第二次世界大戦直後の占領下・日本からフーバー元アメリカ大統領の機関が持ち帰った資料。フーバー研究所地下に保管されていた資料を発見した西鋭夫先生が読み解いて配信してくださる講座にフーヴァートレジャー「秘録・共産党と特高警察」がある。
 時間をとって勉強を進めるが、その内容・残酷さを知るとなかなか前に進めない。共産党の怖さもそうだが、それを虐待する特高警察の残酷さ。人は保身のためにここまでなれるのかと。
 現代社会ではグローバリズムに影響を受けた警察権力が、国家を大切にする思想を持つ私たちを取り締まる仕組みに置き換えることができそうだ。
 いや〜、あんな拷問、受けることになると・・・、耐えられる自信は???

 さて、護送船団方式という言葉はよく耳にする。でも、その語源は知らなかったが西先生の講義を聴いて納得した。第二次世界大戦で南方に勢力を拡大した日本は、そこへ物資を届けなければならない。しかし、貨物船は敵国の標的になるから護衛艦で守らなければならないと。護衛艦で守るために貨物船は、それぞれの船が航行能力(船のスピード)に違いがあるにもかかわらず、もっとも遅い船に合わせて目的地を目指し一列に並んで航行したのだと。で、敵国に見つかった船団は一網打尽に沈められて、物資を待つ島には食料も弾薬も届くことがなく多くの兵が飢え死にしたのだと。

 今でも続く護送船団方式。銀行を護る仕組みに限らない。

 疾病を持つ人や食生活や文化の異なる入国外国人など、患者が増える統計に合わせて医療崩壊を叫び、免疫力のある日本国民にも活動を自粛を呼びかけ、経済崩壊を招いている現状。このままでは、多くの日本国民が飢え死にすることになるだろう。

 戦後、28人のA級戦犯のうち7人は絞首刑となり、残りの多くは政治経済の世界で活躍した。今回のコロナウイルスチャイナ武漢型の騒動が収束した後も、指導者の責任は曖昧にされるのだろうか。