今の政治家は福祉や公共事業など身近な話題にばかり目を向け、私たちに夢を語ってくれる人がいなくなってきていると感じます。確かに、票をいただくためには身近な政策を充実させることは重要です。しかしそれでは、人々が同じ方向を向いて頑張ろうという意欲は生まれにくいと感じます。トップに立つ人をリーダーといいます。漢字で書くと指導者です。指導者の指はどこを指すか。
それは「未来」です。そんな指導者の指が身近な福祉政策と予算のばらまきを語っていては未来が開けません。
佐賀県の抱える課題の中には、隣県の長崎県(県庁)との考えが異なるために解決できない課題があります。もともと肥前の国として共に歩んできた長崎・佐賀の両県は明治になって全国でも珍しく二つに分かれてしまいました。過去の歴史を詳しく学んでいないために、その経緯を詳しく存じませんが、ある方のお話では「肥沃な土地を持つ佐賀がその生産力に慢心して、農作物の取れない地域(長崎県)を切り離してしまった。ところが、産業の主体が農業から工業に変わったために、環境が厳しいと考えられていた長崎県が発展し、佐賀県が取り残されてしまったのだ」といういきさつがあるそうです。それが現実であるのなら、私たち佐賀県民は謙虚に反省することが大切です。そして、人々の暮らしと将来の日本を発展させるためにも、この両県が合併して社会をリードしていくことが必要だと考えています。
長崎新幹線の建設工事を今さら止めることはできません。しかし、諫早湾の問題は地球にとってあるべき姿を考えて、そこへ導く必要があります。
伊万里湾に浮かぶ、鷹島、福島は長崎県でありながら、伊万里市のインフラに頼るところがあります。一方で高度医療は、伊万里市も佐世保市の病院を頼りにしています。
焼き物の里を「有田・伊万里」と「三河内・波佐見」と分かれてPRし続けることが、グローバルな時代に有効でしょうか?
そしてなにより、壱岐・対馬は海上航路を佐賀県唐津市と福岡市に依存しながら、行政が長崎県であるためにガソリンの価格が高騰するなど生活環境が厳しさを増していても、本土での関心は盛り上がりません。日本にとってこの両島がいかに重要である場所か、日本人として考える必要があるのではないでしょうか。沖縄の基地問題がクローズアップされますが、それと同じように支援が必要な地域ではないのでしょうか?
しかし、国民や今の政治家に関心を持たせることは簡単でありません。過去のわだかまりを解き、現代の課題を乗り越えて、未来の発展を目指す姿勢が、経営トップの姿勢に必要だと私は考えています。
利権が絡み合う課題ですから簡単に実現するものではありません。政府には道州制の考えもありますが、全国の自治体や役所の皆さんが賛同する意見のとりまとめは容易ではないと考えています。それぞれの利益を超えて未来の発展のために、長崎県と佐賀県の合併を実現させたいと考えています。
それは「未来」です。そんな指導者の指が身近な福祉政策と予算のばらまきを語っていては未来が開けません。
佐賀県の抱える課題の中には、隣県の長崎県(県庁)との考えが異なるために解決できない課題があります。もともと肥前の国として共に歩んできた長崎・佐賀の両県は明治になって全国でも珍しく二つに分かれてしまいました。過去の歴史を詳しく学んでいないために、その経緯を詳しく存じませんが、ある方のお話では「肥沃な土地を持つ佐賀がその生産力に慢心して、農作物の取れない地域(長崎県)を切り離してしまった。ところが、産業の主体が農業から工業に変わったために、環境が厳しいと考えられていた長崎県が発展し、佐賀県が取り残されてしまったのだ」といういきさつがあるそうです。それが現実であるのなら、私たち佐賀県民は謙虚に反省することが大切です。そして、人々の暮らしと将来の日本を発展させるためにも、この両県が合併して社会をリードしていくことが必要だと考えています。
長崎新幹線の建設工事を今さら止めることはできません。しかし、諫早湾の問題は地球にとってあるべき姿を考えて、そこへ導く必要があります。
伊万里湾に浮かぶ、鷹島、福島は長崎県でありながら、伊万里市のインフラに頼るところがあります。一方で高度医療は、伊万里市も佐世保市の病院を頼りにしています。
焼き物の里を「有田・伊万里」と「三河内・波佐見」と分かれてPRし続けることが、グローバルな時代に有効でしょうか?
そしてなにより、壱岐・対馬は海上航路を佐賀県唐津市と福岡市に依存しながら、行政が長崎県であるためにガソリンの価格が高騰するなど生活環境が厳しさを増していても、本土での関心は盛り上がりません。日本にとってこの両島がいかに重要である場所か、日本人として考える必要があるのではないでしょうか。沖縄の基地問題がクローズアップされますが、それと同じように支援が必要な地域ではないのでしょうか?
しかし、国民や今の政治家に関心を持たせることは簡単でありません。過去のわだかまりを解き、現代の課題を乗り越えて、未来の発展を目指す姿勢が、経営トップの姿勢に必要だと私は考えています。
利権が絡み合う課題ですから簡単に実現するものではありません。政府には道州制の考えもありますが、全国の自治体や役所の皆さんが賛同する意見のとりまとめは容易ではないと考えています。それぞれの利益を超えて未来の発展のために、長崎県と佐賀県の合併を実現させたいと考えています。