米作り
さがびよりを作り始めて、最も早い稲刈りが始まりました。天候に恵まれての稲刈りスタートだと歓迎ですが、ウンカ被害の拡大により早められた稲刈りです。
こちらの圃場は、カントリーエレベーターに出荷するものです。外周から見ていたら1割程度の被害だと思っていましたが、稲刈りを始めて見ると深刻です。3割は枯れています。
餌になる虫がいるのか、こぼれた稲を食べているのか、いろんな鳥がやってきます。
最後の直線。豊作なら鳥たちに囲まれた、ヴィクトリーロードですが・・・・。
Shi-n和の稲刈りは委託する乾燥設備の都合で10日土曜日の予定です。
慣行栽培したお米との混入割合を減らすため、コンバイン1回分(5列ほど)を稲刈りして出荷しました。
なんとか、お天気が続いて欲しいです。





なんとか、お天気が続いて欲しいです。

今回ご案内するのは5kgの6回コースと
10回コース。
今後の天候や害虫の影響で、収量が変わりますので、個別の販売受付は収穫が終わる10月20日頃になると思います。
令和2年のお米は
5kg 5千円です。
離島および新潟県・福島県以北は、追加の料金が必要となります。10月末よりお届けいたします。
販売予定量は、240kgです。
令和2年産の一般販売は、2020年11月20日頃から出荷予定です。
お申し込みは、右サイドバーの「お問い合わせ」から。
お名前とご連絡先を送信下さい。
もしくは、Facebook より、メッセージにて受付いたします。
画像の申込用紙に、ご記入の上、Faxでのご注文も受け付けいたいします。



新しい住宅が増えた農村で、新しい課題がクリークを埋め尽くす「ホテイアオイ」です。おそらく、観賞用で購入されたものを、不要になって捨てられたのだと思います。
「たったひと株」
との思いでしょうが、一夏でクリーク全体を埋め尽くします。



一方で、引き上げた水草の処分も大変なことです。
今回清掃できた範囲は、部落内のクリークの一部です。

2019年作業前 (同じ場所を反対から撮影、昨年はこんな感じでした)

2019年作業後

ホテイアオイの問題は、50年間放置されてきたジャンボタニシ(スクミリンゴカイ)の問題と同じです。一部の人の安易な行動と多くの人々が苦労していることに気遣いすることが出来ず、
「除草作業の軽減になる」
などと報道され、今なお被害を拡散している現状。
「観賞用として美しい」
外来種の問題を、安易に考えて販売、報道して欲しくないと強く願います。
埋め尽くされたホテイアオイ。大雨の時に排水を堰き止めてしまいます。
水草を除草剤で処理すれば、稲をはじめ農作物に大きな被害を及ぼします。
誰も責任をとらないのが環境問題です。

8月中旬からの日差しに恵まれて順調に育っています。佐賀県では、今年もウンカが発生しており、台風の動きを含めて影響が気になります。
本来、8月末に販売の事前受付をご案内するところでしたが、明日夕方に最接近しそうな台風9号の影響をみて、ご案内させていただこうと考えております。

一般販売の価格は 5kgで2200円(税込)を予定しております。こちらのご案内も台風通過後、特に台風による塩害を見極めてからと考えておりますので、週末頃になると思います。




昨年は、お盆以降の天候に泣かされましたが、今年は天候に恵まれること、皆さんに収穫したお米を十分に楽しんでもらえることを願って、作業して参ります。

令和に入って最初の米作りは、日照不足の影響で大幅な減収です。
来年に向けて、稲わら焼きを行いました。平成の時代は、藁焼きにも逆風が吹いた時代です。
しかし、JAや行政の指導に従えば、身体や自然環境に悪影響を及ぼす懸念のある「硫安」の使用が推奨されます。自然の摂理は「五行相生」です。稲わら(木)を燃やす(火)ことで、灰(土)に帰します。
ちなみに、今は「土用」です。土いじり、耕すことは11月8日の立冬を待ってから。
土用の風習も、平成の時代に失われた生活の一コマでしょう。
平成の時代に行った過ちを反省しながら、令和の時代を開いて生きたいと感じます。

