12月27日の佐賀新聞に「ご神木、不審な枯死」という記事で、巨木を薬剤注入により枯らして商品化しようという悪徳業者の問題を取り上げられている。今回の記事では、被害が愛知県以西の5県にある過疎地域に集中しており、高知県で5本、徳島県で3本、愛媛県で2本、ほかに愛知と和歌山で被害が出ているそうだ。
樹齢300年以上のスギやヒノキの巨木に、深さ4cmほどの穴を開け養分を吸い上げる導管を通して木を枯らす薬剤が全体に行き渡るようにしているそうだ。
先日、銘木店へお施主様と床柱を見に出掛けたときに、この話は耳にしていたが、こうした現実を新聞が取り上げてくれることで、早く対策が打てることに期待をしたい。
現在、巨木を切るためには厳しい規制がある。それを無視するような行為は、戦後の林業がバブルに浮かれ、伝統的な山の姿を見失ってバブル崩壊を招いた現実に目を背ける行為ではないだろうか?
並のスギ材、ヒノキ材の価値が急落する中、高級丸太への注目が集まるのは必然だろう。しかし、無計画な伐採は地域や国を滅ぼすことになりかねない。
学校の歴史で「四大文明」というものを学んだ。エジプト、メソポタミア、インダス、黄河文明である。しかし、これらの文明が何故滅んだのかは教えない。しかし、私たち建築や住まいに関わるもの、そして林業に関わるものは知っておく必要があるだろう。世界の文明は「木を切ること」で滅びていることを。
日本が文明国家であり続けるためには、今回の記事に紹介されるような行為を、繰り返えさせてはならない。また、直接手をかけずとも環境を悪化させることなどで、家や神社のご神木が倒れることになってはならない。
自然は「自らの先生である」という謙虚な姿勢が、家づくりには求められているのではないだろうか。
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