庁舎の北西を真西から見る さて、小城市が帝都を目指すときに欠けているのが西の白虎。
 町の東に流れる嘉瀬川。南に広がる有明海。北にそびえる天山山系。
 ここに足りない道路をつくることが重要だということを、2010年6月に提唱し、これまで考えてきました。
 ところが昨年末に、ドイツの町づくりについて書かれている本を読むうちに「道路」の意味を間違えているのではないかということに気づきました。現代社会で道路といえば「自動車」が走る、きれいな舗装された道路です。産業や輸送の基盤となるものです。しかし、こうした自動車が走るための道路は、わずか100年あまりのうちに整備されたものです。当然、これまでに都を形成した場所に整備されていたとは考えられません。
 道路とは、歩く人同士が挨拶を交わし、時にはお茶を飲み、交流する場所と考えるべきではないでしょうか。それも、いつも交流する人ばかりではなく、たまたま出会った人が交流する場所だと考えると、そこに新しい文化が生まれる可能性をもつと考えられます。

 現代の道路、コミュニケーションが生まれる場所、そうなると駅が理想的ではないかと考えます。市役所の西にJR唐津線の駅をつくることが出来るなら、それが「道」の役割を果たし、小城市の発展につながると私は考えます。