飯盛良隆のi佐賀iよ〜したか

住まいづくりのコンシェルジュから転身 佐賀県知事に挑戦した飯盛良隆のブログです。

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震和会とは。(為雷)人生の試練や困難を切り拓き、奮いたつ勇気をもって、
(日本)の国を再興する、という意味です。

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2011年11月

がれきの問題を考える

 昨日、武雄市長が表明された東日本大震災によるがれきの受け入れ問題が大きな波紋を及ぼしています。復旧が急がれることから感情的な議論が先行してしまう話題ですが、あえてここでは議論に上らない視点から、住まいとがれきについて考えてみたいと思います。

 日本では伝統的に、木や土を中心とした自然素材で住宅を造られていましたので、住宅の寿命は短くても環境に与える負荷は、現代の住宅に比べてとても小さいものだと考えられます。20年に一度建て替えられる、伊勢神宮を考えると、建物そのものの寿命の短さと同時に、その材料を別の場所で活用するという、自然の中の営みを感じることが出来ます。

 しかし、戦後日本の生活の中には、原子力発電のみならず自然へ帰る為に必要とする年数が、人間の寿命に比べて格段に長いものが取り入れられてしまいました。そのもの自体がアンティーク家具のように高価なものであれば、つねに大切に扱われ今回のような自然災害にあっても、洗浄・修繕・手直ししてでも使うという考えになるものが、もっと多かったのではと感じています。いや確かに、多数あったのかもしれませんが、それ以上に再生するに値しないものが、現代の生活にあふれていたことが、今回のがれきの問題につながったのではないでしょうか。

 がれきの問題は、近年でも兵庫県佐用町の水害、奄美大島での水害、今年の紀伊半島の水害など各地で発生しています。
 佐賀県でも、当時はがれきのことが大きな問題になりませんでしたが、平成2年7月の水害では、今回受け入れを表明している武雄市の高橋地区や小城市牛津町など、広く浸水した地域があります。また、台風によるがれきの大量発生も1991年、2006年など、つねに身近に発生しているものです。

 生活の中にがれきに変わるものを、膨大な量で使用する現代において、一時期に発生したがれきを1000km以上離れた地域に運び出すという行為は、その輸送時に発生する二酸化炭素の問題を含めて、地球環境に悪影響を与える行為ではないかと考えます。
 がれきを移動するさまざまなコストを負担するよりも、現地でがれきを処理できるように場所を確保し、施設を造り、そこに失われた雇用を生み出すことがより重要なのではないでしょうか。

 特に被害の大きかった東北3県は、その広さは佐賀県とは比較になりません。一番小さな宮城県でも佐賀県と福岡県を足した広さがあります。
 原発問題が大きな課題でもある福島県は、佐賀県と福岡県、それに大分県の面積を足してもまだ足りません。岩手県に至っては、長崎・福岡・大分の3県の面積に匹敵します。
 この面積の広さの違いを抜きにして、行政の数だけで受け入れを考えるのは、あまりにも説明が不足しているのではないでしょうか。

 今回は東日本で起きた震災です。しかし、いつ身近なところで発生するかも分かりません。そのときに、処分場がないからと言って他の国にお願いできますか?

 がれきの問題は極力、身近な土地で対応すべきではないでしょうか。そして私たちは、がれきにならないものを選んで購入して生活する工夫が必要だと感じています。

サイディングの施工標準を学ぶ

 佐賀市の「ほほえみ館」で、ニチハ(株)による「モエンサイディングの標準施工&不具合の事例」という研修会が開催されました。

 今や日本で造られる住宅の外壁のうち7割がこの窯業系サイディングと呼ばれる商品です。その4割を超えるシェアを誇るメーカーの研修会が、東京から講師を連れてきて、今日と明日、佐賀県内で開催されると言うことで期待して参加してきました。
 ところが、私の参加した午前の部は10名程度、午後はもっと少ないとか。住宅施策の拡充により、現場が忙しいのは分かりますが、こうした研修会に参加する業者が少ないと言うことは、佐賀の住宅事情に関して不安な一面を感じてしまいます。
 今回の研修会はそれほど、内容の濃いものでした。