10aあたりの収量は 920kg(含水26.5%) を越え、直播きをはじめて最大の収量になりました。稲刈り直前になってウンカの被害が発生し、数カ所の坪枯れがありましたが、天候に恵まれたおかげでの豊作となりました。




6月5日の播種から3週間が過ぎた6月の終わり頃から周囲の皆さんも、その生育ぶりを注目して下さっているようです。
依頼を受けた地主さんから
「いくらぐらいかかっやろうか?」
と数件の農家さんから問い合わせをいただいたそうです。
あいまいな答えは出せませんので、小城市三日月町の平成29年度農作業受託参考料金を基に提示させていただきました。
15500円/10a(税込)
請け負う作業はイネの直播き作業です。地主の方で代掻きまで完了していただくことが前提です。機械の運搬費用は別料金とさせて頂きます。品種は「さがびより」で、鉄コーティングした種子と播種時に散布する除草剤(これまでは「サンバード」を使用)は準備いたします。播種の適期は6月1日から15日と感じていまが、裏作などの都合を考慮してご相談に応じます。播種から3週間は、定期的に圃場へ足を運び、管理方法についてアドバイスいたしますが、発芽を保障するものではありません。ただし、種子不良(自宅分を含めて半分を超える圃場で発芽しない場合)は、無料で撒き直しを行います。移植(田植え)に作業変更を行う場合の保障は行いません。
参考料金・育苗完全委託 15500円(育苗+種子+育苗箱+箱施薬剤)
参考料金・田植え 7500円(田植えと同時に除草剤撒布・除草剤別)
平成24年に、佐城普及センターから座談会で鉄コーティングを紹介されたときに私は、これから海外から輸入されるお米と市場で勝負するには、60kgで9000円以下の米作り(メモには7000円と書いていた)を目指さなければならないと考えていました。10aから収穫出来るお米を8.5俵(510kg)と考えると10aあたり6万円での米作りです。これまで家族の労賃を無料で計算していた田植えを止めることが、それに近づく唯一の方法だと感じました。平成26年の生産変動費が10aあたり約42000円でした(固定費や機械の減価償却費は含みません)。
その後、私の米作りは低価格志向から無化学肥料へとシフトしていますが、地域の農業を考えたときには、生産コストの削減を抜きに考えることはできません。
来年(平成30年)のさがびより、鉄コーティングによる直播き作業請負を10月20日まで受付いたしますので、興味のある方はFacebookのメッセージや、ブログ右サイドバーの「お問合せ」などからご連絡下さい。
イネを食い尽くすジャンボタニシ。多くの農家が対策に頭を悩ませる中、除草効果があるなどと中途半端なメディア報道がなされ抜本的対策がとられずに、今では駆除薬をつくる業者だけが潤っているのでは、と感じてしまいます。
何も学ばなければ「捨てた養殖業者が悪い」と流布されてしまいます。しかし、歴史を学ぶと日本の産業を破壊する戦略ではなかったのかと気づかされます。
