昨日は土用丑の日(二の丑)でした。江戸時代に平賀源内先生の考案により、土用丑の日にうなぎを食べる習慣は、すっかり日本の文化として定着しています。


そんな昨日、スーパーには
「夏の節分、恵方巻き・・・」
という売り込みの文字が!

確かに立秋の前日も節分ですし、大阪のある一部の地域行事で行われていた節分に恵方巻きを食べる習慣は、広く日本人に浸透してきています。
 

日本に伝わる風習を、ビジネスに活用する精神はさすが日本人、と尊重するところですが、一方でビジネスの妨げになる風習は省いていくことは、そろそろ改める時期に来ているのではないかと感じます。


本来、土用とは陰陽五行で木・火・土・金・水を「四季」に配当していく上で、配当する場所が無かった「土」を配当する場所としてそれぞれ季節の終わり18〜19日を出し合って設けたことにより出来た季節です。このために春夏秋冬、年に4回やってくるのです。


さて、この土用には
「土いじりをしてはならない」
という伝統があります。

しかし、現在の建築現場では
「土用に土いじりをしてはならない」
という風習を守られている会社を見かけることは非常に難しくなってきました。


土用に基礎工事を行わないとなると、大量生産で効率的な生産を行っている住宅会社にとって、自らの計画に不利益を被ると感じるためです。


しかし、皆さんは住宅の着工前に「地鎮祭」を行うことを進められるでしょう。

自らの都合上、不利益を生じる伝統は排除し、そうでないものやイベントに使えるものが残される現実。

ほとんどの人にとって、一生に一度の家づくりですから考えてみたいですね。




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