 ちなみに、窯業系サイディングとは「主原料としてセメント質原料および繊維質原料を成型し、養生・硬化させたもの」を呼ぶそうです。こんなこともあらためて勉強になります。

 サイディングの施工標準には
1.住宅瑕疵担保履行法責任保険法人が定める施工基準
   (構造体力と防水について規定)
2.住宅会社・外装工事店が定める施工基準
3.窯業系サイディングメーカーが定める施工基準
4.[日本建築学会] JASS27 乾式外壁工事
5.[住宅金融支援機構] 木造軸組・枠組み工事仕様書
6.日本窯業外装材境界が定める施工基準
   (防耐火構造外壁の基準)
があるとのことでした。
 これらは、半製品のサイディングが「サイディングの性能を末永く維持」するための、「品質保証の必要条件」なのです。

 特に重要な項目は
1.使用範囲が、「高さ13m以下の建築物」に限られている
2.施工法が、「通気層の厚みが15mm以上の外壁通気工法」でありこと
3.防水方法は、「サイディング並びに防水紙と防水テープによる二次防水構造」であること
が、基本原則として定められています。
 詳しくは、施工資料に書かれていますが、今日の研修会では、その標準施工とそれを怠ったためにクレームになった事例が多数紹介されていました。

 佐賀県内の工務店さんには、明日、武雄市で開催される研修会に多数参加されることを希望すると共に、住宅CMサービスの工務店勉強会でも、あらためて取り上げたいと考えております。

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嘉瀬川ダムの越流試験

嘉瀬川ダム1嘉瀬川ダム2






佐賀市富士町の嘉瀬川ダム。
今日、11月20日にダムを満水にして、大雨の時の越流状況を確認する試験が行われていました。
佐賀平野の西部地区を中心に農業用水を供給する嘉瀬川ダムも完成が間近です。
水害に悩まされる、佐賀市中心部への効果はいかに。

今日の14時以降は、水位が下げられ大雨による非常時以外は、見ることは出来ません。
非常時は、危険ですので一般の人が立ち寄ることも出来ないと思います。
佐賀の歴史の一こまに、立ち会った気分です。

サイディングの貼り替え始まる

サイディングの貼り替え始まる 昨年5月に施工を終えた弊社事務所のある倉庫ですが、昨年の10月になって外壁のサイディングが落下していたことに気づきました。
 その後、メーカーの施工用部材に不備があるということで、貼り直しが決まっていましたが、その後発生した東日本大震災による、工場の一時閉鎖。復旧後は、外装板を張る職人さん不足で、作業が進みませんでした。
 でも、ついに復旧作業の再開です。外装板が上にもあるので、外すのも簡単ではないようです。

 ところで、外装板が縮むと言うことを皆さんはご存じですか?
今回、私の倉庫の外装板が落下した原因の一つに、外装板が縮んだことがあるようです。今回は、施工した業者さんではなく、メーカー特命で補修を行う張り屋さんです。
 立ち話しながらお話しすると、あちこちの住宅会社でのクレームも詳しいようです。私たちが助言するときに気をつけたいのが、この外装板が縮むという現実を伝えることですね。
 外装板は、その多くが長さ3m程です。横に張ると、必ず継ぎ目が出てきます。そこで、コーキング(シーリング)処理を行うのですが、このコーキングの量が少ないと、外装板が縮んだときにコーキングが割れて雨漏りの原因になります。
 メーカーでは、幅と厚みをそれぞれ1cmとるように指導されます。1cmは見るとかなり広いです。デザインを気にする人は、これを小さくしてくれと頼まれます。しかし、これを行うと、コーキングの量が少ないために引き離されてしまいます。

