8月5日の日経新聞で、楽天が太陽光パネルの販売事業に乗り出すとのことです。併せてパネル設置のための金融サービスにも取り組むと言うことで、リフォーム市場に大きなインパクトを与えるのではと感じます。
 送配電ビジネスに興味を持つソフトバンクと住宅にねらいを定める楽天。住宅を舞台にする両社の動きには、今後も注意が必要だと感じます。

 ところで、送配電ビジネスに興味を持つソフトバンク社ですが、価格破壊を目指した結果、通信と同じような障害を起こされたのでは、その影響は比べものにならないと不安感をぬぐえません。8月8日の記事にもありますが、2003年8月14日に北米の広範囲で発生した停電は、29時間・5千万人以上に影響を及ぼしています。
 送配電にも効率化は必要ですが、事故発生時の責任の明確化・信用力・そして継続性といったインフラとしての基礎的役割を失わない形での取り組みがされるように希望したいと思っています。