飯盛良隆のi佐賀iよ〜したか

住まいづくりのコンシェルジュから転身 佐賀県知事に挑戦した飯盛良隆のブログです。

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震和会とは。(為雷)人生の試練や困難を切り拓き、奮いたつ勇気をもって、
(日本)の国を再興する、という意味です。

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(日本語以外は無視または削除します)

町田・インテリア

福岡の隠れ家

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 福岡北天神、那の津どおりにガーデンギャラリー天神「博多乃庭」というエクステリアのお店があります。
 この日は、福岡インテリアコーディネーター協会の会員を対象に、エクステリアのセミナーを開催していただきました。
 セミナーの開始時刻は17時です。秋のお彼岸を迎え、18時には日没を迎えます。そんな、気候も素敵な時を見計らって、セミナー修了後にガーデンパーティーを開催していただきました。

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お店の脇から続く細長い路地

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セッティングされたテーブル

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オードブルの数々

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畳空間のエクステリアもあります。

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素敵なひとときを、会員の皆さんと楽しませていただきました。ご準備から接待まで、
スタッフの皆さん有り難うございました。

こんな部屋いいな絵画コンクール

044 昨日は福岡インテリアコーディネーター協会の総会が開催されました。
 その前に、九州インテリア産業協会主催(福岡インテリアコーディネーター協会後援)の「こんな部屋いいな絵画コンクール」表彰式が西鉄イン福岡で開催され、約650点の作品の中から選ばれた53名の小学生が授賞式に集まってくれました。
 アクロス福岡で開催されていた絵画の展示は昨日で終了しましたが、大賞の作品は、なんと実際のお部屋を造って10月10日に博多駅前に公開される予定です。

 子どもたちの創造力にはワクワクさせられます。それに応えるように、夢を形にするイベント。来年はさらに多くの作品が集まればと感じています。

30年ぶりの宮島・厳島神社へ

059 インテリアコーディネーターの皆さんと訪れたウッドワン見学ツアー。
 帰りに立ち寄ったのは世界遺産の宮島です。中学校の修学旅行以来、約30年ぶり。見る景色すべてが新鮮に感じると共に、過去の記憶が少しだけ思い出されました。


087 違った印象に感じた理由の一つが、ちょうど干潮の時刻に訪れたことです。
 厳島神社の境内にあるここ「鏡の池」。清水が湧き出しているので、干潮の時だけここが手鏡のように見えるそうです。




092 引き潮の厳島神社の遙か後方に見える五重塔。豊国神社にある五重塔です。
 神社に五重塔があるという、ちょっと珍しい組み合わせは明治になってお寺が神社に衣替えしたからだとか。




096 さすがは日本三景の一つ宮島です。
 境内の至るとこから見える景色が、とても美しく輝いて見えます。






109 神社の能舞台ではどんな舞が披露されていたか興味が湧きますが、滞在時間2時間半では資料館などへ足を運ぶ余裕もありませんでした。





113 神社の裏の街並みにも風情があります。川に戯れる鹿たち。おもわず、奈良公園で語られる「エピソードワン」を思い出します。





130 こちらは豊国神社へ下る道から。
 人通りの多い商店街とは違った景色と趣のあるお茶屋さんが目につきました。






139 豊国神社の天井からつり下げられた・・・。
 宮島は佐賀から近く、青春18きっぷ(連絡船も乗れる)で日帰りもできるところ。でも、これまで横目に見て通り過ぎるばかりでした。今回足を運んでみて、ここに1泊して過ごすところだと感じました。青春18きっぷが使えるときなら、1万円ほどで旅できるところですし。

 もみじ饅頭のお土産を手に、帰りの貸し切りバスは約3時間で福岡市内まで私たちを送り届けてくれました。



女鹿平温泉クヴェーレ吉和へ

084 インテリアコーディネーターの皆さんと行く、ウッドワン見学ツアー。
 宿泊先は同社のグループ会社が運営する女鹿平温泉クヴェーレ吉和です。廿日市市街地から高速道路経由で一時間。普通車だと一般道を走った方が早いような(距離はたぶん半分くらい)山奥(中国道吉和ICから5分)にあります。

085 お部屋は白柾の縁甲板と今はない「メルクシ」の建具材でコーディネートされていました。とても手入れが行き届いて、さすがは木の専門家がつくった施設、と感心させられました。