 施工標準には、それぞれ過去の失敗を教訓に作成されています。見た目には良くなくても、大切な家を雨漏りの被害から守るためにも、気をつけて施工して欲しいところです。


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仕上がり優先か快適さの優先か

111102断熱 先月から、事務所の利便性向上と冬場の断熱対策の工事を行いました。これまで、使い回しの引き違い戸を取り付けていた場所に、断熱性と防犯性能を強化した、(断熱)合わせガラスを採用しています。
 ペアガラスは2枚のガラスの間に乾燥空気が入っていますが、合わせガラスの場合、ペアガラスの外側のガラスが2枚合わせになっており、ガラスを割って侵入することを難しくする商品です。
111104トイレ構造1 ちなみに、その施工されている下地の様子が1枚目の写真ですが、窓の下にグラスウールが入れられ、その上から「横胴縁」と呼ばれる30cm間隔の角材(15×30)が入れられています。これが入ることで、仕上げ材が動くいて壁紙がめくれたりすることを防ぐ効果があります。
 しかし、この部分に空気が入る隙間が出来てしまうために、気密性能や断熱効果が減少してしまうリスクがあります。
111104トイレ構造2
 同様に、トイレ(将来予定)の場所の施工でも、2枚目の写真のように、継ぎ目に角材が当てられていました。こちらは、将来の仕上げ内容を説明して外してもらいます。
 大工さんの腕は、仕上がりで評価されますので、腕のよい大工さんほど下地には気を遣われるようです。一方で、気密や断熱を理解するのはなかなか難しいようです(理解はしても自分の仕事を曲げたくないのでしょう)。

 住まいや工作物の用途に合わせた、柔軟な対応が必要だと考えます。もちろん、基本構造を抜くことではありません。

地域エネルギーの需給を考える

 昨日、北九州国際会議場で日経環境シンポジウム
「スマートシティが切り開く地球温暖化防止」〜エネルギーの安定供給と環境負荷の少ない社会づくりを目指して〜
というものが開催され、私もお話を聞きに出掛けてきました。
 自然エネルギーの全量買い取り制度が、閣議決定されたのが3月11日の午前中というのは有名なお話しですが、その背景に存在する経済産業省の政府見解を作成するメンバーが電気エネルギーの分野でも、自民党政権時代の中央集権(原子力中心)から地方分権(原子力と自然エネルギーのベストミックスとは)に代わっていると言うことなど、普段では聞けない話題が紹介され、とても有意義なフォーラムでした。

 東京大学教授の柏木孝夫氏の講演で、これからのエネルギーを考えるときには、
基本理念として
1.エネルギーのベストミックスは
2.新たなエネルギーシステムの実現
3.反原発・推原発の壁を越えた成熟した議論
が、重要になるということでした。

 3.11以降、原子力によるエネルギー供給が増えない中で、火力・水力・風力・バイオマス・波力etc. といったエネルギーが考えられる中、原子力を含めて選択肢を減らすことなくエネルギーのベストミックスを議論していくことが重要であると言うことです。
 新たなエネルギーシステムの利用には、燃料電池(エネファーム)の高効率化が紹介されます。10月から発売されているJX日鉱日石エネルギーの商品は、発電効率45%(熱を含めた効率は87%)に達し、安定した分散エネルギーの代表格に成長してきています。電気自動車や蓄電池との組み合わせで、不安定な太陽光発電などの自然エネルギーを補完する重要なアイテムです。導入する費用はまだまだ、安くありませんが住宅のエネルギーを考える上で、重要な選択肢に位置づけられます。
 こうした状況をふまえ、原子力の問題にも日本の現状と将来をきちんと見据え、建設的な議論がなされる環境の整備が重要になってくると感じました。

 では、地域エネルギーの需給を考え、今後どのように取り組んでいく必要があるか。

1.デマンド(時間による消費量のバラツキ)を減らす。
 使用する電力が集中しないように、需要家の私たちが電気の使い方(使う時間)を考えることです。

2.エネルギーの融通
 電気エネルギーのみならず、コミュニティーで発生する熱の融通、物資の融通が重要になります。たとえば、太陽光発電を設置する住宅と燃料電池を設置する住宅が隣接することで、1軒の家で導入するコストは抑えて、コミュニティーの中で、それぞれのエネルギーを融通するという考えが必要になると感じます。

