036 3月7日月曜日、震災から1年後の2012年
3年後の2014年に続き、東松島市野蒜地区に足を運びました。
 
JR仙石線の野蒜駅、東名駅は山側の丘の上に移転して、新しいまちづくりのための区画整備が進んでいます。
032 次に足を運ぶ時には、新しい町が完成しているかもしれません。ただ、これまでこの町で暮らしてきた人たちが、この場所で暮らすことが出来るか気になります。仙台市のベッドタウンでもあるこの地域。5年前の震災で時計が止まった感じのする地元の人々がここに住むより早く、新しい人たちが新たな町をになうのではないか、そんな感じがする景色です。

084 一方で古い野蒜駅ホームは、前と変わらぬ姿で保存されています。







085 旧駅舎は観光案内所に衣替えされていました。職員の方とのお話しで、旧駅舎はこのままの形で保存することが決まったそうです。






086 観光案内所の様子。






087










これまでと同じように被災現場へも足を運んでみます。町中の後片付けは終わっていますが、郊外施設の解体にはもう少し時間がかかりそうです。
114








044 旧野蒜駅と新しい野蒜駅の間に残る仮設住宅。法の縛りで片付けることが出来ない現実が見えてきます。


 観光案内所で職員の方とお話ししながら、何も手助けできることがない私でも、現地へ足を運ぶこと、それだけでも力を与えることが出来るみたいでした。