機構の「フラット35S」。35年の固定金利で7月の最低は2.39%(しかも当初10年間は-1.0%の優遇金利が適用)になっています。

 それを追いかけるのが「信託銀行」で、提携する不動産会社が手掛ける住宅ローンの場合、変動型の最低金利
0.775%で、融資を受けることが出来るようです。

 一方、苦戦しているのがメガバンクで、変動型の最優遇金利が1.075%ということで4〜6月期の新規融資額は約3割も減ったそうです。
 こうした中、関東の地方銀行では変動型で0.7%の優遇金利を提供する銀行も登場しているそうです。


 低金利で魅力があふれていますが、個人的にはフラット35Sの住宅ローンを「省エネルギー性」の基準を満たして適用することをおすすめしています。
  フラット35Sの適用を受けるには、ほかにも耐震性、バリアフリー性、耐久・可変性があるのですが、この3つは入手した住宅に対し、お金の面でのメリットが見えてこないからです。

 新しいお家を手に入れるまでは、いろんな希望がわいてきます。しかし、住まいのお引き渡しを受けて住み始めた瞬間から向かい合うのは、住宅ローンを含めた家計の現実です。

 この現実を見たときに、「省エネルギー性(省エネ優遇)」以外の3つですと、経済的な魅力を何も感じることは出来ないでしょう。
 しかし、省エネ優遇だけは毎月、魅力を感じることが出来ます。「電気料金」の検針票を見たときです。住まいによっては「ガス」や「灯油」の費用の場合もありますが、省エネ優遇これ以外で建てられたほかの住まいにお住まいの方と比較すると、明らかに違いが感じられるのです。

 もし、子育て世代のお母さんたちが、お茶を飲みながら「電気料金」の話題になったときのことを考えてみて下さい。一人のお母さんが
「うちの電気代、今月は1万円だったわ。」
といったときに、
「うちの電気代、今月は3万円だったわ。(内心で:うちはお宅よりも家電製品が充実しているのよ)」
と、自慢げに話されるでしょうか。

 いろんな、家具や雑貨を自慢することはあっても、電気代(光熱費)の高さを自慢する人は・・・。

 こんな生活が、優遇金利を受けた10年間のみならず、次のリフォームをするまでは続くのです。

 住宅に掛けるコストは、安いにこしたことはありません。それが金利だけならなおさらのことです。このローンを選ぶことで将来、自分たちの暮らしが「どう豊になるのか?」を考えて選んで頂ければと感じます。

 また、変動金利には別のリスク(日経新聞3面にも小さく紹介)もありますので、注意が必要です。