飯盛良隆のi佐賀iよ〜したか

住まいづくりのコンシェルジュから転身 佐賀県知事に挑戦した飯盛良隆のブログです。

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震和会とは。(為雷)人生の試練や困難を切り拓き、奮いたつ勇気をもって、
(日本)の国を再興する、という意味です。

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2011年09月

CjKマーク

 長期使用住宅部材標準化推進協議会が、10月1日から住宅の設備機器に使う補修部品の仕様を共通化するとのことです。
 まずは8品目でスタートし、2013年度には30品目に拡大予定とのこと。実現すれば、内装ドアの戸車交換などで、商品を探す効率が格段に向上すると考えられます。
 製品の規格寸法を統一するわけではありませんので、それぞれのデザインセンスは残しつつ、部品の簡素化につながると期待されます。
 業界大手が全て参加するわけではありません(大手サッシメーカーは参加)が、これまでは
「引き戸の戸車が摩耗したので交換したい」
とか
「(倒産したメーカーの)丁番が壊れたので取り替えて欲しい」
という問い合わせに、部品探しに時間を取られていたことを考えると、とても利便性が増すことになると感じます。
 部品メーカー同士の競争の阻害にならないかを注目しながら、基本的に支持したい動きですね。

 戸車の故障と言えば、その原因の一つにVレールの中に、ほこりやくずが溜まったままになっていることがあります。特に片引き戸は注意して頂き、日々の掃除を行って頂くことと、定期的なメンテナンスが長持ちさせる重要なポイントになると感じています。

住まいの耐震博覧会へ

 24日土曜日、福岡市のマリンメッセで開催されていました、Nice主催の「住まいの耐震博覧会」へ出かけてきました。私自身は、Niceさんに取引口座を持ちませんので、一般見学者としての入場です。

 一般見学者として入場すると、一つ良いことがあります。
 いつも展示会の会場を「販売店」の札を下げてうろついていますと、伝票を持った営業の兄ちゃんが、「社長、こっち寄っていって。」とか、「社長、これ買っていき−。」とか、ちょっぴり場違い?かと思わせる声がかかりますが、一般の札だと、挨拶する人はいても、引っ張り込む人はいないのですよね。これ、
自分のペースで見学出来るのでとても良いです。

 ところで、会場のほうは予想以上に込んでいました。フラット35Sの優遇金利の締め切りがまもなく終わる駆け込みなのか、エコポイントでリフォーム契約した人が駆け込みで・・・。
 そんなことはないと思いますが、それでも私の印象としては盛況でした。

 さて、イベントのほうですが阪神大震災以降、イベントでよく目にする「地震体験トラック」や住宅の模型で、耐震性を説明されています。
 一般の人が見てもわかりやすい?印象です。でも、私としては耐震性よりも住まいのエネルギーについての感心が大きいです。

 注目はやはり、太陽光発電です。いろんなメーカーが出展されています。今年クロを積極PRしていたソーラーフロンティア(旧:昭和シェルソーラー)は、カタログに各種アイテムの設計単価が掲載されていますので、システムをご自身で考えてみるのも良さそうです。

 ところで、我が家に設置した(株)カネカの商品も広いブース(あちこちに点在)で紹介されています。ちょうど、担当者も見つけましたのでお話を聞いてみました。
 (株)カネカのポイントは2つ。まずは、タマホームの推奨品として採用されたそうです。タマホームで家を建てる時には、カネカのシステムを含めて2社から選べるとのことです。
 それから、商品・施工費込みで60万円(昨年は70万円)に抑える必要があると言うことです。価格の面でも頑張られたようです。企業努力も大きいかと思いますが、補助金認定商品の上限額を決めることで、企業も目標が明確になるようですね。

 全体の感想としては、建材問屋らしく「木材」「建材」「住宅機器」「エネルギー関連」など、バランスよく紹介された良い展示会だったと感じます。


福岡県筑後市に完成

完成・筑後市 昨日9月23日
秋晴れの中、5月から工事を進めていました住宅が完成し、お引き渡しを無事に終えることが出来ました。
 天候不順や厳しい暑さの中、安全に工事を進めていただいた工務店さんにも感謝です。
住宅CMサービス佐賀からは、工事期間中に記録しました厳選されない写真を、CDにてプレゼントしました。
 

新築住宅にも省エネ義務化?

