飯盛良隆のi佐賀iよ〜したか

住まいづくりのコンシェルジュから転身 佐賀県知事に挑戦した飯盛良隆のブログです。

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震和会とは。(為雷)人生の試練や困難を切り拓き、奮いたつ勇気をもって、
(日本)の国を再興する、という意味です。

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2015年01月

止めて欲しい農地転用権限の移譲

 1月26日、政府が農地を工場や商業施設など別の用途に変える農地転用について、許可権限を地方に移譲する改革案をまとめたようです。これによると

(1) 4ヘクタール超の農地転用は、農林水産省と協議の上、都道府県知事が許可
(2) 2ヘクタール超4ヘクタール以下は、都道府県知事が許可
(3) 農水省の指定を受けた市町村は、都道府県と同じ権限を持てる
(4) 不適切な許可をした場合、農水省は市町村の指定を取り消せる

とされています。特に(3)を認めてしまうと、行政が競って農地を転用するのではないか懸念があります。現在でも、農家に土地に対する敬意が失われています。多くの人々がお金の損得でしか物事の判断が出来なくなっています。行政は予算を単年度のお金で考えますから、より税収が増える方法、地域を循環するお金が増える方法で物事を決定します。そこには、日本の歴史や日本の未来を評価の対象にすることが出来ません。

 選挙で選ばれる首長は利権の下に成り立ちますから、大切な精神は置き去りになります。同じ首長でも10年を超えてその立場にいる方なら、時代の変化や将来を考えての政策が出来るかもしれません。しかし、一部の利益者に押されて当選する首長は今後増えていくでしょう。そんなときに、地域の文化をにない日本の食料を守る農地が無秩序に失われるのです。
 農地に対する規制を小さな行政単位で行えば、それだけ地域を見る目も狭くなってしまいます。私は賛成しませんが「農業の大規模化が必要」と叫びながら、その実現が難しくなる農地の細分化を実現することにもつながります。

 自由化が全て良いことという幻想は捨てるべきです。

 電力と水(水道)、そして農地(土地利用)にこれを当てはめては、日本が失われてしまいます。

効率化は人減らしではなく中身に

 佐賀県知事選挙が終わって間もなく、一通の郵便が届きました。農業関係の封書です。中には、平成26年度補正予算「稲作農業の体質強化緊急対策」等説明会とされた案内が入っていました。

002 2枚の資料を見ると締切は1月30日、補正予算が成立すれば実行される、作業を効率化するための支援事業とされていますが、すでに直播きの機械を導入し田植え作業を省いた私には、魅力がないように感じます。それでも、聞いてないからとは言えませんので、1月22日の14時からの説明会に参加しました。
 平日の午後ですが、100人近くの方が集まられています。説明には農水省の出先機関から県職員をはじめJA職員まで10名もの方がいらっしゃいます。そこで配られる資料の数はコピー紙40枚を超えています。 

001 ところが説明を聞いても、ほぼ全ての農家が使えない仕組みだと分かりました。というよりも、国から提示された項目をただ羅列するのではなく、
「何番と何番の組み合わせだと、こういう作業の効率化が出来るので、取り組んでみませんか?」
という、提案型の説明会でないと利用する側は、興味を持つことが出来ません。
 鳥インフルエンザが発生して、そんな情報の集約が出来ないうちに、説明会の実施が必要になったことが理由にあるのかもしれません。
 しかし、ほとんどの人が利用できない制度を説明するために、会合の案内を郵送し、会合に足を運び、申請できないのに申請に必要な書類約30ページ分を全員に準備するやり方、これには問題があります。

 もっと、時間を大切にする工夫が必要です。
 もっと、資源(紙)を大切にする工夫が必要です。

 当日配られる資料と郵送された案内で、1人あたり400円程度。
 当日集まった方の人件費を最低賃金で2時間 約1300円。
 集まった方を300人と推定すると 約50万円が水に流れるでしょう。
 
 会を運営する県やJAからも約10名のスタッフがひな壇に座っています。1回1人5000円の人件費とみても、10万円です。中身のない補助金の説明に小城市だけでこれだけの費用を使ってしまいます。
 
 一つひとつの積み重ねが、人件費に手を付けずに効率化を行う方法だと感じます。いただいた資料は、ただゴミとして捨てるしかありません。農業は本来、地球環境を保全する一面も持っています。そこに、補助金を出す意味もあるのです。しかし、地球環境を棄損する資料づくりに励む農業政策なら、速やかに中止する判断がリーダーには必要ではないかと感じます。

 まだ未定の補正予算の申請。県の職員が判断して、取り組まない判断をすることが出来れば、どれだけの効率化が図れたことでしょうか?

感動のマイク納め

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 今日は佐賀県知事選挙の投票日です。皆さん、投票に行ってから遊びに行きましょう。

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 ということで、昨日は選挙運動の最終日でした。最終日、街宣を終了した後に個人演説会を開催しました。80人くらいの方々に足を運んで頂きました。この20日間で成長した姿を、見せることが出来たようです。
 最終日にマイク納めというイベントをやるそうですが、そんなことも知りませんでした。演説会の準備のためチーフを会場そばで下ろし、最後のマイクは今回街宣車乗務4回目の明日香さん。17日間の期間中の12日間乗務して下さり、感情の入ったスピーチをしてくれます。涙を流しながらの訴えは、候補者の私も感動する内容でした。
 今回の選挙戦。手探りからのスタートでしたが、スタッフに恵まれ充実した17日間を過ごすことが出来ました。本当に感謝することばかりです。選挙結果は11時くらいの予想だとか。あとは神仏のみがしることとして。
 今日はゆっくりと過ごします。

長崎新幹線フル規格か?