1940年代のサイパン島。サトウキビが生産されるこの島に、アメリカ軍は空からタガンタガンの種を播いたそうです。食料にも材木にもならないこの草は、サイパンから野菜をはじめとする食料を奪いました。島の外に食料を依存せざるを得なくなったのです。
戦後の日本では、米食から麦食へと変えられていきました。そこには経済戦略としての巧みな仕掛けがなされていました。だんだんと減少していく食糧自給率とお米の消費量。しかし、日本人がお米の魅力を再認識したその時のために、日本中の水田にジャンボタニシを生息させる手を打っていたのではないでしょうか。
直播きをはじめて6年目を迎えます。いつもの年ですと、種を播いて10日ほどで、このくらいに発芽して出そろいます。
昨年大豆を栽培したこの圃場では、今年も順調に育っています。
しかし、直播きの特長を生かし、準完全無農薬・無化学肥料で栽培する「さがびより」の圃場2カ所は10日経ってもほとんど芽を確認できません。
機械メーカーのクボタさんや家族が他に原因を求める中、私はジャンボタニシの食害と強く主張し、その対応を検討しました。
56aの水田は準完全無農薬を断念し「ジャンボたにし君」という殺虫剤を使うことに。
この判断は地中の微生物を殺す可能性も有り非常にリスクを負うものですが、原因不明のまま放置しては稲作の継続が困難になるとの判断からです。
結果として、遅れて発芽した稲が順調に生育し、部分的に大きく欠けたところはあるものの、昨日は草丈10cmほどに成長してきました。雨に備えて再度「ジャンボたにし君」を散布しました。このまま分けつしてしっかり育ってくれたらと思います。
一方、15aの水田は6月13日に種子のまき直しを行いました。
播種後3日間冠水した後、水をかけない状態で育てています。
現在、少しずつ緑が表土に顔を出しています。今日の雨で水が溜まってきました。
ジャンボたにし対策の薬剤を使用しないために食べ尽くされるリスクは否定できません。
その場合は、水稲栽培をあきらめ大豆の栽培に変更することも考えています。
化学肥料を使う農業が、私たちの健康を害することを学びました。ジャンボタニシの食害は、それに気づいた人たちの壁としてたち塞ぐことになりそうです。
経済戦争へ立ち向かう日本人の団結力、それが必要な時代です。
何も学ばなければ「捨てた養殖業者が悪い」と流布されてしまいます。しかし、歴史を学ぶと日本の産業を破壊する戦略ではなかったのかと気づかされます。
1940年代のサイパン島。サトウキビが生産されるこの島に、アメリカ軍は空からタガンタガンの種を播いたそうです。食料にも材木にもならないこの草は、サイパンから野菜をはじめとする食料を奪いました。島の外に食料を依存せざるを得なくなったのです。
戦後の日本では、米食から麦食へと変えられていきました。そこには経済戦略としての巧みな仕掛けがなされていました。だんだんと減少していく食糧自給率とお米の消費量。しかし、日本人がお米の魅力を再認識したその時のために、日本中の水田にジャンボタニシを生息させる手を打っていたのではないでしょうか。

