2014年06月
昨日18日は福岡市の西鉄グランドホテルで「インテリアフェスティバル in 九州2014」が開催されました。
基調講演は西日本工業大学デザイン学部の滝口隆三先生。
TOTOで長く人に優しい設備を研究されていたと言うことで、とても興味深いお話でした。
ユニバーサルデザインとは
・ 多様なユーザーへの配慮
・ 人に優しい配慮(創造的発想)
・ 誰もが使える普通のもの
ということで、基本には
ひとを観る・生活を観る ⇒ 気づく ⇒ 創造的発想
ユニバーサルデザインの「7原則」
1.誰でも公平に使用できること
例)シャンプーの容器は横に突起が並んでおり、リンスは突起がない。
2.柔軟(フレキシブル)に使用できること
例)左右兼用ハサミ
3.使い方が容易に分かること
例)トイレの表示
4.使用者に必要な情報が容易に分かること
例)分かりやすいドライバー
5.間違えても重大な結果にならないこと
例)IHクッキングヒーター
6.少ない労力で効率的に、楽に使えること
例)ほのぼの湯飲み
7.アクセスしやすいスペースと大きさを確保すること
例)中部国際空港セントレアのトイレ
ユニバーサルデザイン5ヶ条
1.ひとを観る、生活を観る
2.事後検証を必ず行う
3.常に創造的発想で
4.設計者やデザイナーはバリアフリーを熟知していなければならない
5.ひとにやさしいこころを持とう
意外なユニバーサルデザイン例
お風呂などの蛇口
右に水、左がお湯 (世界共通)
新しいユニバーサルデザイン
公共施設のトイレ
「紙巻き器」の真上に「洗浄ボタン」。そこから便座側(体に近い方向)に水平移動した場所に「呼出ボタン」を配置することが決められた。
バリアフリーで設計したものが多くの人に便利と思われて広がったユニバーサルデザイン。
ひと言でユニバーサルデザインといっても、その誕生の歴史は様々だと言うことが分かりました。
講演の後は懇親会。最後まで楽しみたかったのですが、この日は護国神社で竹田研究会が予定されています。
西鉄グランドホテルから護国神社まで徒歩で移動してみました。
福岡高等裁判所のそばなど、普段とは違う福岡の町を見ることが出来ました。
福岡城は大河ドラマでこれから注目されるのでしょうか。
吉野ヶ里歴史公園の北側に隣接する吉野ヶ里メガソーラー発電所てるてるの森。この施設の移転を求める訴訟の公判が昨日、佐賀地方裁判所で開催されると言うことで足を運んでみました。
古川康佐賀県知事を被告とするこの裁判では、施設誘致運営に対する「財政面」「環境面」「収支運営面」から問題を指摘し施設の移転を目指して争われているようです。
今回が5回目の法廷と言うことで、それ以前の流れが分からないために財政面や収支面からの問題に、私見を加えることは出来ませんが、環境面から見た課題は私自身がメガソーラーに反対する立場であることからも、その問題について共有することが出来ます。
急速に普及するメガソーラーが文化遺産などの価値を損なうことを問題にして、国内の各自治体では施設の規模に対する規制をはじめているようです。
その規制の中でもっとも緩いものが山梨県の10,000平方メートル、もっとも厳しいものが長野県佐久市の500平方メートルであり、吉野ヶ里メガソーラーの規模は160,000平方メートルと規制のある地域とはかけ離れた規模で実現していることが分かります。この規模と吉野ヶ里遺跡の景観に変化を与えたことが、これまで吉野ヶ里町や神埼市が守り続けた景観維持を根底から見直すきっかけを与えてしまったことが問題とされていました。
吉野ヶ里遺跡に接する土地にこの施設を造ったことに関する批判は、これまで20年間にわたり努力を重ねられた住民の方と異なり理解できるものではありませんが、メガソーラーの設置に関しては、きわめて短期間の間に国策として推進する事業に変わり、将来の見通しを検討することもなく勧められている現状を危惧してなりません。
この日の佐賀新聞には、お隣長崎県佐世保市の離島(きわめて五島列島に近い)、宇久島に43万kwのメガソーラー施設建設が発表されています。人口2000人のこの島で、海底ケーブル60kmをひいて本土に電力を送る計画では、島の再生へのきっかけにしたいと考えられていますが、島の4分の1の面積630haをどのように維持していこうと考えられているのか心配になります。
太陽光発電の最大の魅力は、発電された電気を身近な場所で利用できることです。電力を利用する人たちが自らの手で維持管理を行い、自ら利用するビジョンを描くことが出来れば、エネルギーの多面性を考えて共感できるものです。もちろん、私自身も設備を設置してその恩恵にあやかっております。
しかし、発電した電力を売ることを前提に、しかも需要地までの距離が離れていると言うことであれば、その魅力は失われてしまいます。現在推進されているメガソーラーの多くは、自ら負担する施設の収支のみを考慮し、その送配電に必要となる社会が負担するコストを考えないことで、事業判断がなされています。
環境に優しいビジネスとして判断するならば、設置者が受け取る収益バランスのみでなく、多くの人々が負担することになるインフラの整備費用、将来の施設廃棄費用などに配慮することが当然のこととして必要になると考えています。