3.デマンドサイド
 デマンドのコントロールをシステム化するもので、これは最近よく耳にするHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)などの導入で電力需要を管理者が制御することが考えられます。この夏、テレビの地デジ化が行われましたが、白物家電に通信機能を持たせた商品が、2014年には一般的になるとの見通しも示されご家庭で使うエネルギーも見える化されそうです。あわせて地域ごとに太陽光による発電、余剰電力の蓄電といったシステム作りも急がれています。

4.国際電力ネットワーク
 これまで、地域独占だった電力事業を、韓国・ロシアといった隣接する国とも回線を接続して、価格的なメリットがあればそちらから購入することも積極的に行う、ということです。これは、食糧自給と同じで注意しなければならないことがあります。電力設備容量は日本に余っているということが絶対条件です。
「余っているけど、そちらのエネルギーを買った方が特だから購入します。」
という前提条件が重要です。


 現在、家庭での電気料金が細分化されている場合、デイ・ナイト・リビングといった3分割までのケースかと思います。これが2015年には、30分とか15分といった細かい時間で価格に反映されるということです。
 住宅に取り入れるエネルギーをどう設計し、マネジメントするか、これからの家づくり、そしてコミュニティーづくりにはとても重要になってきます。

みんなのまちづくり会議in久留米にて

みんなのまちづくり久留米 11月12日、久留米市の久留米市民会館で開催されました「みんなのまちづくり会議in久留米」に出掛けてきました。このイベントは、広島の若本さんより、村上敦さんの講演があるという紹介で出席することにしました。
 村上さんのお話は、別の機会にするとして、会場では「子育てまちづくり」というテーマで、白熱した議論がなされていました。小学校と防災をどうするかとか、昔の小学校は
「教室と廊下が区別されていた」
が今は
「オープン化され、隣クラスの授業も聞こえてくる」
といった話題が出ていました。教室の環境も現代の住環境と似ている必要があるということで、住宅なら「個室で勉強する」という時代から「リビングで勉強する」という時代に変わったことや、トイレ環境の変化も住まいと学校の共通点ですね。

 そのなかで、私が感銘を受けた発言が角銅久美子(福岡県建築士会福岡支部防災委員会所属防災士)さんの、
「小学校が災害避難所になることがよいことだろうか?学校は災害時の指揮を執る場所であっても避難場所には向かないのでは?」
という趣旨の発言でした。
 これまで、東日本大震災をはじめ、各地で散発する洪水被害などの時に、地域の小学校へ避難される映像に何の疑問も感じなかった私ですが、そもそも、小学校に長期間、住民が避難するという現状には無理があると感じます。そこはあくまでも、小さな子供向けの空間です。大の大人たちが長期間生活する場所ではありません。
 体育館が避難場となることで、本来の授業が行えないわけですから。では、防災避難はどうあるべきか。

 まず考えなければいけないことは、避難場所が「水害」「地震」「原子力災害」など、それぞれ異なる課題に対して同じでよいはずがないと言うことです。
 原子力発電所の事故に対しては、福島に学ぶべき課題がたくさんあると思います。そして、個々で考えられる次元ではありません。玄海原発を抱える佐賀県では、県が主体となって、国・電力会社と共に作成するテーマだと考えます。
 地震の災害なら市・町単位で避難計画を作成し、援助物資を配給するか、がれきの片付けをどうするか、などが課題になるでしょう。
 一方「水害」や「風害」に関しては、集落単位での避難計画が重要になると感じました。ここ小城市三日月町ではどうした方法がよいか。大きな水害被害は昭和24年の水害以降、発生していません。しかし、同様の水害が発生した場合、水田から宅地に転用されて地域の広がりを考えると、比較できない被害も考えられます。そんなときにどこへ避難するか。その避難場所にどのくらいの食料やトイレの処理能力があるのか。地域単位での議論が必要だと感じました。
 防災ステーションとしての「(地場)工務店」「お寺」「神社」の存在価値も考えてみる必要があると感じます。