昨年大豆を栽培したこの圃場では、今年も順調に育っています。

機械メーカーのクボタさんや家族が他に原因を求める中、私はジャンボタニシの食害と強く主張し、その対応を検討しました。

この判断は地中の微生物を殺す可能性も有り非常にリスクを負うものですが、原因不明のまま放置しては稲作の継続が困難になるとの判断からです。
結果として、遅れて発芽した稲が順調に生育し、部分的に大きく欠けたところはあるものの、昨日は草丈10cmほどに成長してきました。雨に備えて再度「ジャンボたにし君」を散布しました。このまま分けつしてしっかり育ってくれたらと思います。

播種後3日間冠水した後、水をかけない状態で育てています。
現在、少しずつ緑が表土に顔を出しています。今日の雨で水が溜まってきました。
ジャンボたにし対策の薬剤を使用しないために食べ尽くされるリスクは否定できません。
その場合は、水稲栽培をあきらめ大豆の栽培に変更することも考えています。
化学肥料を使う農業が、私たちの健康を害することを学びました。ジャンボタニシの食害は、それに気づいた人たちの壁としてたち塞ぐことになりそうです。
経済戦争へ立ち向かう日本人の団結力、それが必要な時代です。
会員限定 (この一年間に私が作ったお米を購入して下さった方)
今年も企画します草取り体験ツアー。
お米作りの体験といえば「田植え」と「稲刈り」をイメージされると思います。しかし、実際のお米作りは六ヶ月間、ほぼ毎日(時間は1時間かからない日もある)観察し、何らかの手を加えています。
特に減農薬栽培の草取りは機械で代わることのできない、大変負担のかかる労働です。
稲が育つ田んぼに入り、お米が育つ環境に触れ、お米の魅力、日本の神秘、地球のエネルギーを感じるひとときを過ごしてみませんか。
期日 7月10日〜8月31日(木)の原則1泊2日
ただし初日が7月31日、8月10日
8月13日、8月14日、8月15日の受入は行えません。
定員 各日1組 送迎は4名まで乗車可能
(ペット同伴での参加はご遠慮ください)
料金 1人 5千円(子ども同額、昼食・アルコール代別途)
基本プログラム
佐賀空港お迎え 14:00 (移動30分ほど)
草取り体験 16:00〜18:00
入浴 18:00〜19:00 (約5分の「ゆめりあ」にて)
夕食 19:30〜21:30
就寝
草取り体験 5:30〜7:30 (希望の方のみ)
朝食 7:45〜8:30
オプションツアー 〜13:30(案内のみ、昼食は別料金)
佐賀空港見送り 13:40
オプションツアー
オプション1 武雄温泉に入浴し地元の食材を食べる 1,000円〜
オプション2 佐賀市内で呼子いかの活き作りを食べる 3,000円〜
オプション3 筑後川流域でうなぎのせいろ蒸しを食べる 2,000円〜
オプション4 清水の滝を散策し鯉のあらいを食べる 1グループ5,000円〜
オプション6 佐賀牛レストラン季楽でランチを食べる
オプション7 古湯温泉に入り地元の食材を味わう 1,000円〜
水田での作業は泥で汚れます。(上下共に)汚れても大丈夫な服装をお持ち下さい。また、直接イネや草に肌が触れると草負けします。作業用の靴と手袋は、こちらで準備いたしますが、長袖シャツ(ポロシャツなど)で作業することがお薦めです。
朝の草取り体験は悪天候で前日実施できなかった場合や、より自然に触れたい方を対象としますので、早起きが苦手な方も心配ありません。
佐賀の夏は蒸し暑いです。こまめに着替えが出来るようにご準備下さい。
帰りの荷物は、佐川急便で発送することが出来ます。標準サイズでは、都内千円です。
佐賀空港へは成田空港から春秋航空の飛行機が1日1往復(金土日は2往復)就航しています。毎月7日正午から座席数限定で、格安料金で販売されています。
(通常期は(5700円〜)+サーチャージ+発券手数料)
また、羽田空港からはANAの飛行機が毎日5往復(約3時間おき)就航しています。
送迎は成田空港11時台発、佐賀空港14時台発に合わせて実施します。他の便をご利用の場合、佐賀空港からレンタカー(事前予約で1日1000円〜)で、小城市役所を目指してきて下さい。
公共交通は、飛行機到着時刻に合わせて佐賀駅までバス(650円)が出ています。佐賀駅到着後、長崎本線下り・唐津線の普通列車で2つ目の久保田駅(230円)まで来てください。佐賀駅からお電話いただきますと久保田駅までお迎えに参ります。
お申し込みは、「ご希望の日程」を直接メールにて飯盛までお送り下さい。
今年も企画します草取り体験ツアー。