今朝の日経新聞のトップ記事から

 国土交通省は全ての建築物を新築する際に、一定の省エネ基準を満たすことを義務づける方針とのことです。2020年以降は、基準を満たさない建築を認めない一方、それ以前に基準を満たした業者や個人へは、税の優遇も行うようです。
 10月から学識経験者が具体策を固め、2013年中の法制化を行う方針のようです。基準を満たしているかの認定は、来年にも始まるようで、出足でつまずくと地場の工務店は大手ハウスメーカーに市場を奪われる危険をはらんでいると感じます。

 基本的な考えは、しっかりした断熱と遮熱を十分行い、エネルギー消費を抑えること。併せて、効果不足分を太陽光発電システムを設置することで、補うことを認めることになるようです。
 方向性は賛成ですが、注意したいのは性能を出すための素材ですね。断熱材は、素材を間違うと処理の難しい大量のがれきを発生させます。津波被害の地域はもちろん、先日の台風12号の水害地域でも、処分の難しいがれきが発生しています。
 地球環境に優しい住まいは、その中で生活するものが発生させるエネルギー負荷と同時に、その住まいを解体するときに必要となる負荷を考えなければなりません。

 少子化・人口減少社会では、住宅は資産でもあり、買い手のいない資産は、負債になることを常にかんがえておく必要があるでしょう。

「エコキュート」と「エネファーム」

 先日の記事で、エネファームが停電時に運転出来ないことを紹介しました。では、ホームエネルギーマネージメントの観点から、今新築する住宅の給湯設備をどう考えるかを検討してみます。

 現在、給湯設備として広く利用されているものに「ボイラー」「ガス湯沸かし器」「電気温水器」「エコキュート」といったものがあります。このほかにも、「エコウィル」「エネファーム」「太陽熱温水器」といったものも利用されていますが、これからの市場拡大の可能性は別として、利用されている割合は少ないものになっています。

 こうした中で、これまでの政策から伸びていた「エコキュート」(電力系)と「エネファーム」(ガス系)のどちらを選択するのか、今まさに住宅を建築しようとしている方には悩むところでと思います。
 そこで、東日本震災のあとに様々な情報が登場しましたが、整理して考えてみますと、ここ1,2年に新築する場合の住宅に採用する給湯器は「エコキュート」が良いと考えます。
 エネルギー効率(COP:電気→熱)が3.0を超えている現行の設備性能を考えますと、火力発電でつくったエネルギーの無駄遣いとまではいえないこと、「電気温水器」に比べて耐用年数が短いために、10年を過ぎた頃に、改めて見直す機会を迎えること、電気料金の値上げも予想されるが、原料費の値上げの場合「ガス料金」も上昇する可能性が高く、現時点での考慮する要因に当たらないこと、が上げられます。

 また、「太陽熱温水器」を選択しに考える場合があるかと思いますが、その設置費用や住まいに与える負荷を考えると、太陽光発電システムの設置を優先して考えるべきで、「太陽熱温水器」はその利用方法について、他用途に利用出来る仕組みの検討が必要になると考えます。

 来年までに住宅を取得される方には、この選択肢で検討されることをおすすめする一方、それ以降に取得を目指す方には、「エネファーム」などのガス発電システムがどのように課題を克服するかを見ながら、選択肢を広く持つことが重要だと考えています。

「逆潮流」が課題の燃料電池

 震災のあと、家庭における電気エネルギーをどう、充実させるかと言うことが一つの課題になる中、「太陽光発電システム」と「家庭用燃料電池」に注目が集まっています。

 ただ、これらのシステムは停電のときに、そのままでは使用出来ない課題を抱えています。
 太陽光発電の場合、非常運転に切り替えることで、最大15Aまでの電気を使用することが可能になります。ただ、切り替えスイッチが何処にあるかなど、平時に使い方を勉強しておく必要があります。
 一方、エネファームなどの家庭用燃料電池の場合、現在販売されている機種では、停電時に運転出来なくなる仕組みになっているようです。

 これは回線復旧作業の安全を確保することと、電力送電系統に「逆潮流」という電流が増えることで、周波数や電圧が上昇することを防ぐために設けられています。「逆潮流」とは家庭で発電した余剰電力が電力会社の送電網に流れ込むことです。
 再生エネルギーや自立型電源を普及させるには、この課題をクリアするためのスマートグリッドなどの技術研究開発が重要になっています。

 さて、前述しましたように「太陽光発電システム」の場合、「非常運転切り替え」が必要になり、非常用コンセントの使用が必要となりますが、昼間は電気を使うことが可能になります。最大で15Aまで使えます。
 もちろん、朝夕や夜は発電しませんから、電気を使うことは出来ません。

