昨年秋に、古川知事の選挙公約で3年間の基金事業として実施されている住宅リフォーム緊急助成事業。佐賀市を筆頭にハイペースでの申請が続き今年度の枠が終了しているところもあるようです。

 14日の佐賀新聞を見て思い出しましたが、この事業は去年から来年25年度までの3年間に20億円の基金事業となっていました。その事業枠は各市町へ住宅戸数を基に分配されているそうです。

 ここで気をつけなければいけないのは、来年の事業費を前倒しして繰り入れている自治体があるということです。
 鹿島市では本年度3900万円が分配されていたものの受付開始から10日間で3000万円分の申請があったために、来年度分の全額1100万円も前倒しして繰り入れているそうです。つまり、来年度は予算がないということになると考えられます。
 佐賀市は本年度の2億5400万円のほとんどを使用したが来年度分を前倒しするかどうかは未定とのことです。

総額20億円のうち、
前年度は7億円の予算と前倒し分の5000万円、
今年度は10億円の予算と現時点で1億1500円を前倒し。
基金の残りは1億3500万円。

この残り枠を来年利用する計画を立てるのは、かなり困難なことかもしれませんね。
住まいを検討することは本来、役所の都合でなくご自身の都合で決めるべきものです。今、検討している事業であればともかく、来年の助成金を当てにした計画や計画の先延ばしは、ちょっと現実的ではなさそうに感じます。



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