3月30日午後2時から佐賀市の佐賀市文化会館大ホールで開催されたJAさが臨時総代会に参加してきました。参加にあたり気になったのが、農業団体の大規模な支援を受けて就任された山口知事がどんな挨拶をなさるか、という事でした。
ところが、来賓席は寂しいものです。国会議員の方々の姿はなく、知事の姿もありません。議員さんたちは国会開催中ですから仕方ないものの、知事の姿が見えないことにはちょっと寂しさを感じました。
地元の農家の方から
「せめて小城だけでも、農政会の推薦をもらわんね」
といってもらったものの、JAにも問題がありますし、
「推薦をいただくことで言いたいことを言えなくなるのは、本末転倒でありますから」
とお断りした私としては、山口知事がご支援なさった団体の皆さんにどんな挨拶をなさるのか注目していただけに、肩すかしを食った感じです。
一方知事はこの日、県内20の自治体の首長と会合をなさっていたようです。先月中旬に県内7箇所で県民との意見交換会意見交換会に続き、ご自身の目指すスタイルで取り組まれているようですね。
ただ、首長が一堂に集まって話し合うことは、再考する必要があるのではと感じます。国には有識者会議など様々な諮問委員会があるようです。委員として参加する方は、そのメンバーであることにステータスを感じられる一方、運営する方は委員の数を増やすことで議論が煮詰まらずに、最終的に事務局一任という形での結論を得られることが目的で開催されているということも耳にしました。20人の参加者があるこの日の会合に、全員が同じように発言すると、1時間の会合で発言できる時間は1人あたり3分にしかなりません。とても議論が深まるとは考えられず、それぞれの首長が移動することにかける時間や県内全ての自治体で行政トップが不在となる危機管理上のデメリットを考えれば、公務としての効果は小さいのではないかと感じます。
ある方から、身近な会合を開く時には6人以内で行うべきとアドバイスを受けたことがあります。7人を超えると座がばらけてしまい、一つのテーマで議論に集中することが難しくなるためだということでした。多くの人が発言し、議論を深め情報を共有化するためには、とても理にかなったアドバイスだと感じています。議論に集中できる時間も90分が一つの目安となりますから、より効果的な会合を行うことができます。
そういえば、県知事選の討論会も90分〜120分に候補者3〜4名と司会・コーディネーターの6者以内で行われましたね。
知事の演説や講演会に首長全員が集まるのであれば違った意味で効果はありますが、対等の立場で意見を聞くのであれば地域ごとに開催された方が、より地域に密着したテーマで議論できるのではないかと感じます。明後日は県会議員選挙の告示日です。首長と県議にはそれぞれの役割があると考えています。
無投票が予想される選挙区もありますが、身近な地域の選挙です。投票に行きましょう。
ところが、来賓席は寂しいものです。国会議員の方々の姿はなく、知事の姿もありません。議員さんたちは国会開催中ですから仕方ないものの、知事の姿が見えないことにはちょっと寂しさを感じました。
地元の農家の方から
「せめて小城だけでも、農政会の推薦をもらわんね」
といってもらったものの、JAにも問題がありますし、
「推薦をいただくことで言いたいことを言えなくなるのは、本末転倒でありますから」
とお断りした私としては、山口知事がご支援なさった団体の皆さんにどんな挨拶をなさるのか注目していただけに、肩すかしを食った感じです。
一方知事はこの日、県内20の自治体の首長と会合をなさっていたようです。先月中旬に県内7箇所で県民との意見交換会意見交換会に続き、ご自身の目指すスタイルで取り組まれているようですね。
ただ、首長が一堂に集まって話し合うことは、再考する必要があるのではと感じます。国には有識者会議など様々な諮問委員会があるようです。委員として参加する方は、そのメンバーであることにステータスを感じられる一方、運営する方は委員の数を増やすことで議論が煮詰まらずに、最終的に事務局一任という形での結論を得られることが目的で開催されているということも耳にしました。20人の参加者があるこの日の会合に、全員が同じように発言すると、1時間の会合で発言できる時間は1人あたり3分にしかなりません。とても議論が深まるとは考えられず、それぞれの首長が移動することにかける時間や県内全ての自治体で行政トップが不在となる危機管理上のデメリットを考えれば、公務としての効果は小さいのではないかと感じます。
ある方から、身近な会合を開く時には6人以内で行うべきとアドバイスを受けたことがあります。7人を超えると座がばらけてしまい、一つのテーマで議論に集中することが難しくなるためだということでした。多くの人が発言し、議論を深め情報を共有化するためには、とても理にかなったアドバイスだと感じています。議論に集中できる時間も90分が一つの目安となりますから、より効果的な会合を行うことができます。
そういえば、県知事選の討論会も90分〜120分に候補者3〜4名と司会・コーディネーターの6者以内で行われましたね。
知事の演説や講演会に首長全員が集まるのであれば違った意味で効果はありますが、対等の立場で意見を聞くのであれば地域ごとに開催された方が、より地域に密着したテーマで議論できるのではないかと感じます。明後日は県会議員選挙の告示日です。首長と県議にはそれぞれの役割があると考えています。
無投票が予想される選挙区もありますが、身近な地域の選挙です。投票に行きましょう。