特に減農薬栽培の草取りは機械で代わることのできない、大変負担のかかる労働です。
稲が育つ田んぼに入り、お米が育つ環境に触れ、お米の魅力、日本の神秘、地球のエネルギーを感じるひとときを過ごしてみませんか。
期日 7月10日〜8月31日(木)の原則1泊2日
ただし初日が7月31日、8月10日
8月13日、8月14日、8月15日の受入は行えません。
定員 各日1組 送迎は4名まで乗車可能
(ペット同伴での参加はご遠慮ください)
料金 1人 5千円(子ども同額、昼食・アルコール代別途)
基本プログラム
佐賀空港お迎え 14:00 (移動30分ほど)
草取り体験 16:00〜18:00
入浴 18:00〜19:00 (約5分の「ゆめりあ」にて)
夕食 19:30〜21:30
就寝
草取り体験 5:30〜7:30 (希望の方のみ)
朝食 7:45〜8:30
オプションツアー 〜13:30(案内のみ、昼食は別料金)
佐賀空港見送り 13:40
オプションツアー
オプション1 武雄温泉に入浴し地元の食材を食べる 1,000円〜
オプション2 佐賀市内で呼子いかの活き作りを食べる 3,000円〜
オプション3 筑後川流域でうなぎのせいろ蒸しを食べる 2,000円〜
オプション4 清水の滝を散策し鯉のあらいを食べる 1グループ5,000円〜
オプション6 佐賀牛レストラン季楽でランチを食べる
オプション7 古湯温泉に入り地元の食材を味わう 1,000円〜
水田での作業は泥で汚れます。(上下共に)汚れても大丈夫な服装をお持ち下さい。また、直接イネや草に肌が触れると草負けします。作業用の靴と手袋は、こちらで準備いたしますが、長袖シャツ(ポロシャツなど)で作業することがお薦めです。
朝の草取り体験は悪天候で前日実施できなかった場合や、より自然に触れたい方を対象としますので、早起きが苦手な方も心配ありません。
佐賀の夏は蒸し暑いです。こまめに着替えが出来るようにご準備下さい。
帰りの荷物は、佐川急便で発送することが出来ます。標準サイズでは、都内千円です。
佐賀空港へは成田空港から春秋航空の飛行機が1日1往復(金土日は2往復)就航しています。毎月7日正午から座席数限定で、格安料金で販売されています。
(通常期は(5700円〜)+サーチャージ+発券手数料)
また、羽田空港からはANAの飛行機が毎日5往復(約3時間おき)就航しています。
送迎は成田空港11時台発、佐賀空港14時台発に合わせて実施します。他の便をご利用の場合、佐賀空港からレンタカー(事前予約で1日1000円〜)で、小城市役所を目指してきて下さい。
公共交通は、飛行機到着時刻に合わせて佐賀駅までバス(650円)が出ています。佐賀駅到着後、長崎本線下り・唐津線の普通列車で2つ目の久保田駅(230円)まで来てください。佐賀駅からお電話いただきますと久保田駅までお迎えに参ります。
お申し込みは、「ご希望の日程」を直接メールにて飯盛までお送り下さい。

夏場の晴天に恵まれ二年連続の豊作を期待したのですが、9月の長雨と台風の接近で生育は大幅に鈍化したようです。昨年の終了の8割弱にとどまりました。

一年だけの米作りはありません。10年先、30年先を考えながら、今何を試みるかが大切です。
収穫した稲のうち、準完全無農薬・無化学肥料のお米は、こちらのサイトでも販売しております。身体に良いお米をお探しの方は、ご連絡下さいませ。
販売は1kg単位で受付いたします。お米の鮮度を保つために精米品の出荷は、月に一度とさせて頂きます。

準完全無農薬という理由は、圃場に種を直播きする際に「サンバード」という除草剤を1回だけ使っているからです。それ以外は、隣接する他の農家さんが散布する肥料、農薬の混入があっても、栽培する私が散布したものはありません。
15aの圃場で収穫したShin-和の最大販売量は玄米で658kgです。
(昨年の収穫実績は約800kg)
生育途中の様子はこちらでもご覧いただけます。
お申込は、下の写真画像をプリントアウトして、Faxまたはメールでお願いします。

