20181001 建材店の手伝いをして、貯めたお金で買った愛車との別れの時がやってきました。佐世保高専3年の夏休みに購入しましたので、ちょうど30年が過ぎました。パナソニックのロードレーサーを購入しようといろいろ検討していたのですが、ランドーナ仕様に変わり、ブリヂストンサイクルの車両に変わり・・・。
 いろんな経験を共にしました。学校まで日帰りで往復したり、テストの終わった秋の休みに坂本峠を越えて、福岡市内そして志賀島まで走ったり。
 一番の遠出は、四国3泊4日の旅です。海部駅から室戸岬までの初日は、やや強い雨でバッグに入れた着替えまでもが濡れてしまう事態に。二日目は高知市内へ、三日目は窪川の岩本寺まで。市内でゆっくりした後の久礼坂の厳しさは今でも思い出します。そして最終日は宿毛の港まで走って佐伯港へ。80kmの道のりで、出港わずか10分前に到着するヒヤヒヤ感も味わいました。
 30歳を過ぎてからは、肥薩線の矢岳駅まで輪行し、八代市まで標高差500mの下り坂を楽しむような時間を過ごしました。
 そして、最後の活躍の場となったのが、選挙を目指してのビラ配りです。平成26年2月に始めて、11月初旬まで。いろんな出逢いを共にしてきました。
 別れを惜しむ気持ちがないと言えば嘘になりますが、眞理學を学んできたおかげでモノ対する執着は、なくなりました。執着をなくすことで、また新しい出逢いが広がると信じて。