013 10月4日(日)〜10月5日(月)の1泊2日で、鹿児島県鹿屋市にある海上自衛隊航空資料館を目的地に家族旅行に出掛けました。自宅を空けるのは、いとこの結婚式以来10数年ぶり。両親と3人、泊まりの旅行で行動を共にするのは人生初のことです。
 戦後70年の節目の年に、鹿屋の資料館を訪れることは強い思い入れがありましたが、公共交通で行くのは非常に難しい場所です。高速バスで行くか、JRで行くか、いろいろ検討していた8月に目に付いたのが、NEXCO西日本の大分・宮崎ドライブパスです。
 これを使うと、佐賀大和インターから都城インターまで通常の半額程度で利用できるのです。
 それならと、日産リーフのレンタカー70%割引で自動車を借りて、両親と共に出かけることにしました。

 仕事の都合で、土日2日間で出掛けることは出来ません。ちょっと割高になりましたが、3日間のパスを使います。
018 せっかく乗り降り自由のパス、単に九州道を利用して都城まで往復したのでは面白くありません。そこで立ち寄ることにしたのが、法友・渡邉さんが経営されている佐伯市のお店「かつ弘」です。

 佐賀大和インターから大分道を走ること2時間ほどで佐伯インターに着きます。
そこから15分ほどの場所にお店はあります。レンタカーのナビが正確に案内してくれました。

023 とんかつ屋さんでイメージした
「和風の落ち着いたお店」
ではなく、とても明るい店内でした。お芋豚のひれとロースの豚カツは、使用する油にもこだわりを持たれており、とても美味しくいただくことが出来ました。



 佐伯市内からは東九州道の無料区間を利用して霧島を目指します。ところが、ナビの地図は開通した無料区間が登録されていません。一旦引き返す形で、佐伯堅田インターから東九州道を利用しました。
 途中、道の駅・北川はまゆで休憩を取るとアンケートを依頼されました。
「今回の旅行の交通費は?」 「2万円くらい?」
「今回の旅行の宿泊費は?」 「2万円くらい?」
「今回の旅行の食事代は?」 「2万円くらい?」
「お土産に使う予定の金額は?」 「0円(笑)」

 宮崎県のアンケートなのに、宮崎県で使うお金が0円という事に、回答を終えて気づきました。でも、お昼の豚カツ、腹持ちが良くてパーキングエリアで間食する必要がなかったのです。

024 宮崎道の高原インターで下車して、狭野神社へ立ち寄ります。
 特に理由があるわけでもないのですが、2回目の訪問です。





026 境内には季節外れの紫陽花が咲いていました。
 晴天に恵まれたドライブ。霧島の山岳道路を一路、霧島神宮を目指して走りました。




029 日差しが西に傾いた霧島神宮。 
ここも2回目の訪問です。
11月に大祭があるということで、大規模な工事が行われています。
ちょっと、写真撮影には向かないようです。



015 2日目は林田温泉を7時半に出発、霧島神宮駅前、曽於市北俣駅前を経て、東九州道の無料区間・末吉財部〜鹿屋串良ジャンクション〜大隅縦貫道・東原インターを経由して9時半前に資料館に到着しました。



003 まずは資料館の2階から。海軍の歴史と共に、零戦の資料、特攻隊の資料がそれぞれの部屋に展示されています。
 零戦以外は撮影禁止になっていました。





011 展示されている零戦は鹿児島の海から引き上げられた3機の部品を組み合わせて復元されたもので、機体に触れることが出来ます(操縦席に乗ることは出来ません)。
 想像以上に軽く作られた印象を受けました。当時の日本人の技術力、すごいものです。


020 1階には現在の海軍に関する資料が展示されています。
 建物の外には、様々なヘリ、飛行機が展示されています。航空ファンではないのであまり詳しいことは分からないのですが・・・。
 2時間半、ゆっくり見学。敷地内には食堂もありますし、入場無料なので市内で食事をして戻ることも出来ます。が、両親はすでに飽きている様子。帰宅までの距離も考えると、少し早いようですが鹿屋を後にすることにしました。

022 帰りは曽於弥五郎インターで下車し、道の駅・大隅弥五郎伝説の里へ。昼食は、豚のステーキ肉です。2日間で3度の豚肉は、それぞれの違いを楽しむことが出来ました。




025 一般道で都城インターまでの道のりは、市内で少し混雑したものの快適なドライブです。
 前日に比べて、やや雲の多い南九州。えびのパーキングエリアを最後に一路、九州道で鳥栖まで北上、佐賀大和インターまで3時間、道路工事は行われているものの渋滞もなく、快適な2日間のドライブを楽しむことが出来ました。