肥料にこだわって作ったお米、それが「しんわ(Shin-和)」です。戦後の食糧政策で、日本人がお米を食べなくさせられました。昭和30年代に一人あたりの消費量が120kgであったコメの消費量は今、60kgを割っています。行政や団体の主導で消費を増やそう、高く売れるお米を作ろうと努力してきたお米は、肥料と農薬を大量に使用しひ弱な作物を育てる結果になってしまいました。たとえ美味しくても、ひ弱な作物を食べて育つと、ひ弱な人間をつくってしまいます。
強い精神と健康な身体を取り戻す、その源は肥料にあると気づき育てたお米です。
「しんわ(Shin-和)」は、隣接する他の圃場から入るものを除き、前作物の収穫以降、化学肥料を一切使用していません。さらに、餌や飼育環境にこだわりを持つ家畜の糞尿からつくられる、(株)JEMの有機肥料を使い土壌を活性化する土作りに務めています。
今回紹介する「しんわ(Shin-和)」は、圧搾絞りされた菜種油の搾りかすを穂肥として使用しています。田植えは行わず種子を鉄粉と焼石膏でコーティングして直播きしています。農薬は除草剤として直播き時に使用する「サンバード」のみです。
佐賀平野の田植えもピークを過ぎ、今度の週末で完了するかと思います。昨日の大雨で予定が狂った方も多いかと存じます。そんな多忙な時期を、暇に過ごしているのが私。
2012年から取組みはじめた、鉄コーティングによる直播きによる効果です。
翌2013年にはすべての圃場で田植えを辞める決断をしました。今年は6月3日に播種を終え2週間が過ぎ、そろそろ手を加える時期になろうとしています。
写真の右側が直播きした私の圃場。左が前日田植えを終えられた方の圃場です。(6月21日朝撮影)
こちらの写真は反対側から。左側が私の圃場です。
直播きに取り組んだのは、これからの時代は米の価格がさらに下落するので、対応できるようにコストを下げる工夫が必要になる、との考えからです。日本人の主食であって欲しいお米を60kgあたり7000円でつくり、1万円で消費者に提供する工夫が必要になると。
約150aの水田にかかる時間は、直播きの場合6時間です。準備や片付けを含めても丸1日で、しかも一人で作業できます。
一方、田植えで作業する場合、機械の性能にもよりますが田植えに10時間以上、片付けまで丸2日かかります。しかも、苗を運ぶ人などを含めて2〜3人の人手が必要になります。田植えまでの3週間、毎日水の管理が必要になります。種まきには3〜4人の人手が必要です。作業は2時間ほどですが、準備から箱を広げるまでの時間は、丸1日以上かかります。箱を広げるための苗床も整備しなければなりません。
日本の稲作農業は、家族労働の人件費を0円で計算して成り立ってきました。兼業農家が減少を続ける今、このビジネスモデルは成立しなくなります。人件費を考えた稲作を成り立たせるには、デメリットを受け入れる覚悟をもって、新しい技術に取り組むことが必要になっています。

翌2013年にはすべての圃場で田植えを辞める決断をしました。今年は6月3日に播種を終え2週間が過ぎ、そろそろ手を加える時期になろうとしています。
写真の右側が直播きした私の圃場。左が前日田植えを終えられた方の圃場です。(6月21日朝撮影)

直播きに取り組んだのは、これからの時代は米の価格がさらに下落するので、対応できるようにコストを下げる工夫が必要になる、との考えからです。日本人の主食であって欲しいお米を60kgあたり7000円でつくり、1万円で消費者に提供する工夫が必要になると。
約150aの水田にかかる時間は、直播きの場合6時間です。準備や片付けを含めても丸1日で、しかも一人で作業できます。
一方、田植えで作業する場合、機械の性能にもよりますが田植えに10時間以上、片付けまで丸2日かかります。しかも、苗を運ぶ人などを含めて2〜3人の人手が必要になります。田植えまでの3週間、毎日水の管理が必要になります。種まきには3〜4人の人手が必要です。作業は2時間ほどですが、準備から箱を広げるまでの時間は、丸1日以上かかります。箱を広げるための苗床も整備しなければなりません。