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 林業がスタートの同社が持つ山を切り開いてつくられたリゾート施設。木がふんだんに使われていると共に、空間を彩る美術品の数に驚きました。





004 朝食をいただくレストランへの道のりは、まるで美術館です。







012 お庭は日本庭園ではなく、インテリアコーディネーターの皆さんをも満足させるガーデニングが施されています。






031 建物の背後には、冬季営業のスキー場があります。私も何度かリフト券をいただいたのですが、一度も足を運ぶ機会に恵まれませんでした。
 今回、こうしたツアーで足を運べてとても良かったです。


045 施設の締めくくりはウッドワン美術館。オープンして間もない頃に入札で購入された3億円のゴッホの絵で話題になりましたが、今はそれにも劣らない、素敵な絵画やマイセンの磁器など、数多くの美術品で楽しませていただけます。
 通常の営業時間を30分早めてオープンしていただきましたが、とても1時間の見学では足りません。半日予定をとりたい素敵な場所でした。

Woodone広島ショールームへコーディネータと

078 インテリアコーディネーター協会からの案内で、広島県廿日市市にあるウッドワンショールームの見学に行ってきました。
 1996年から2009年まで建材店を主業として営んでいた頃は、内装材のメイン商品として住建産業(のちに社名がウッドワンに変更)の商品を取り扱っていましたが、工場見学を含めて広島の施設を訪れるのは初めて。楽しみにしていました。

076 ウッドワンといえば、ジュピーノ・ピノアースと名付けられた、ニュージーランドパインが有名です。植林から手掛けて30年でこの大きさに。寸法安定性の高い柾目でとることが出来るのが特徴です。
 木には挽き方によって「柾目」と「板目」があります。
「木が反る」と書いて板目。「正しい木」と書いて柾目。
実に分かりやすい説明をいただきました。

056 ショールームの中にある展示空間。材質の違いも実感できます。
 それぞれを単独で見るとそれだと思う「ウォルナットの床材」。
片方は印刷ものです。




057 並べてみると・・・。








060 さらに近づいてみると。
 その差は歴然です。実際の現場で二種類を並べて使うことは少ないと思いますが、家具を置いたときにこの差が出るのです。
 床板がシート貼りで、本物の家具を置いたら・・・。
 家づくりの時には気づかなくて、引っ越してから気づいたのでは遅いですね。


066 私が町田インテリアコーディネーターアカデミーで学んでいた時代には、考えられないようなエレガントしようの商品も取り扱いをはじめられています





068ダイニングも








070キッチンも特色がでています。

修了制作 報告6

 今週は町田アカデミーの修了グループ制作の話題を取り上げています。今日は6回目(最終回)。


パース 草の間 草の間は自由スタイル。リラックスして、まったり、ゆっくり。たまにはごろりもいかがでしょうか。低い目線から、広い天を感じてください。ダイニングリビングスペースは高さ低めの家具を選んでいます。アイランドキッチン、ダイニングスペース、窓際のカウンター、畳コーナー。可動式の畳キューブをお好みで動かすと、まるで海に浮かぶ小さな島々のように見立てることが出来ます。
 それぞれの心地のいい居場所を見つけてください。裸足のままデッキに飛び出すのもおすすめです。
また、畳コーナーは、奥様の得意とされているお琴のステージでもあります。流れる音楽、広がる夜空、木々のざわめき、水のきらめき。お食事、おしゃべり・・五感が働く空間が草の間です。


 一見、異なる顔を持つ3つの間ですが、どれも日本らしい、手作りの和文化や素材感を生かした暖かさを選ぶことで、ゆるやかなつながりを生み出しています。
 国際交流が、常日頃から繰り広げられているお客さまの暮らしが、この住まいで生活されることで、一層、人々と熱い心のつながりを感じながら、より充実したものになると願っています。是非、ご検討のほどよろしくお願い致します。

カラースキームのボード
カラースキーム1カラースキーム2

修了制作 報告5

 今週は町田アカデミーの修了グループ制作の話題を取り上げています。今日はその5回目。


パース 真の間 落ち着き、凛とした空気の中でお茶を愉しんででいただきたい「真」の間は、やさしい紫色をアクセントとし、全体を艶やかな白でまとめています。
 床の黒漆調、その両サイドには同色の飾り格子を取り付け、ぴんと背筋を伸ばしたくなるような締めの効果を託しました。
 床の掛け軸代わりに、窓で切りとられた外の風景を選びました。時間によっては、自然光が入り込み、格子の影を落とし、静かな趣をあたえてくれることを楽しみにしてください。


