庁舎の西を見る この記事は、私が小城市が発展するための案を紹介しているものです。役所がまとめた意志決定権のあるものではありませんのでご了承ください。


 駅を新しく造ると、これまでのまちづくりではアクセス道路を広くとる計画をされてきました。しかし、21世紀型のまちづくりを目指す三日月駅の東側は、原則としてアクセス道路の整備を行いません。市役所まで歩くことを原則として考えるのです。現在、小城市役所の西側に整備されている駐車場の端からJR唐津線の線路までは150m弱。庁舎まででも300mありません。
 そして道路を整備する代わりに、市役所駐車場の西側に、市営住宅約250戸を整備します。順次老朽化した市営住宅を廃止し、次世代省エネ基準を満たし光熱費を削減できる環境に配慮した木造戸建て住宅を建築するのです。

 とはいえ、予算規模に限りがある小城市の予算。土地の取得をどうするかの課題があります。ここで、現在8枚の水田に分かれているこのブロックの土地を、リースホールドという考えを基にして、法人を設立し地主の方にその株式を持っていただいて、地代を得ていただくという方法を取るのです。もちろん、地主の方は、市に買い取りを請求することも可能です。
 買い取りを請求された場合、市はその株式を市債と同じように銀行に購入してもらいます。担保のない地方債が低金利で購入される今、担保のある権利証は購入する側にも魅力があると考えます。開発地から離れた農地を売却したい住民の農地とこの株券を交換したり、株式そのものを住民に購入してもらうのもいいでしょう。

 こうして、土地の取得費を抑えて付加価値の高い市営住宅の建設を進めることで、地元の優良工務店が、地元の素材を有効に活用できる住宅を、よりやすい価格で建築することが可能になると考えます。地域にお金が回る仕組みが出来るのです。

 では、環境に優しい安価な住宅とはどのようなものか、ということについては来月また紹介したいと考えています。