2013年度の予算要求に「省エネのため住宅の断熱を高める改修工事」に補助金を出す制度と、「間伐材を用いた住宅や家具購入者」へのエコポイントを盛り込むようです。
省エネ改修は経済産業省が100億円前後を、木材エコポイントは農林水産省が数十億円を概算要求に盛り込むようです。(9月2日佐賀新聞より)

とはいえ、政治の世界はメディアによって政局がらみばかりで、物事が決まる見込みもありません。それ以前に平成24年の赤字国債発行の議案がいまだに通らず、今年下期の予算がどこまで執行できるのかすら不明確な状況、なのにこうした来年度の予算が新聞の1面に紹介される不思議な社会だと感じております。

それはさておき、木材利用エコポイントですが、間伐材を使うのを含め一定要件を満たした木造住宅購入者に20〜30万ポイントを交付。木製品には価格の10%前後をポイント化して消費者に与える仕組みだとのことです。

ここで考えておきたいのは間伐材の意味です。私たちは間伐とか間引き、という言葉を聞くと、周囲に比べて成長の良いものを残して、その周りにある成長のじゃまになるようなものを排除することだと考えてしまいがちです。しかし、萩大陸氏の著国産材はなぜ売れなかったのかによると、間伐は主伐を行うまでの貴重な収入の機会であり、将来の森林を見据えて行うきわめて高度な林業技術であり、周囲に比べて成長が早いものを切ることで、他の成長の遅い木の生長を即すことにあるというのです。
それが、昭和30年代の林業を取り巻く甘い環境により、結果として日本の林業を崩壊へと導くことに繋がっていたのです。

そもそも、間伐材とは何か。自由貿易の現在社会で、輸送による環境負荷の大きい輸入木材へのエコポイント給付についてどう考えるのか、課題にしっかりと向き合い、制度化を進めて欲しいテーマだと感じます。



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