 一方、家庭用燃料電池「エネファーム」の場合、現行では逆潮流が認められていませんので、停電するとシステムが自動停止することになっています。
 この点を改良するために、JXエネルギーではリチウムイオン電池を組み合わせた蓄電池と一体で運用する燃料電池の販売を目指しているとのことです。とはいえ、蓄電池を併用することで100万円ほどの追加費用が生じるとのこと、これではエネファームの普及に水を差すことになりかねないと感じます。

 停電時に発電した電気をどう消費するかは確かに課題ですが、そもそも、燃料電池で発電した電気を買電することが出来ないことに違和感を感じてしまいます。
 自然エネルギーの買い取りと同様に、システムとして認可を受けた商品であれば、燃料電池で発電した電力も、買電出来るようになった方が、エネルギーの価格も適正な方向に向かうのではと感じます。



完成見学会のお知らせ(筑後市)

松瀬様 内装 9月19日(祝)
 13時から16時まで

 筑後市長浜にて、完成見学会を開催します。

お施主様こだわりのインテリアが、空間を演出しています。

詳しいお問い合わせ・参加のお申込はこちらから

フォームに入力後、コメント欄に
「筑後の内覧会見学希望」
または
「内覧会についてのお問い合わせ」
と記入の上、お送り下さい。

 外観はこちらから

災害時に備える浄水器

アクアクオリア 台風12号の影響で紀伊半島を中心に大きな被害が出ていますね。今年は、鹿児島県新燃岳の噴火にはじまり、東日本大震災、新潟・福島の水害と生活の基盤が失われる災害が続いていますね。

 こうした中、私たちの備えも政府や自治体に頼るばかりでなく、各個人や地域のコミュニティー単位での備えも重要になってくると考えています。
 個人では数日間の「非常食」を準備することや「常備薬」「作業着」などの準備が必要となるでしょう。
 一方で、社会インフラは電気の復旧が以前より早くなった一方、今回の水害でもわかるように、上水道の復旧には時間がかかるようです。

 そこで、私が準備しているのが逆浸透膜を用いた浄水器「アクアクオリア」です。
こちら(写真)の商品は、通常は水道に取り付けて普通の浄水器として水道水をよりきれいなものとして、飲むことが出来る一方、断水が続くときには「非常用キット」を用いて、自動車のシガープラグから電源を取り、「お風呂の残り湯」や「雨水」「川の水」を浄化して飲料水に出来る優れものです。

 地元の工務店が地域に根ざして活動するひとこまとしても、ご利用いただければと考えています。

設置したときに窒素分除去のテストを行った様子

第11回 住まいづくりの基礎講座開催

住宅CMサービス佐賀

 定期的に開催しております「知っていたらごめんなさい住まいづくりの基礎講座」第11回目の講座を10月2日に開催します。

日時 10月 2日 14時30分より
場所  マリトピア (佐賀市)
      

     住まいにおけるスケルトン・インフィルの重要性
        14時30〜15時40分
         講師:住宅CMサービス部 飯盛良隆


     住まいに関する相談会
         (個別相談)
          15時50分〜 


詳しくはこちらから

なお、ご参加いただける方にあわせて、テーマを変更することが
あります。



新築住宅づくりの応援サイト

飯盛良隆
佐賀県小城市三日月町出身。
佐世保工業高等専門学校卒業後、ブリヂストン鳥栖工場設備課勤務。橋本龍太郎通産大臣の時代に第3種電気主任技術者の免状を取得。

建材店:サンコー商事にて14年間建材の販売に携わり新築・リフォームの現場に数多く潜入。戸建て住宅でもインテリアの重要性を感じ平成20年町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー福岡校に入学しインテリアの基礎を学ぶ。

平成22年、スメトコプロモーションを設立し住宅CMサービス佐賀の運営を始める。
平成25年2月、ダブルスネットワーク(株)社との契約を解消、住宅CMサービス佐賀の運営を終了する。

平成24年3月、帝王学(氣の學問、道の教え)を学び始める。同年6月
唐津から釜山へ新幹線で!

実現するためには長崎県と佐賀県をひとつに。そしてアジアや世界中の人たちが、自然と人の美しさを求めて足を運ぶ地域にする。

そんな夢を描き知事を目指して政治活動をはじめることに。 活動に専念するために平成26年6月末にて住宅に関する事業は終了。平成26年8月末にて(株)スメトコプロモーションを退社。
平成27年1月11日実施の佐賀県知事選挙に立候補。惨敗。
平成27年12月21日
東京エムケイ(株) 入社。
Tokyo2020オリンピック、パラリンピックの関係者輸送も経験


現在
眞理學指導員 (日産鮎川義塾)
稲作農業
佐賀タクシー勤務
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