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 昨夜から太良に泊まっています。

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 多良駅前を通過して住宅のない地域で20時を迎えました。そんな私たちを、とても美しいお月様が見守ってくれていました。

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 さて、今回の選挙戦で争点になっていないはずの長崎新幹線が、選挙結果により全線フル規格化で整備されようとしています。
 県民の2/3が反対する中で着工された新幹線。しかも、時間短縮効果に疑問がある公共事業であるにもかかわらず、開業前に衣替えしようとすることに、疑問を投げかけないのは、おかしいと感じます。

 先日の佐賀新聞に掲載されていた候補者調査では、自民党の候補者2名ではなく、島谷候補までフル規格化に賛成の姿勢をとられています。これでは、無駄な公共事業に歯止めをかけることは出来ないのではないでしょうか?
 事業の結果をきちんと検証することが、公共事業のあり方には必要なことだと考えています。検証を行わないと、公共事業の全てが悪いという錯覚を起こしてしまいます。今回の全線フル規格化は、勢いで現在の在来線のルートでフル規格化すれば良いというものではないと考えています。

今回の新幹線問題、私は
・ 誘致されている佐賀国体を長崎県と共催にし、開業イベントとしてPRする
・ ルートを多久市経由にして、多久市の陸上競技場を県営競技場に整備し、アクセスの良い国体メイン競技場とする
・ 県営競技場には原子力防災の施設としても活用できるものとして整備する。避難経路として新幹線を活用して長距離非難を可能にする。
ことなどを、イメージしています。
選挙期間中につき、簡単な紹介になりますが、一つのアイディアとして皆さんに紹介させて頂きます。

選挙終盤に入りました

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 昨日は唐津市の虹ノ松原ホテルで朝を迎えました。本当は、ゆっくり食べたい豪華な朝食。急いで食べて出発しました。
 唐津駅前に8時に着く予定が松浦橋の上で、この時刻を迎えました。8時10分頃に、唐津駅〜市役所で原発再稼働の問題に触れた後、市内を広範囲に移動しながら遊説を行いました。
 途中にポスターを貼っていない場所が多数見つかりましたので本日、応援の方で再度見直しを行います。

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 上場台地の農地は県外の方には、素敵な景色に見えるようです。私たちの基準では計ることの出来ない魅力、それをみんなで共有し守ることがこれからの時代には、重要になります。

 さて、これまで実施してきませんでした個人演説会を、選挙運動最終日
1月10日 20時から
ドゥイング三日月で、
開催します。

翌日が成人式ということで、広いお部屋ではありませんが
ご都合の付く方、是非足を運んできて下さい。

お正月気分はどこへ

 昨日、元日は午前中に郵便局で選挙郵便、県庁に届出書類の提出にいきました。
001
午後は、地元小城を避けて佐賀市から鳥栖市まで街宣車で走りました。お正月をゆっくりおくつろぎの方には、大変ご迷惑をかけて申し訳ありません。
 ただ、今年お正月に活動したことで、社会の変化を改めて感じました。ガソリンスタンドで営業しているお店が多いのです。昔は大晦日に行列をなしたものです。ガソリンスタンドが開いていることは歓迎なのですが、日本人にお正月を迎える意識が、だんだん失われているのではないかと思うと寂しい気持ちにもなります。

 お正月返上なのが、取材する記者の皆さん。寒い中ご苦労様です。
なかなか、絵になるシーンを提供できない飯盛ですが、佐賀新聞をはじめ、数社の方はよくよく、山奥までお付き合い下さいます。一方で、夕方になると電話をかけてきて「今日の行動は?」と問い合わせされる方も。
同じメディアでも、記事の重みが違ってくることが、選挙を通じて分かるようになってきました。

 今日は、鹿島方面からスタートです。以前は初詣に足を運んだ祐徳稲荷周辺。こちらもどんな変化があるのか、楽しみながら遊説してきます。
飯盛良隆
佐賀県小城市三日月町出身。
佐世保工業高等専門学校卒業後、ブリヂストン鳥栖工場設備課勤務。橋本龍太郎通産大臣の時代に第3種電気主任技術者の免状を取得。

建材店:サンコー商事にて14年間建材の販売に携わり新築・リフォームの現場に数多く潜入。戸建て住宅でもインテリアの重要性を感じ平成20年町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー福岡校に入学しインテリアの基礎を学ぶ。

平成22年、スメトコプロモーションを設立し住宅CMサービス佐賀の運営を始める。
平成25年2月、ダブルスネットワーク(株)社との契約を解消、住宅CMサービス佐賀の運営を終了する。

平成24年3月、帝王学(氣の學問、道の教え)を学び始める。同年6月
唐津から釜山へ新幹線で!

実現するためには長崎県と佐賀県をひとつに。そしてアジアや世界中の人たちが、自然と人の美しさを求めて足を運ぶ地域にする。

そんな夢を描き知事を目指して政治活動をはじめることに。 活動に専念するために平成26年6月末にて住宅に関する事業は終了。平成26年8月末にて(株)スメトコプロモーションを退社。
平成27年1月11日実施の佐賀県知事選挙に立候補。惨敗。
平成27年12月21日
東京エムケイ(株) 入社。
Tokyo2020オリンピック、パラリンピックの関係者輸送も経験


現在
眞理學指導員 (日産鮎川義塾)
稲作農業
佐賀タクシー勤務
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