パース 行の間 行の間は柔らかい優しさを大事にしました。全体色は真の間と同じですが、アクセントに、穏やかな女性らしいオレンジ色を入れています。ペンダントライトの、素材感があたたかい明かりで食卓を照らし、上品でゆとりのあるお食事の時間にしてくれることでしょう。
パース 行・草の間つなぎ 格子廊下と和紙を張った間仕切り戸でゆるやかに区切った空間は、ほのかに人の気配を感じ、ほどよい安心感を与えます。時には、人や物のシルエットが映し出され、アートのように感じられるでしょう。


修了制作 報告4

 今週は町田アカデミーの修了グループ制作の話題を取り上げています。今日はその4回目。

 エントランスの左手は、メインの空間となります。
 扉をあけると、格子のつらなる廊下を境に、左手に畳の二間、右手にフローリングのお部屋を配置しました。


 ご家族の日々の生活は、迎えるお客様によって、いくつかのおもてなし空間を必要とされています。そこで日本の古くから伝わる和室の格式を表す「真行草」をモチーフに、3つの間を設けました。

 奥様のお手前でお茶をもてなす間 「真」
 お食事をしながら接客する客間  「行」
 家族同様に打ち解けた御友人と憩う「草」

「真行草」の順番におもてなしのスタイルが、次第にくだけた空間になるように展開していきます。
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ショードロ 生活する空間が分かる
ショードローイング
ただし、白黒です。



ショードロの写真 写真に撮った
ショードロ

修了制作 報告3

 今週は町田アカデミーの修了グループ制作の話題を取り上げています。今日はその3回目。


 まず、エントランスの右手奥、寝室をご紹介します。

パース ベッドルーム 落ち着いたなかにも豪華な雰囲気が欲しいという御要望にお答えして、全体をベージュ系でまとめ、家具に黒漆調のものを持ってきました。さらに、アクセントに艶感のあるダークブラウンを入れています。いかがでしょうか。
 御主人さまのたっての御希望でした、書斎コーナー、天体観測コーナーは、畳敷きにしていますので、お好きなスタイルで、くつろぎご堪能ください。
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修了制作 報告2

 今週は町田アカデミーの修了グループ制作の話題を取り上げています。今日はその2回目。



パース エントランス 玄関ドアからホールへ石を敷いた一本道が、さらに先の水盤とともに、奥へ奥へと、シンボルツリーのカエデへ導くように延びています。
 木々の色から季節を、葉の揺らぎから風を、水面のきらめきから光を、四季が織り成す美しい自然を感じられる空間です。奥へ奥へと続くその先にひそむ楽しみがある、というイメージを、今回のコーディネートの象徴として、玄関の扉をあけた瞬間から感じられるように表現してみました。
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修了制作 報告1

 今週は町田アカデミーの修了グループ制作の話題を取り上げます。企画書の一部と発表原稿を一部アレンジして記事にしています。
企画書0003 クライアントの紹介






澄み家(すみか) 〜3つの間が奏でるハーモニー〜

修了制作表紙 現在、ご夫妻はホストファミリーとして留学生を交えた生活を送られていらっしゃるので、今お世話されている学生二人の他にも、海外からのお客様が見えられることも多いとお聞きしています。また、ご夫妻それぞれが多彩なご趣味をお持ちなので、これからのセカンドライフでは、ゆっくり趣味を愉しみながら御自宅で過ごされる時間も多くなることでしょう。お二人がご自身で楽しむスペースと、お客様とのにぎやかな時間を過ごすスペースとを、ゆるやかなつながりを持ちながらお使い頂けるよう、和の空間を通じて
「清まる心、弾む心、そしてつながる心」
をテーマに、ご満足していただける空間を提案させていただきます。
 インテリアイメージは和モダンです。
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以下、企画書の紹介
企画書0002企画書0004

修了課題

修了課題0312 昨日、修了制作の発表が終わりました。1年生各クラス1チームが明日、2年生の卒業発表の席でプレゼンを行います。私たちのクラスは3チーム。どのグループを力作揃い?だったせいか、30分近くかかって選考されていました。結果、私たちのグループは落選しました。
 さて、1月に行われていました輸入住宅産業協議会の「ライフスタイルプランナー」
無事、登録することが出来ました。(93点)