新しい情報(2019年)のツアーはこちらから
お米作りの体験といえば「田植え」と「稲刈り」をイメージされると思います。しかし、実際のお米作りは六ヶ月間、ほぼ毎日(時間は1時間かからない日もある)観察し、何らかの手を加えています。
特に田植え前の苗作りや畦の整備、減農薬栽培なら草取りは機械で代わることのできない、大変負担のかかる労働です。
大変恐縮ではございますが、除草剤を減らすことがいかに大変かを実感していただき、そのお米の重みを感じていただくことができればと考えイベントを企画しています。
期日 7月10日〜8月31日(水)の原則1泊2日
ただし初日が7月23日、7月28日、7月29日、
7月30日、8月13日、8月14日、8月15日の受入は行えません。
定員 各日1組 送迎は4名まで乗車可能
(ペット同伴での参加はご遠慮ください)
料金 1人 5千円(子ども同額、昼食・アルコール代別途)
基本プログラム
佐賀空港お迎え 14:00 (移動30分ほど)
草取り体験 16:00〜18:00
入浴 18:00〜19:00 (約5分の「ゆめりあ」にて)
夕食 19:30〜21:30
就寝
草取り体験 6:00〜8:00 (体調に合わせて自由参加)
朝食 7:00〜9:00
オプションツアー 〜13:30(案内のみ、昼食は別料金)
佐賀空港見送り 13:40
オプションツアー
オプション1 武雄温泉に入浴し地元の食材を食べる 1,000円〜
オプション2 佐賀市内で呼子いかの活き作りを食べる 3,000円〜
オプション3 筑後川流域でうなぎのせいろ蒸しを食べる 2,000円〜
オプション4 清水の滝を散策し鯉のあらいを食べる 1グループ5,000円〜
オプション6 佐賀牛レストラン季楽でランチを食べる
オプション7 古湯温泉に入り地元の食材を味わう 1,000円〜
水田での作業は泥で汚れます。(上下共に)汚れても大丈夫な服装をお持ち下さい。また、直接イネや草に肌が触れると草負けします。作業用の靴と手袋は、こちらで準備いたしますが、長袖シャツ(ポロシャツなど)で作業することがお薦めです。
朝の草取り体験は悪天候で前日実施できなかった場合や、より自然に触れたい方を対象としますので、早起きが苦手な方も心配ありません。
佐賀の夏は蒸し暑いです。こまめに着替えが出来るようにご準備下さい。
帰りの荷物は、佐川急便で発送することが出来ます。標準サイズでは、都内千円です。
佐賀空港へは成田空港から春秋航空の飛行機が1日1往復(金土日は2往復)就航しています。毎月7日正午から座席数限定で、格安料金で販売されています。
(通常期は(5700円〜)+サーチャージ+発券手数料)
また、羽田空港からはANAの飛行機が毎日5往復(約3時間おき)就航しています。
送迎は成田空港11時台発、佐賀空港14時台発に合わせて実施します。他の便をご利用の場合、佐賀空港からレンタカー(事前予約で1日1000円〜)で、小城市役所を目指してきて下さい。
公共交通は、飛行機到着時刻に合わせて佐賀駅までバス(650円)が出ています。佐賀駅到着後、長崎本線下り・唐津線の普通列車で2つ目の久保田駅(230円)まで来てください。佐賀駅からお電話いただきますと久保田駅までお迎えに参ります。
お申し込みは、「ご希望の日程」を直接メールにて飯盛までお送り下さい。