 転じて、土地選びをするときに、きちんとした防災計画がなされている地域は、それだけでも魅力的な土地になるのではないか、ということを感じたフォーラムでした。

すべり台のある家に行ってきました

完成見学会 大野城 昨日、福岡県大野城市で行われました、住宅CMサービス福岡の完成見学会に出掛けてきました。
 スイス漆喰を用いた住宅で、住宅の内装・外装共に統一感を特に感じられるお住まいでした。2階の壁紙も、全体のイメージは塗り壁を意識した素材を選ばれ、アクセントウォールには、それぞれ個性のある色遣いをされていました。
 アンティークな足踏みミシンがリビングに置かれるなど、インテリアも充実していきそうで今後の生活が楽しみなお住まいでした。
 そして、このお宅の特徴は階段にすべり台が併設されていることです。見学会に来場されているお子さんも、最初はおそるおそる体験されていました。
 とても楽しそうです。

水素エネルギー先端技術展2011

水素展2011 北九州市で開催中の水素エネルギー先端技術展2011に出掛けてきました。福島原発の事故が問題になって以降、急がれている代替電気エネルギーの一つ、水素を住宅に取り入れることに関し、現在の技術レベルがどの程度のものになっているか体感してみたいと思ったからです。

 そして、平行開催されている九州・国際テクノフェア2011では、基調講演を日産自動車(株) 企画・先行技術開発本部テクノロジーマーケティング室長の鈴木伸典氏が行われると言うことで、電気自動車と住宅の融合が、現在どのレベルまで実現し、どう行った方向に進めようとしているのか聞いてみたいと考えておりました。

 基調講演では、電気自動車の歴史に始まりリーフ開発の流れ、自動車の構成まで紹介していただき、普段、乗ることでは体感できない設計のこだわりを知ることが出来ました。
 そして、スマートハウス、太陽光発電との融合制の点では、講演終了後に個人的にもお話を伺うことが出来、充電の方法など私の意見(提案)に対しても、しっかりと耳を傾けていただき、私自身も今後の発展が楽しみになってきました。

 午後からは、水素エネルギーに関する専門技術セミナーを3時間にわたり拝聴することが出来ました。
 JX日鉱日石エネルギー(株)の基調講演「水素エネルギー社会の実現に向けて」に続き、資源エネルギー庁、西部ガス(株)、パナソニック(株)のそれぞれ担当の方からお話しを頂き、水素エネルギーの社会インフラとしての進捗度を知ることが出来ました。特に、商品のPRに力を入れると思って、正直あまり期待していなかったパナソニックの説明は、燃料電池のシステムを詳しく紹介するもので、とても参考になりました。

 水素エネルギー(住宅の場合エネファーム)の導入は、コストの面でまだまだ高いハードルがあります。これは、年間出荷台数が約1000台と数が少ないために、部品の量産化が出来ないためである、という話題が出ていました。
 一方で、発電効率はSOFC方式(従来はPEFC方式)で45%に達し、今後量産化による導入のメリットも期待されます。
 この新しいSOFCタイプは、10月にJX日鉱日石エネルギー(株)より発売され、また福岡県糸島市美咲が丘にある福岡水素タウン前原事務所にも導入され、体感できるとのことです。
 こちらの商品はプロパンガスで運転できるタイプですので、佐賀県の私たちでも導入することは、可能だと思われます。
 先日、定期借地権付き住宅でご紹介した(株)大建さんの現地からも近いところですので、見に行ってみたいと考えています。

小城市プレミアム商品券で購入する

 先週土曜日より発売されています、小城市プレミアム商品券・全県共通券ですが、サンコー商事では、購入出来る物と出来ない物がありますのでご注意下さい。
 これは、業者向けに取引を行っているサンコー商事(飯盛忠勇)と仕入れおよび在庫を管理しているサンコー商事(飯盛良隆)が別の事業組織であるからです。今回、商品券の利用が出来るのは、商工会議所の会員でもあるサンコー商事(飯盛良隆)のお店のみです。
 つまり、事業者の方がプレミアム商品券を使って購入することは、原則として出来ません。在庫商品をプレミアム商品券との引き替えでお持ち買える場合のみ、使用が可能です。

