002 5月14日(木)19:30から小城市議会の第3回議会報告会がドゥイング三日月で開催されました。今月配布されていた議会だよりでちょっと気になるところがありましたので足を運んできました。
 市内4会場を2つのグループに分かれて2日間で開催されている今回の報告会。10名の議員さんがそれぞれのテーマに対し説明をされます。

 さて、私が疑問に思ったのは、西九州大学の誘致問題で、この誘致に関し小城市が事業費の一部を補助したいという考えを示されていることです。
 この疑問点、先の憲法記念日に憲法9条を考えるために本を読んでいた時に、私学に対して行政が助成を行うことは憲法89条に抵触するということが書かれていたことに始まります。

(日本国憲法89条) 公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。

 つまり、私立学校に助成することは憲法違反であるが、慣例としてまた法律によって、そのことを問題にすることなく、助成を行っているのが現実のようです。しかし、憲法9条などと異なり、多くの国民に不利益が発生していないので、訴訟問題にならずに現在まで至っていると考えられます。

 とはいえ、大学が過剰の時代に、行政が支援して大学を誘致することが、本当に地域のためになるか疑問を抱きます。それに限らず、会場へ足を運んだ方の多くは、誘致場所に対し疑問をお持ちのようでした。私は将来、大学経営に支障が生じた時に新たな支援が求められるのではないかという考えから、議員の皆さんに
「小城市が事業費の一部を助成することは憲法89条の視点から問題がないのか?
そもそも、議員としては憲法の条文を守ることより、慣例遵守の姿勢を取るのか?」
について、質問させていただきました。

 進行係の方から
「憲法問題については考えていなかったので、今後議論したい」
という回答をいただきました。

 大学の誘致については、市民のため、学生のためになるのかを、一市民としてじっくり見ていきたいと感じています。