新しい住宅の施工技術ポイントとして、窓などで断熱材を短くした場合、断熱材を剥がして上下の防湿フィルムを確実に連結させることを紹介されています。
 正しいグラスウールの施工を100とした場合、
・ 寸法が著しく大きく押込みすぎの場合 84
・ 寸法が大きく両端を押し込みすぎた場合 46
・ 寸法が小さく柱との間に隙間が出来た場合 67
という数値が紹介され、寸法に合わせてカットすることなく断熱材を押し込む方法が、隙間が空くこと以上に断熱効果を下げることが紹介されていました。

断熱材は寸法に合わせて
躯体間の寸法に合わせて4辺に防湿フィルムの耳が出来るように断熱材の長さや巾をカットして断熱材を施工します。



窓周りの断熱 天井より下は防湿フィルムの耳を石膏ボードで押さえるように施工します。

窓周囲に隙間がある場合は断熱材の端材を詰め込み、気密テープで防湿気密化を図ります。


入隅の断熱
入隅では間柱の下地材の見附面で、防湿フィルムの重なりを30mm程度確保します。




床梁下の断熱
床梁の下も断熱材の切り目(隙間)がないように敷き詰めます。