7月10日、第24回参議院通常選挙が行われ、佐賀選挙区では福岡さんが25万票を集め圧勝されました。この結果は順当だと感じており特にコメントすることはありませんが、私が注目したのは投票総数と最下位に終わった中島徹さんの得票です。
 今回選挙の有効投票は、383,661票(11日佐賀新聞より算出)。一方、平成27年1月11日の知事選挙の有効投票は、366,310票(選管速報値)で4.7%、17,351票増えています。今回の選挙で幸福実現党から出馬された中島さんの得票は12,152票と私が知事選挙で獲得した6,951票の2倍になりません。幸福実現党という小さいながらも政党組織を持ちながらの選挙で前回8,067票、今回12,152票という数字と比較して、組織を持たずに、選挙日程が3ヶ月早くなった選挙で私が獲得した票は、決して見劣りするものではないと感じました。
 とはいえ、組織を持たずに選挙に出ることの難しさはしっかりと学ばせていただきました。政治に関する意見やコメントを書くことは控えていますが、社会の動きには常に敏感でありたいと考えています。

 ところで、参議院選挙の後には東京都知事選挙が控え、メディアの話題には事欠かないようです。昨日、俳優の石田純一さんが立候補表明を取り下げられましたが、当然の判断だと感じております。現職の辞職による選挙、しかも該当選挙直前に国政選挙が行われる場合、新人候補(無名ではありませんが)にとって非常にむずかしいものがあるからです。
 選挙権こそないものの社会保険料を納め冬の間勤務する東京の知事。いろんな顔ぶれが並びそうですが、ファンタジーを描いてくれそうな方が見かけられないのが残念です。