次回の公判は8月29日(金)10時30分からです。諫早湾干拓事業など社会を二分するテーマと異なり、あまり注目されていませんが、引き続き関心を寄せたいと考えています。
古川康佐賀県知事を被告とするこの裁判では、施設誘致運営に対する「財政面」「環境面」「収支運営面」から問題を指摘し施設の移転を目指して争われているようです。
今回が5回目の法廷と言うことで、それ以前の流れが分からないために財政面や収支面からの問題に、私見を加えることは出来ませんが、環境面から見た課題は私自身がメガソーラーに反対する立場であることからも、その問題について共有することが出来ます。
急速に普及するメガソーラーが文化遺産などの価値を損なうことを問題にして、国内の各自治体では施設の規模に対する規制をはじめているようです。
その規制の中でもっとも緩いものが山梨県の10,000平方メートル、もっとも厳しいものが長野県佐久市の500平方メートルであり、吉野ヶ里メガソーラーの規模は160,000平方メートルと規制のある地域とはかけ離れた規模で実現していることが分かります。この規模と吉野ヶ里遺跡の景観に変化を与えたことが、これまで吉野ヶ里町や神埼市が守り続けた景観維持を根底から見直すきっかけを与えてしまったことが問題とされていました。
吉野ヶ里遺跡に接する土地にこの施設を造ったことに関する批判は、これまで20年間にわたり努力を重ねられた住民の方と異なり理解できるものではありませんが、メガソーラーの設置に関しては、きわめて短期間の間に国策として推進する事業に変わり、将来の見通しを検討することもなく勧められている現状を危惧してなりません。
この日の佐賀新聞には、お隣長崎県佐世保市の離島(きわめて五島列島に近い)、宇久島に43万kwのメガソーラー施設建設が発表されています。人口2000人のこの島で、海底ケーブル60kmをひいて本土に電力を送る計画では、島の再生へのきっかけにしたいと考えられていますが、島の4分の1の面積630haをどのように維持していこうと考えられているのか心配になります。
太陽光発電の最大の魅力は、発電された電気を身近な場所で利用できることです。電力を利用する人たちが自らの手で維持管理を行い、自ら利用するビジョンを描くことが出来れば、エネルギーの多面性を考えて共感できるものです。もちろん、私自身も設備を設置してその恩恵にあやかっております。
しかし、発電した電力を売ることを前提に、しかも需要地までの距離が離れていると言うことであれば、その魅力は失われてしまいます。現在推進されているメガソーラーの多くは、自ら負担する施設の収支のみを考慮し、その送配電に必要となる社会が負担するコストを考えないことで、事業判断がなされています。
環境に優しいビジネスとして判断するならば、設置者が受け取る収益バランスのみでなく、多くの人々が負担することになるインフラの整備費用、将来の施設廃棄費用などに配慮することが当然のこととして必要になると考えています。
次回の公判は8月29日(金)10時30分からです。諫早湾干拓事業など社会を二分するテーマと異なり、あまり注目されていませんが、引き続き関心を寄せたいと考えています。
6月11日にオープンしたばかりの虎ノ門ヒルズへ足を伸ばしてきました。
東京メトロ(地下鉄)で虎ノ門駅を下車したものの、看板表示が目立つようにはなされていません。
ビルの合間を縫うように歩くこのルートは、観光で訪れる私たちには不向きだと感じました。
地方から訪れる私たちには、新橋駅からのルートが良さそうです。
(天候により不向きな日もあると思いますが)
オフィスビルらしい一面をみせるエントランスに面したカフェ。
オープンスペースも風が心地いいです。
ファミマのグレードの高さには驚きました。
こんなにゆとりを持たせて本が並べられています。
ファミマの家具に見られる木は、本物の木が利用されていますが、建物全体に木質を表現している壁材は樹脂製のパネルが使用されているようでした。
見る人々が気の良さを感じていただけることはプラスになるものの、日本の林業には貢献しない矛盾があります。
高層ビルですから容積率を守るための緑地も充実しています。この日は雨でしたので人影もまばらですが、天気のいい週末は賑わいを見せることでしょう。
今回の上京ではセルビア大使館へも足を運んでみました。
品川駅からの道のりは地図では想定しなかった坂道で汗をかきました。
厚生年金と国民年金の積立金を運用する法人に年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)があります。
安倍首相と田村厚労相は6月3日の閣議後に株式市場での運用を増やす見直しを前倒しすることを検討に入ったことがメディアから伝えられています。
民主党などの野党は「国民の老後資金をリスクにさらす」と批判をしているようですが、そもそも積極運用に舵を切るのなら、公務員や政治家の皆さんが加入して蓄えている共済年金の株式運用をなぜ行わないのでしょうか?