パース5 ヌックの2消点パース(フリーハンド)

パース パースの課題も最終回です。これは3月3日提出分です。最近、修了制作のグループ課題に追われておりまして、パースの課題はちょっと早めに仕上げてます。
 インキングまで終わらせましたが、カーブの高さが変になってしまいました。たぶん、指摘を受けて帰ってくると思います。コメントが帰ってきましたら、ここに付け加えてのせておきます。
 興味を持っていただけましたら後ほどご覧下さい。

パース4 キッチンのアイソメ

パースアイソメ パースの善し悪しはインキングで決まる
と一年間指導していただいた中村美保子先生からいわれ続けてきました。そんなわけで、三学期の課題は着彩なしのインキングまで。今回の課題はアイソメで描くキッチンです。アイソメとは中学校の技術の時間に習った「等角投影法」です。
アイソメパースコメント 線のメリハリが付いて結構いい出来のようです。アクセサリーを加えたかったのですが、作業を始めてすぐに右手の指をケガしたので断念してました。
 

パース3 バスパウダールームの2消点

バスパウダールームパース 2学期の最終課題は、バスパウダールームの2消点パースです。ベッドルームと同様、素材を探してパースを描きます。3作目になると色合いもうまくなってきたのでは?
バスパウダールームパースコメント 右上の壁に色むらがあるのは、消しゴムを使ったため。
PMパッドを使うときは、下書きも気をつけたいです。

パース1 リビングルームの1消点

リビングルームパース 町田アカデミーの課題を時々紹介していましたが、その内容は「インテリアコーディネーション」という科目がほとんどでした。しかし、授業内容はコーディネーションの他に、「建築技術」と「パース」の授業があります。今週は、パースの課題を紹介していきたいと思ってます。
リビングルームパースコメント コーディネーションと同様に、先生のコメントが入ってきます。皆さんに紹介する上で注目していただきたいことは、その作品の出来映えではなく、回を重ねるごとに作品がどう変化してきたかということです。
 作品のうまい下手を見られるとセンスの問題が出てきますので・・・

見出しの修正

機器プランの訂正 細石先生の指摘を受けて、修正した機器プランがこちら。
 確かに、タイトルの後ろの色をオレンジから薄いピンクに変えただけでだいぶイメージが変わります。並べたアイテムが引き立つようです。これに、囲んでいる線の色を意味のない色から、グレー系に変えるとより良くなるとのことでした。
 今回の作品のインテリアイメージはナチュラルでしたが、「和」と「カントリー」と「モダン」が混ざっているとの指摘を受けています。次回は気をつけて作成したいと考えています。

バスパウダールームのボード

バスパウダールーム6バスパウダールーム7





バスパウダールーム8 バスパウダールームのボード、カラフルにそして、見やすく仕上がったようです。しかし、カラーに弱いのは相変わらず?でしょうか。
 見出しのバックに用いたオレンジの色が強調されすぎるとのことでした。ボードで表現する素材よりも前に出てきすぎて、パッと見たときにそちらに目が行ってしまうとのことでした。
 今回のボード作成には、新しく購入したブラザーの複合機、MFC-6490CNとメガソフトのプレゼンボードデザイナー。が大いに役立ちました。これまでは、カッターとのりで貼り付けていましたので苦手な細かい手作業が必要でした。しかし、今回からパソコン上で配置が出来、拡大縮小も自在です。レイアウトのチェックがしやすいことで、見やすいボードが作成できたと考えています。
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バスパウダールームのカラースキーム

バスパウダールーム4バスパウダールーム5




 バスルームの床には、冬冷たくないようにINAXのサーモタイルを採用しています。このサーモタイルはクラスメイトほぼ全員が採用する人気商品でした。壁にはダントーのタイルを室内が暖かく見える色合いに配置したつもりです。
 洗面とパウダールームにはビルマチークの床板を採用しています。船の甲板に使われるなど、水に強い無垢材ですから、ナチュラルイメージのインテリアには最適です。天井に採用したのがヒバの羽目板。日本三大美林の一つにも上げられるヒバ(青森のヒバ)は、檜の木にも似ており
「将来、檜になろう」
という意味の「あすなろ」の木としても知られています。クライアントさんの将来の成長を願う意味で、天井に採用してみました。
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You 楽 x