なお、営業時間も通常と異なります。
8時30分〜10時30分の営業時間です。
日曜、月曜日はお休みです。

お問い合わせにはこちらのフォームをご利用下さい。




今回対象となる商品と価格
ベニヤ 4mm t1(耐水)  750円(枚)
ベニヤ 5.5mm t1(耐水) 1,000円(枚)
構造用合板 12mm     1,100円(枚)
ベベルボード9.5mm   335円(枚)
ベベルボード12.5mm   450円(枚)
Woodoneフロアー FK4211-KP-Y 6.000円(坪)
大倉プリント合板 TPA1100 1,000円(枚)
大倉プリント合板 TPA2000 1,000円(枚)
旭ファイバー マットエース100 6,000円(約5坪)
旭ファイバー マットエース75  6,000円(約7坪)
南海天井板 陽光・新ふじ  18,000円(3坪)
中本造林 焼杉内装  3,000円(坪)
中本造林 白柾ユニ  3,000円(0.2坪)
中本造林 杉プレーナー仕上げ 3,000円(坪)

なお、在庫に限りがある場合があります。


プレミアム商品券おすすめ商品


逆浸透膜浄水器 Aquaクオリア  300,000円(注1)
水フィルター掃除機 パスチャー 400,000円(注2)
ビアンコJ 修復洗浄剤 3本セット 5,000円(注3)

(注1) 施工は西佐賀水道局の水道水が使える蛇口から、1mの場所に設置することを前提とします。水道事業者、設置場所により施工費が増加する場合があります。
 事前に施工打ち合わせをさせて頂きます。

(注2) フルセット商品です。本体のみなど、割安な商品もございます。納品まで1週間ほどかかることがあります。
 
(注3) タイルクリーナー、ステンクリーナー、拭き取り用洗浄剤のせっとです。お取り寄せになる場合があります。

お問い合わせにはこちらのフォームをご利用下さい。

住宅・建築物の省エネ対策推進

 国土交通省は、経済産業省など関係各省と建築物の省エネ化に向けた会議へ、中間まとめ案を提出したとのこと。
 日経新聞11月1日によると、建築業者がすべての建築物を新築する際に、断熱材の仕様など省エネ基準を満たすことを2020年までに義務づけることを明記したとのこと。

 平成24年度、予算概算要求では住宅・建築物などの省エネ対策の推進、既存住宅ストックの有効活用の義務化に、270億円が要求されています。

 内容は、難しい言葉で説明されていますが、住宅で使うエネルギー(「暖房」「冷房」「給湯」「調理」「照明」など電気に限らない)の消費量を大幅に削減して、そのエネルギー量を「太陽光発電」などの再生エネルギーでまかなう住宅を普及させると言うことです。

式で表すと
(削減前のエネルギー使用量)>(削減後のエネルギー使用量)

(太陽光発電など再生可能エネルギーの活用量)
 >=(削減後のエネルギー使用量)

ということであります(前式は当然のことですが)。

 これは、従来の家づくりの考えを一新させる提案でもあります。日本における住まいの形はどうあるべきか?という議論をしっかりと、幅広く(学者集団ではなく日本の住まいを支えてきた大工・左官といった職人を交えて)そして速やかに行う必要があると感じます。


(平成24年度概算要求概要より)

・住宅の断熱性能等の向上に資する先導的な省エネ技術の導入や再生可能エネル
ギーの活用を始めとする創エネ・蓄エネにより年間の1次エネルギー消費量が
正味ゼロになる住宅(ゼロ・エネルギー住宅)等に対して重点的に支援する。

・安価で質の高いリフォーム工法等の開発や、消費者ニーズを踏まえた保険商品
の開発・普及、消費者相談・情報提供体制の強化等により、中古住宅流通・リ
フォーム市場の整備を通じて、既存住宅ストックの有効活用を図る。

