044 今年の天気は極端ですね。雨が上がって梅雨明けしたと思ったら、連日の猛暑。はじめは大豆の種まきが順調にすすむと思って喜んでいましたが、今度は全く雨が降らずに・・・。一雨欲しいところです。

 さて、年賀状に「・・・今年は氣學で九紫火星と呼ばれます。身の回りでは火事に気をつけて過ごしたいものです。・・・」と書いていました。その「火」には、猛暑も含まれますから、予想通りなのですが、想定できなかったのが豪雨被害です。
 ちなみに今年は、戊戌年です。戊は「土」を現し、戌も「土」を現します。どこにも「水」が見当たりません。同じ九紫火星の戌年で、記憶に残る出来事が「昭和57年の長崎大水害」です。翌日に海水浴を控え、楽しみにしていた夏休み。その日の大雨は、長与町で1時間あたり187mm、外海町で2時間あたり286mmの記録が残っています。この年は「壬戌」の年で、壬に「水」がありましたので、水害を読み解くこともできたでしょう。しかし、今年は「水」が見当たりません。全くノーマークでした。
 そんなおもいで、改めて暦を見直すと気づくところがありました。平成30年6月は一白水星です。ここに「水」を見つけることが出来たのです。そして、平成30年7月(九紫火星)に変わるタイミングは、7月7日12時31分だったのです。まさに、豪雨被害をもたらした雨が7月6日(金)午後から7日お昼にかけて。そして、雨が止み始めたのが7月7日になってから。まさに課題が「水」から「火」に変わっていたのです。日常生活をおくりながら氣學の盤を、ここまで深読みすることはありません。氣學の奥深さを感じます。

 さて、大豆をはじめ野菜作物や庭の植木にも一雨欲しいところですが、こうしてみると8月8日、立秋を過ぎるまで過剰に期待することはできないと感じます。