「はじめに暮らしありき」
という視点から、クライアントの生活をイメージしてボードを作る町田インテリアコーディネーターアカデミーの課題。バス・パウダールーム(トイレ)の課題はお正月を挟んでの作成になりました。このため、お正月の外出は1月2日のみ。
(たぶん独りで作製する課題は最後になると思います。)
その分、力を入れて作ったのですが・・・。
バスパウダールーム1 今回のクライアントは、クラスで一番若いクラスメイトとその姉妹をイメージして作ってみました。



バスパウダールーム2 ショードローイングは、アクセサリーの取り込み方が足らなかったようです。お姉さんと二人で暮らすために、洗面のボールは二つ用意しています。

バスパウダールーム3 お風呂の窓は、縦すべり窓を二つ並べています。現在の窓が上から降ってくるような窓で改善したいとの要望を受けたことと、我が家のお風呂の窓を縦すべり窓三つ並べたことで、感じがよいので取り入れてみました。
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暮らしから考える間取りプラン

 町田の授業では「はじめに暮らしありき」ということで、どういう暮らしをしたいかを、生活動線とインテリアイメージの角度から造り上げていきます。
 竹之内さんの考えは「快適な住まい方」を目指して、住宅の基本性能を断熱面から向上させ、快適な暮らしの間取りを形成されます。
 切り口は違いますが、どちらも生活者の快適な暮らしを目指すものです。
 しかし、バランスが崩れてしまうと
「写真で見ると素敵な住まい、なのに光熱費が高い」
とか
「生活してみると使い勝手が悪い」
といった問題が発生します。
 断熱という設備についても、この方法が最適というのではなく、お施主さん一人ひとりに適した断熱材を利用することが求められます。予算はあまり余裕がないけど快適な暮らしをしたい、という人がいらっしゃれば、多少費用が高く付いても、気持ちの良いイメージの中で暮らしたいという人もいらっしゃるでしょう。新築住宅の方がいればリフォームする方もいらっしゃいます。私は、可能ならばデコスドライ工法の断熱を採用していただきたいと考えますが、いろんな条件で、そうできないことが多いのです。
 ただ、新築する住宅にデコスの断熱をしたいけど予算が・・・
とおっしゃる方、いらっしゃったら
建坪を2坪減らして高断熱
ということを検討してみて下さい。長く住むご自宅がより快適になると期待できます。

ライフスタイルプランナー

 昨日は町田インテリアアカデミーで、ライフスタイルプランナーの資格試験でした。後半に難しい問題が多かったのですが、手応えとしては、回答の写し間違えがない限り、75点前後でクリアできるのではと思っています。(点数が低い?!)

 さて、今週からアカデミーでは1年生最後のグループ課題が始まります。気になるのは、今回のメンバーが私以外、血液型がB型ということです。深見東州氏によると
「人の運命の約7割が生まれたときに決まる」
という記事を読んでから主に六星占術を参考にしている私ですが、今回のメンバーでは、ちょっぴり血液型が気になってます。本屋さんで「B型の私説明書」とかいう本を覗いてみたのですが、あまりぴんとこないけど・・・。
 いずれにしても、デンジャラスなチームになりそうです。
(大化けする可能性も秘めています。)

岬めぐりの・・・

キッチン展開図 キッチンの課題のフロアープランです。こだわったのは、半島を形成するシンクとIH調理器を構成する逆135°のカウンターです。
 東洋キッチンさんのショールームを見学した際に、
人間工学から生まれた135°の自然な角度
というものが印象に残っていました。一方、今回、クライアントインタビューする中で、鍋料理や焼き肉を楽しむ半島の一角が面白い存在になりそうだと感じました。
 実際にプランしてみると、コンパクトな動線、IH調理器周辺が広くなっているので、パーティーにも使えるなど、思わぬ効果も見つかりました。
 ペニンシュラ型の先端を「岬」にたとえ、動線の短さを「奥様は走らない」と歌詞を代えて作ったタイトル、いかがでしょう?