・官庁施設の新築において、再生可能エネルギー・新技術の積極的導入と省エネ
ルギー・節電技術の徹底活用を組み合わせ、ゼロエネルギー化を目指した整備
をモデル的に実施する。

住宅ローンの金利低下、みずほ銀行が先行

 11月の住宅ローン金利が、公表されています。三菱東京UFJ三井住友りそなの3行が前月水準を維持する一方、みずほ銀行は3年、5年、10年固定のローンすべてで、10月比 -0.05%となっています。10年固定の場合の金利差が0.2%に広がりました。
 もちろん、これは店頭表示金利ですから実際の金利は、さらにお安くなるケースも考えられますが(個人差もあります)。

 一方、長期固定の金利が魅力的だった住宅金融支援機構の
フラット35。35年固定金利は、2.20%ということで前月とほぼ同じ水準です。1.0%の金利優遇がなくなった(今は0.3%優遇のみ)とはいえ、やはり魅力的に感じます。

 円高が社会問題となり、日銀の為替介入が行われるなど、不安定な要因がたくさんあります。住宅を新築しようとなさる方には、社会の動向に注目しておく必要があると感じます。

建材店が助言する建材の選び方」セミナー開催

知っていたらごめんなさい「第12回住まいづくりの基礎講座を11月20日(日)14時30分より開催します。

日時  11月20日(日) 14:30〜15:40
会場  (株)スメトコプロモーション 応接室ほか

テーマ 「建材店主が助言する住宅建材の選び方」

定員   4組

費用   1,000円
(若本修治氏著「家づくりで泣く人・笑う人」 定価1,500円をお渡しします。なお、当日この本をご持参いただきます方は無料でご参加いただけます)


今回は、会場を変更しています。
併設する建材店「サンコー商事」に在庫する、商品などを題材にして、家づくりに使う仕上げ材の種類とそれによりどのように費用が変化するのか。また、間取りプランにどのような影響を与えるのかを体感していただくことを目的にしています。

お申し込みはこちらから。

申込フォームの「コメント」欄に下記を貼り付けてお申込下さい。

----------------- コ ピ ー -------------------------
知っていたらごめんなさい「住まいづくりの基礎講座」参加希望
【参加人数】    名
--------------------------------------------------------


また、第13回セミナーは12月25日(日)、佐賀市のマリトピアにて開催予定です。第12回セミナー修了後にご案内させていただきます。
飯盛良隆
佐賀県小城市三日月町出身。
佐世保工業高等専門学校卒業後、ブリヂストン鳥栖工場設備課勤務。橋本龍太郎通産大臣の時代に第3種電気主任技術者の免状を取得。

建材店:サンコー商事にて14年間建材の販売に携わり新築・リフォームの現場に数多く潜入。戸建て住宅でもインテリアの重要性を感じ平成20年町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー福岡校に入学しインテリアの基礎を学ぶ。

平成22年、スメトコプロモーションを設立し住宅CMサービス佐賀の運営を始める。
平成25年2月、ダブルスネットワーク(株)社との契約を解消、住宅CMサービス佐賀の運営を終了する。

平成24年3月、帝王学(氣の學問、道の教え)を学び始める。同年6月
唐津から釜山へ新幹線で!

実現するためには長崎県と佐賀県をひとつに。そしてアジアや世界中の人たちが、自然と人の美しさを求めて足を運ぶ地域にする。

そんな夢を描き知事を目指して政治活動をはじめることに。 活動に専念するために平成26年6月末にて住宅に関する事業は終了。平成26年8月末にて(株)スメトコプロモーションを退社。
平成27年1月11日実施の佐賀県知事選挙に立候補。惨敗。
平成27年12月21日
東京エムケイ(株) 入社。
Tokyo2020オリンピック、パラリンピックの関係者輸送も経験


現在
眞理學指導員 (日産鮎川義塾)
稲作農業
佐賀タクシー勤務
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