028 4月25日(土)から4月29日(水)までベトナムに滞在してきました。私のいとこが現地で5年くらいからビジネスを行っていたこともあり、ちょっとしたイメージを持っていたものの、実際に足を運ぶつもりなど全くなかったので、同国への知識など全く持っていませんでした(ベトナム戦争があって、枯れ葉剤の影響でベトちゃんドクちゃんのような子供が生まれたことくらいの浅い知識だけです)。
029 フランスの植民地として長く支配された一方で、第二次大戦の一時期、日本軍が入った影響か現地の人たちは、日本人のことを好意的に考えてくれています。第二次大戦の後は、共産勢力の北軍とフランスを支援したアメリカ軍による南軍の戦いにより、国土の広範囲にその影響が及んでいます。
 そんなベトナムで比較的戦火の影響が少ない都市が今回訪問したホーチミン(旧・サイゴン)です。

 ベトナムの面積は32万平方キロ(日本は38万)、人口が8000万人(ホーチミンは800万人)、人口の8割の人が大乗仏教を信仰し民族の9割がキン族という日本と似たところの多い国です。首都ハノイと経済都市ホーチミンは1750kmも離れ、南北に細長い国です。中華文明の影響がある一方で筋金入りの中国嫌いだとか。また、ベトナム戦争の影響で1995年に国交は回復しているもののアメリカとの仲もあまり良くないようで、市内で見かける看板に英語表記が少ないことも印象的でした。

 その一方で、大の親日国と言うことで街を歩くと日本語の上手な方に時々で会います。もっとも、日本人相手の商売がお金になると言うことがありますが、ホテルでお話を伺うと日本に対するあこがれが強いことも感じました。
 ちなみに、ホーチミンで働く大卒者の給与が$284US(2013年)程度だそうですが、英語が出来ると2割上昇し、日本語が出来ると2倍になるそうです。ですから、仕事を終えてから日本語の学校に通う人も多いようです。

 ベトナムの人たちは真面目な一方、働き方を知らないところがあるように感じました。ですから、仕事の進め方をきちんと教えることが出来れば一生懸命働くようです。老若男女みんな一生懸命働きますから、みんな幸せを感じて過ごしています。

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 発展を続けるベトナムの街

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 上を見れば日本と全く変わりません。
 年収が1500万円を超える富裕層も人口の5%に上るそうです。

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 人口が1000万人を超え、東京に追いつくことも時間の問題かもしれません。


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 一方で足下を見るとベトナムの人の悪しき特徴が見えます。


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 どうやら掃除と後片付けが苦手のようです。
 みんな食べかすはテーブルの上、道端、そして屋根の上までポイ捨てです。

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 線路にもこんな具合ですから・・・。

 昭和40年代の日本に、スマホなどIT技術だけが持ち込まれたような感じがします。

 一生懸命働いて幸せな笑顔で過ごす姿を見ていると、日本が先生であり、ベトナムが生徒など、おごった考えであることに気づかされます。

 考えてみると「保険」と「(住宅)ローン」と「規制(免許・資格制度)」が充実し自己責任を放棄することで日本社会の活気は失われ、今後ベトナム社会にそれが充実すると日本と同じ歴史をたどるのではないかと感じます。

 とはいえ真面目な人たちです。前回紹介したように日本文化を学ばせる学校の影響力が大きくなった時に、この国の人たちの意識が変わるかもしれません。そうなった時には、確実にベトナムは日本をリードする国へと成長するでしょう。私たち日本人は、ベトナムの人たちに追い越されないためにも、たばこや空き缶のポイ捨てを止め、みんなで街を美しく守らなければなりません。国際都市として世界に誇るためにも、2020年のオリンピックを控え注目される今を生きる私たちの務めだと感じます。