今回の選挙戦、良く道に迷いました。町中では住宅の路地に入り込んだり、道路が狭くなって行き止まりになり・Uターン、という事がしばしばです。選挙カーがセレナということで、比較的大きめなことも路地を走るには難しいところがあります。
 しかし、地元小城市は別として特に嘉瀬川から西の道路を知らないことを思い知らされました。町中と違って自動車のスピードも出ています。山間部で一つ道路を間違うと、30分単位で時間のロスになることもあります。不慣れな地域を走るのに、搭載されたナビが古いことも悪影響でした。今回の選挙、当初の予定ではセレナの新車を使わせていただける約束でした。平成27年初めに納品される予定の。乗り心地は我慢出来ても、ナビが古いのは痛かったです。10年前のナビと今のでは操作性も違うでしょう。

 さて、初日はポスター貼りをしながらの行動です。佐賀市富士町熊の川から柚の木地区を目指して県道44号に入るところを、一つ早く曲がって雄渕雌渕へ入りました。ここだけで10分くらいロスしてしまいます。

008 2日目は、祐徳稲荷の上(鮒越・矢答)へのポスター貼りを引き受けて待ち合わせの時間を含めて1時間くらい遊んでしまいました。
 しかも、優秀なウグイスさん3人とともに。

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 3日目は鳥栖市山浦町で新幹線の側道を走るのに、地図を見間違ったようで、田んぼ道を走ることに。
 また、伊万里市では夜道を大川野へ入るつもりが、早曲がりで大川町川原へ。

017 4日目、28日日曜日は迷ったわけではないけれど、伊万里市の滝野地区へ。
 選挙運動としては重要でしたが、日曜日に行くべきだったか反省します。

 29日は、最大のミスです。まず、ポスター貼りを依頼する時に浜玉町を依頼した方に、山間部だと思って平原地区を外して渡していたことを忘れて行動したことです。
 次に、七山村のポスター貼りで、白木という大きな集落があることを知らずに、樽門という場所のポスター貼りをしながら、ウグイス嬢だけで上の集落へ向かわせたことです。さらに、七山村のポスターを貼りながら、富士町の市川に出た後、道路の特徴を確認せず小城町石体へ抜けようとして、天山スキー場に迷い込んでしまいました。
 そこで、素直に古湯まで戻って佐賀へ抜ければ良かったのですが、あくまでも地図を頼りに道路があるからと県道290号にこだわったところ、急カーブの続く狭い道路で民家もないところを延々と走ることになってしまいました。ここだけで、1時間ものロスだと思います。読売新聞の記者さんが後を付けていましたから、あきれていたことでしょう。

 1月3日は行程の判断ミスです。当初、午前中に東与賀・川副を回り、午後に兵庫町・佐賀市街と予定していました。ところが、諸富町内を先導して下さる方から「初詣から15時頃帰るから」と連絡を受け、午前午後の予定を入れ替えてしまいました。
 今回の選挙戦、全体として言えたのですが、この季節は日暮れが早いです。夕方5時を回ると農村部で人に会うことが出来る確立は激減しました。一方、お正月とはいえ、お天気の良い日の午前中は、結構農作業をなさってました。道案内に頼るよりも、大切な選挙期間の土日の午後は、人手の多い市街地に行かなければなりませんでした。

 1月6日は、暮れに忘れていた浜玉町平原地区へ。その後、七山村白木を回ろうとしていたのですが、どうしても1箇所ポスター貼りに行かなければならなかったので断念。で、その場所に行ってみたら、すでにポスターは貼ってある。ここまで来て引き返すのも何だからと、唐津市厳木町の鳥巣地区を通って道の駅厳木へ抜ける山岳コースを選択。ごく数名の方と出会ったものの、夕方は本来、佐賀市大和町を回る予定でしたので、大きなロスになったと思われます。

 1月7日は神埼市城原・仁比山地区で。「あ、左手に住宅が見えるから、そっち!」と叫んでも、運転手さんにおもいが直ぐに伝わりません。そんなこんなで、うろうろしていたら、目標とはずれた方向へと進んでしまいました。

 1月9日は、選挙の追い込み期間。なのに、七山村白木へいけなかったことにこだわりすぎて、足を運ぶことに。その結果、日が暮れたにもかかわらず、佐賀を目指して国道323号を使ってしまいました。途中に住宅街はありません。冬の日暮れに農作業をする人もいません。臨機応変に、唐津市へ引き返し鏡地区や久里の方を回るべきでした。

 最終日は、蓮池公園でトイレ休憩の後、素直に引き返さずに先へ進もうとして行き止まりに。

 最後の最後まで、判断ミスが続きました。

 とにかく、冬の選挙は日暮れが早いです。日が暮れたら郡部で選挙運動にはなりません。集会の開催が出来なければ、町中のスーパーやショッピングセンターに控えるべきでした。住宅街を回っても、冬場は窓を閉め切ります。最近の家は高気密住宅です。スピーカーの声はなかなか伝わりません。天気が良くても表を歩く人は珍しいです。
 昼間郡部を回っても、夕方以降は商業施設、大原則でした。