GPIFの運用方針に助言をしている政府の政府の有識者会議に属する先生達も、加入している年金は共済年金なのではないのでしょうか。
株式で運用することにメリットがあるなら、自らが加入する共済年金の積立金を増やすことに力を入れてくれた方が、国民の税負担は軽減できます。政治家や公務員さんの将来の年金原資が有効に活用され、日本の民間企業が活性化することこそ、景気回復への原動力になると私は考えます。
安倍首相と田村厚労相は6月3日の閣議後に株式市場での運用を増やす見直しを前倒しすることを検討に入ったことがメディアから伝えられています。
民主党などの野党は「国民の老後資金をリスクにさらす」と批判をしているようですが、そもそも積極運用に舵を切るのなら、公務員や政治家の皆さんが加入して蓄えている共済年金の株式運用をなぜ行わないのでしょうか?
GPIFの運用方針に助言をしている政府の政府の有識者会議に属する先生達も、加入している年金は共済年金なのではないのでしょうか。
株式で運用することにメリットがあるなら、自らが加入する共済年金の積立金を増やすことに力を入れてくれた方が、国民の税負担は軽減できます。政治家や公務員さんの将来の年金原資が有効に活用され、日本の民間企業が活性化することこそ、景気回復への原動力になると私は考えます。
飯盛良隆
佐賀県小城市三日月町出身。
佐世保工業高等専門学校卒業後、ブリヂストン鳥栖工場設備課勤務。橋本龍太郎通産大臣の時代に第3種電気主任技術者の免状を取得。
建材店:サンコー商事にて14年間建材の販売に携わり新築・リフォームの現場に数多く潜入。戸建て住宅でもインテリアの重要性を感じ平成20年町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー福岡校に入学しインテリアの基礎を学ぶ。
平成22年、スメトコプロモーションを設立し住宅CMサービス佐賀の運営を始める。
平成25年2月、ダブルスネットワーク(株)社との契約を解消、住宅CMサービス佐賀の運営を終了する。
平成24年3月、帝王学(氣の學問、道の教え)を学び始める。同年6月
唐津から釜山へ新幹線で!
実現するためには長崎県と佐賀県をひとつに。そしてアジアや世界中の人たちが、自然と人の美しさを求めて足を運ぶ地域にする。
そんな夢を描き知事を目指して政治活動をはじめることに。 活動に専念するために平成26年6月末にて住宅に関する事業は終了。平成26年8月末にて(株)スメトコプロモーションを退社。
平成27年1月11日実施の佐賀県知事選挙に立候補。惨敗。
平成27年12月21日
東京エムケイ(株) 入社。
Tokyo2020オリンピック、パラリンピックの関係者輸送も経験
現在
眞理學指導員 (日産鮎川義塾)
稲作農業
佐賀タクシー勤務
佐世保工業高等専門学校卒業後、ブリヂストン鳥栖工場設備課勤務。橋本龍太郎通産大臣の時代に第3種電気主任技術者の免状を取得。
建材店:サンコー商事にて14年間建材の販売に携わり新築・リフォームの現場に数多く潜入。戸建て住宅でもインテリアの重要性を感じ平成20年町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー福岡校に入学しインテリアの基礎を学ぶ。
平成22年、スメトコプロモーションを設立し住宅CMサービス佐賀の運営を始める。
平成25年2月、ダブルスネットワーク(株)社との契約を解消、住宅CMサービス佐賀の運営を終了する。
平成24年3月、帝王学(氣の學問、道の教え)を学び始める。同年6月
唐津から釜山へ新幹線で!
実現するためには長崎県と佐賀県をひとつに。そしてアジアや世界中の人たちが、自然と人の美しさを求めて足を運ぶ地域にする。
そんな夢を描き知事を目指して政治活動をはじめることに。 活動に専念するために平成26年6月末にて住宅に関する事業は終了。平成26年8月末にて(株)スメトコプロモーションを退社。
平成27年1月11日実施の佐賀県知事選挙に立候補。惨敗。
平成27年12月21日
東京エムケイ(株) 入社。
Tokyo2020オリンピック、パラリンピックの関係者輸送も経験
現在
眞理學指導員 (日産鮎川義塾)
稲作農業
佐賀タクシー勤務
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