先の選挙で私は「ふるさと佐賀県産のお米を学校給食に無償提供する。」ことを公約に掲げました。

本当は「玄米食を無償提供する」としかたったのです。健康に良いとされるお米の栄養価が高い部分の約8割は、精米する過程で失われるとされているからです。
しかし、食に隠された真実を学んだ時、玄米食の危険を学び、白米にしたのです。

身近な食材の一つ卵。ご家庭にある卵をゆで卵にしてみてください。

007 あなたが普段食べている卵は、このように鮮やかに黄身と白身が分かれますか?





031 それともこちらの卵のように、ちょっとくすんだりしていますか?





033 こちらの卵は黄身と白身の間に、少し黒ずんだ層があります。
 実はこれ、農薬や抗生物質が入った飼料をえさとして食べている鶏の卵に残留した物質がこの黒い層を形成するというのです。
 初めて耳にした時は驚きました。


 しかし、このことが他の食べ物の生育にも、同じように作用していることを直感的に知ることは難しいことではありません。お米も同じように玄米のまま食べる時に口にする、籾殻に近い部分に残留農薬や抗生物質が蓄積しているのです。

 健康に良いと考えて食する玄米食には、大きなリスクが潜んでいたのです。

 もし、完全無農薬で抗生物質を使用しないえさを食べている家畜の排泄物から作られる堆肥で育てられたお米を手に入れることが出来るなら、健康のために玄米を食べることをお薦めします。
 しかし今の日本で、こだわって育てられたお米を手に入れることは容易ではありません。とても、学校給食に提供することなど出来ないのです。

 日本では安全と水、空気はタダと言われた時代は過去のことと言われるように、健康になるお米を手に入れることも難しくなっています。
 今、日本の農業に必要なことは、失われた「日本人の健康と健全な精神」を保つ米作りだと感じています。