10月3日の日経新聞1面に、JX日鉱日石エネルギーが、現在270万円の家庭用燃料電池を2015年に「50万円に引き下げる方針」との記事が掲載されていました。

 現在の価格の5分の1になるわけですから、とても魅力的なお話です。そのために2013年に韓国市場に参入し、中核部品を量産化を図ることを目指しているとのことです。

 この記事を読んで早速、キャナルシティーにある西部ガスのショールームへ出かけてきました。このエネファームに関する市場動向をうかがうことはもちろん、6月に発売されているエコウィルの運転を体感(特に音と振動)するためです。

 まず、ショールームでエネファームが50万円になるというお話をしてみたところ、まだこのお話をご存知ではありませんでした。と同時に、西部ガスさんの商品にはJX日鉱日石エネルギーを採用していないということでもありました。
 とはいえ、先行する1社が価格低下に向けて本格的に動き出したことで、燃料電池の普及が進むことも予想されます。

 50万円のエネファームが登場するなら、積極的に検討したいのが、温水式の床暖房です。2015年まで後4年。新築するタイミングにもよりますが、業界の取り組みとして注目していきたいと感じております。それから、エコウィルはかなり静かですね。まだまだ、改善の余地もあると感じましたが、都市ガスが通る地域の皆さんは、積極的に検討されても良いのかな、と感じました。