なお、課題提出時には寸法記入を忘れていました。(細石先生のチェックあり)ブログでの紹介前に描き加えています。

キッチンのボード

キッチン機器プラン キッチンのボードにはアクセサリープランやカラースキームの他に「機器プラン」を作成します。クライアントの希望に合わせて設備も探してきますから、その紹介文字までついつい入れてしまいます。
 しかし、ボードが見にくくなるのでNGとのこと。別に提案書を作って提案するそうです。
キッチンカラースキーム いつものカラースキームはこんな感じです。クライアントさんからいただいたグラビアを貼り付け、ヒアリングで得た情報を基に床・壁・天井・窓廻り装飾を提案します。クライアントの意見を重視しすぎるとインテリアバランスが悪い提案になってしまうので注意が必要です。
 このほか、フロアープランニングも必要となります。

タイトルボード

 キッチンのプレゼンからは「タイトルボード」を作らなければなりません。ところが、どうしてもいい案が思いつかない私。一方、今回のテーマでは細石先生の気分で決められたクラスメートをクライアントとして、ヒアリングを行い仕様を決めていきます。
 今回のクライアントからの希望は、ペニンシュラ型のキッチンがいいとのこと。半島型を考えていたら岬が浮かんで頭を離れません。そこで、
岬めぐり白黒岬めぐりの奥様は走らない」
というタイトル、そしてイメージグラビアは、昔旅した、北海道・礼文島にある澄海岬の写真を用いてみました。
 振り替え授業を受けられていたCクラス(土曜日)の方から
「タイトルの決め方がうまいですね」
と意外なところをほめられたかと思うと、細石先生からは、
「明るく楽しいキッチンのイメージが表現できてない。女性的な発想の練習もしてみては・・・」
と鋭い指摘が。
岬めぐりカラー インテリアイメージがクールモダンなので、カラーだとイメージがずれると思ったのですが・・・。

 次回のバス・パウダールームのプレゼンに向けて新たな難題がやってきました。クライアントを、先日結婚された当ブログ顧問で格闘家夫婦の大野君にしようと思ったけど・・・。クライアントから考え直しです。

夢実現 28番目の歓喜

LDカラースキーム リビングダイニングのプレゼンボードが帰ってきました。今回想定したクライアントは、埼玉西武ライオンズの、西口文也投手です。インテリアイメージは「クリアクール」。
 ファニチャープランの仕上がりは、前回のベッドルームに比べて、だいぶ上達した気になります。いかがでしょう?
LDファニチャープラン1LDファニチャープラン2




ベッドルームのプレゼン

筑豊の幌舞駅 今月から部屋ごとのプランニング・プレゼンが始まりました。私たちのクラスでは、有名人(芸能人など)をクライアントにイメージして提案することになりました。(ただし、インテリアイメージは指定されるので、それに合うクライアントを捜さなければならない)

ベッドルーム ファニチャープラン1 今回、ベッドルームで私の課題は「ダンディー」
イメージするクライアントは中間市出身の高倉健さん。




ベッドルーム カラースキーム1 映画、「鉄道員」の姿と掛け合わせて提案してみました。
 3分間のプレゼンは緊張です。(しかも1番手、発表の準備は出来てない!)
で、いつものようにボードには細石先生の鋭いご指摘が。
ベッドルーム2ベッドルーム ファニチャープラン2





今週木曜日は、リビングルームとダイニングルームのプレゼンです。課題のインテリアイメージは「クリアクール」
クライアントは、細石先生でいこうかなー?

スプレーのりで悲劇

スプレーのりで悲劇 学生時代には使わなかった「スプレーのり」。便利ですね。課題を仕上げるときの必需品ですが、昨夜「悲劇」が起こってしまいました。
 ボードの作成を急いでいると、突然スプレーのりが出なくなってしまいました。使用方法を読むと
「目詰まりを起こす恐れがありますので、缶をよく振ってからお使い下さい」
とのこと。しかし、振っても出ず、目詰まりしたと思い吹き出し口を掃除しても出ず。
 仕方なく、目打ちで直接ボタンを押してみたところ
のりが直接顔に!

