054 観光とは「光」を見ることです。昔の日本人は方位学を学び、心が病むことの無いように努めていました。これを処方箋といいます。
 現在は医療の世界で便利上、「処方箋」という言葉を用いられていますが、正しい漢字の使い方ではありません。旅行に行くときに疲れた身体、心を癒やしたいのであれば西を選びます。西方浄土といいます。私が今年旅行したのは台湾、南の方角です。南は指南といいます。リーダースシップを學ぶ場所です。
050 このツアーの目的は台湾の元総統・李登輝氏の講演会にありました。昨年11月に行われた第一回のツアー参加者からとても良かったとの情報をいただいて参加を決めました。
 ところが、ツアー出発の一週間ほど前に「体調不良で李登輝氏の登壇ができない」という情報が入ってきました。とても残念です。しかし、昨年11月のツアー終了直後に、李登輝氏が病気になられたという情報が流れましたので、年齢を考えればやむをえないことです。真のリーダーが発する空気を感じることはできませんでした。
 総統の講演は叶わなかったものの、親日といわれる台湾の様子、戦前に先人たちが築いた歴史を目の当たりにすることができました。
113 台湾には正しい漢字が残っています。戦後の日本では、常用漢字というものに簡素化され、本来「象形文字」である漢字の意味が分からなくなってしまいました。
戦時中の小学校は日本でも「国民学校」と呼ばれていました。正しくは「國民學校」です。戦後、大陸から入ってきた蒋介石は、國民學校という看板を、國民党と同じ文字ということで壊すことがありませんでした。
114 大切な日本の文化がここに残されたのです。国という文字と共に学という象形文字「學」が。
 爻(こう)という大切な文字がここに生きています。教育の「教」、これも土ではありません。海判颪ます。
 台湾の人、文化から古き良き日本を学ぶことができる。それを体感する観光旅行になりました。