 不幸中の幸いは、めがねをかけていたので、直接目に入らなかったことです。
 顔を洗ってから、じっくり考えているとキャップに予備のノズルが。
 始めから、
「目詰まりしたらノズルを取り替えて下さい」
と書いてくれていたらいいのに、と思いながら、気分悪く課題を仕上げることになりました。

夏期グループ課題2

グループ課題で配布したレジュメ
グループ課題レジュメ1町田課題レジュメ2










G課題の平面図 課題でイメージした空間。
クールアンドライトとウォームアンドライト
どちらへも、提案する家具としての畳、が溶け込んでいます。


グループ課題1グループ課題2     




         空間イメージパース1       空間イメージパース2

今回、課題で提案しました商品は、南海プライウッドの「キャブロック」です。南海南海1南海2







南海3南海4






南海5南海6






南海7南海8南海9


夏期グループ課題1

 町田アカデミーでは夏休みにグループ課題があります。私たちのグループはクラスの年長者から4人?グループで実施しました。7月中旬からの1ヶ月半、ショールームを廻ったり、文献を調べたり。
 で、昨日はその発表会でした。

(発表内容)
 私達のグループでは「靴を脱いで生活する国日本」。この特異な文化を床材の変遷から調べ、そこから将来のインテリアイメージを考えることをテーマに活動を始めました。
 床材を調べるために各個人で、木質系の床材メーカーのショールームを訪れ、素材の変遷を尋ねる一方、インターネットや文献を頼りに日本住宅の床材を調べていきました。文献調査をする中で、日本の住宅では畳の使われ方が大きな意味を持つことが分かりました。よく、
「畳は日本文化の象徴」
とか
「(日本人は)やっぱり畳が落ち着く」
といいます。しかし、日本の庶民が畳の上で生活した期間がどのくらいなのか、大変疑問に感じるところです。
 そこでテーマを畳を使ったインテリアイメージにずらしながら発表していきます。

 日本を始め、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど新石器時代の一般的な住宅は「竪穴式住居」でした。地面を数10センチ掘るこの方法は、大地の熱を感じて暮らすことの出来る当時としては最良(最適)なすまいだったと考えられます。
 ところが弥生時代に入り稲作が始まると、集落も農耕に適した低湿地帯へ移ります。ここで、地面を掘ると地下水が染み出してジメジメするので対策が必要です。そこで、地面を盛り上げて屋根をかける方法に変わってきます。
 この頃から古墳時代にかけて、収納としての高床式倉庫と、土間床と床上部分が共存する平地式住居が生まれています。平地式住居の床仕上げは定かではありません。
(土間に蓆敷き。一部に床貼りも)
 奈良時代になると、平城京などの都市では平地式住居が一般的になりますが、農村部では竪穴式住居のままです。
 平安時代には板張りの寝殿造りが登場します。寝殿が主人夫婦の居住空間でその回りの対(たい)の屋には娘の家族が住んでいることが多かった。女系制家族の名残のようです。その後、平安末期から中世にかけて小御所へと変わっていきます(機能はよく分からない・男子相続に変わってきた変化の現れ)。同時に、室礼による用途を変えて空間を使用する方法から、一部に座敷飾りを設けた用途限定に変化しています。
 室礼という一つの空間を儀式・行事から主人夫婦の日常生活まで模様替えによって行うことは、履き替えの習慣を持つことが重要な意味をなしています。履き替えは朝鮮半島やイスラム圏の一部にしかない文化です。日本人は伊勢神宮を20年ごとに白木の檜で建て替えるなど、とりわけ白木に対して特別なこだわりを持っていたようです。大切にしている白木の上を土足で歩いたとは考えられません。このことから、履き替えは寝殿に床貼りした、平安時代から1000年以上に渡って続けられた文化だと考えられます。
 土足のまま家の中へ出入りすると椅子やベッドなどの家具が必要となります。室礼による空間機能を自由に使い分けることも難しくなります。履き替えることで、どこにでも座れ、どこにでも寝ることが出来る。膳を並べて食べることも出来るという事になります。

 さて畳ですが、はじめから床材だったわけではなさそうです。奈良時代には、革や絹など薄いものを何枚か重ねて縫い込んだものを全て畳と呼んでいたようです。また、椅子やベッドのような座具であり寝具でもありました。
 これが平安時代になると、藺草の畳表と藁床に固定された、縦横比2:1のものになっています。
 畳は西洋の椅子と同様に身分を表すものとされ、身分の高い人ほど大きな畳に、そして重ねて座り、低いと小さな畳、そして板の上に直接座るようになっていました。
 また、縁は天皇や上皇は繧繝縁(うんげんべり)という花模様の錦が用いられ、親王や大臣は高麗縁(こうらいべり)という白地に花紋を黒く織り出したもの、公家はこの紋の小さいもの、さらに下ると無地の紫や黄色の縁と決まっていたようです。
 身分を表すものですから、畳を使えた人も一部に限られ、庶民が使うようになったのは、江戸半ばから明治にはいってからと考えた方が良さそうです。そう考えると
「畳は日本の文化」
と考えるより、
「日本人は畳にあこがれた文化人」
と考えた方が良さそうです。

 ところが、庶民に畳が広がり始めた明治になると、西洋文化が導入され、家具が多く入ってきました。とはいえ昭和30年代、庶民の家具はタンスや食器棚、さらに高価な家電製品しか浮かんできません。
 しかし、ベッドや椅子といった家具に価値観を持つヨーロッパ文化が入ってくると、畳では不便に感じます。1980年代になるとフローリングの部屋が増えてきました。椅子を使い、ベッドを置く。このことは同時に畳の部屋の衰退と、杉、檜といった日本の針葉樹から、ナラ、サクラ、チークといった硬い広葉樹へとニーズが変わるきっかけにもなったようです。
 とはいえ多くの西洋文化が入ってきた現在でも、日本の「畳」というものは、日本人の私たちにとって、癒しの空間・素材としてこれからもなくすことの出来ないものだと思います。
 しかし、現在の住宅事情、つまり和室を作れないローコスト住宅の増加、マンションや限られたスペースに建つ狭小住宅という現実を考えると、普段あまり使うことのない和室を1部屋作るということよりも、これからは限られた空間の中に「畳のある空間を作る」ようになるのではと考えました。
 そこで私たちは、畳を床材としてではなく家具として捉えてみることにしました。過去に座具や寝具などの高級調度品として扱われた時代もあり、畳を好きな場所に、好きな形で置くことの出来る「移動できる畳」としました。また、畳を使わないときは重ねて置けば収納として使える家具になるのです。
 今回提案しています資料はシンプルなものですが、西洋(で考える)家具と同様(の位置づけとして考えるならば)、アートのように描けばシンプルなお部屋にも使えるおもしろいデザインになるでしょう。畳に家紋を入れれば代々受け継いでいくようなものとして、また、婚礼家具のように女性が嫁ぎ先へ自分のお気に入りの畳を持ち込むようになれば、新たな伝統が生まれるきっかけにもと考えます。実際は数年に一度張り替える必要も生じると思われますが、次はこんな柄にしようとか、こんな色にしようとか、置く場所によって「畳を選ぶ時代」が生まれるのではと考えました。

 「室礼に併せて畳をアレンジ」
 「人生を共に歩む畳」
 私たちのグループではこのような畳の使い方を提唱する事として、発表をまとめさせて頂きます。

という内容です。写真や資料は明日のブログで。
飯盛良隆
佐賀県小城市三日月町出身。
佐世保工業高等専門学校卒業後、ブリヂストン鳥栖工場設備課勤務。橋本龍太郎通産大臣の時代に第3種電気主任技術者の免状を取得。

建材店:サンコー商事にて14年間建材の販売に携わり新築・リフォームの現場に数多く潜入。戸建て住宅でもインテリアの重要性を感じ平成20年町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー福岡校に入学しインテリアの基礎を学ぶ。

平成22年、スメトコプロモーションを設立し住宅CMサービス佐賀の運営を始める。
平成25年2月、ダブルスネットワーク(株)社との契約を解消、住宅CMサービス佐賀の運営を終了する。

平成24年3月、帝王学(氣の學問、道の教え)を学び始める。同年6月
唐津から釜山へ新幹線で!

実現するためには長崎県と佐賀県をひとつに。そしてアジアや世界中の人たちが、自然と人の美しさを求めて足を運ぶ地域にする。

そんな夢を描き知事を目指して政治活動をはじめることに。 活動に専念するために平成26年6月末にて住宅に関する事業は終了。平成26年8月末にて(株)スメトコプロモーションを退社。
平成27年1月11日実施の佐賀県知事選挙に立候補。惨敗。
平成27年12月21日
東京エムケイ(株) 入社。
Tokyo2020オリンピック、パラリンピックの関係者輸送も経験


現在
眞理學指導員 (日産鮎川義塾)
稲作農業
佐賀タクシー勤務
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