特に田植え前の苗作りや畦の整備、減農薬栽培なら草取りは機械で代わることのできない、大変負担のかかる労働です。
大変恐縮ではございますが、除草剤を減らすことがいかに大変かを実感していただき、そのお米の重みを感じていただくことができればと考えイベントを企画しています。
期日 7月10日〜8月31日(水)の原則1泊2日
ただし初日が7月23日、7月28日、7月29日、
7月30日、8月13日、8月14日、8月15日の受入は行えません。
定員 各日1組 送迎は4名まで乗車可能
(ペット同伴での参加はご遠慮ください)
料金 1人 5千円(子ども同額、昼食・アルコール代別途)
基本プログラム
佐賀空港お迎え 14:00 (移動30分ほど)
草取り体験 16:00〜18:00
入浴 18:00〜19:00 (約5分の「ゆめりあ」にて)
夕食 19:30〜21:30
就寝
草取り体験 6:00〜8:00 (体調に合わせて自由参加)
朝食 7:00〜9:00
オプションツアー 〜13:30(案内のみ、昼食は別料金)
佐賀空港見送り 13:40
オプションツアー
オプション1 武雄温泉に入浴し地元の食材を食べる 1,000円〜
オプション2 佐賀市内で呼子いかの活き作りを食べる 3,000円〜
オプション3 筑後川流域でうなぎのせいろ蒸しを食べる 2,000円〜
オプション4 清水の滝を散策し鯉のあらいを食べる 1グループ5,000円〜
オプション6 佐賀牛レストラン季楽でランチを食べる
オプション7 古湯温泉に入り地元の食材を味わう 1,000円〜
水田での作業は泥で汚れます。(上下共に)汚れても大丈夫な服装をお持ち下さい。また、直接イネや草に肌が触れると草負けします。作業用の靴と手袋は、こちらで準備いたしますが、長袖シャツ(ポロシャツなど)で作業することがお薦めです。
朝の草取り体験は悪天候で前日実施できなかった場合や、より自然に触れたい方を対象としますので、早起きが苦手な方も心配ありません。
佐賀の夏は蒸し暑いです。こまめに着替えが出来るようにご準備下さい。
帰りの荷物は、佐川急便で発送することが出来ます。標準サイズでは、都内千円です。
佐賀空港へは成田空港から春秋航空の飛行機が1日1往復(金土日は2往復)就航しています。毎月7日正午から座席数限定で、格安料金で販売されています。
(通常期は(5700円〜)+サーチャージ+発券手数料)
また、羽田空港からはANAの飛行機が毎日5往復(約3時間おき)就航しています。
送迎は成田空港11時台発、佐賀空港14時台発に合わせて実施します。他の便をご利用の場合、佐賀空港からレンタカー(事前予約で1日1000円〜)で、小城市役所を目指してきて下さい。
公共交通は、飛行機到着時刻に合わせて佐賀駅までバス(650円)が出ています。佐賀駅到着後、長崎本線下り・唐津線の普通列車で2つ目の久保田駅(230円)まで来てください。佐賀駅からお電話いただきますと久保田駅までお迎えに参ります。
お申し込みは、「ご希望の日程」を直接メールにて飯盛までお送り下さい。
記事検索
飯盛良隆
佐賀県小城市三日月町出身。
佐世保工業高等専門学校卒業後、ブリヂストン鳥栖工場設備課勤務。橋本龍太郎通産大臣の時代に第3種電気主任技術者の免状を取得。
建材店:サンコー商事にて14年間建材の販売に携わり新築・リフォームの現場に数多く潜入。戸建て住宅でもインテリアの重要性を感じ平成20年町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー福岡校に入学しインテリアの基礎を学ぶ。
平成22年、スメトコプロモーションを設立し住宅CMサービス佐賀の運営を始める。
平成25年2月、ダブルスネットワーク(株)社との契約を解消、住宅CMサービス佐賀の運営を終了する。
平成24年3月、帝王学(氣の學問、道の教え)を学び始める。同年6月
唐津から釜山へ新幹線で!

実現するためには長崎県と佐賀県をひとつに。そしてアジアや世界中の人たちが、自然と人の美しさを求めて足を運ぶ地域にする。
そんな夢を描き知事を目指して政治活動をはじめることに。 活動に専念するために平成26年6月末にて住宅に関する事業は終了。平成26年8月末にて(株)スメトコプロモーションを退社。
平成27年1月11日実施の佐賀県知事選挙に立候補。惨敗。
現在
眞理學指導員 (日産鮎川義塾)
夏・佐賀で稲作
冬・東京エムケイ(株) 勤務
佐世保工業高等専門学校卒業後、ブリヂストン鳥栖工場設備課勤務。橋本龍太郎通産大臣の時代に第3種電気主任技術者の免状を取得。
建材店:サンコー商事にて14年間建材の販売に携わり新築・リフォームの現場に数多く潜入。戸建て住宅でもインテリアの重要性を感じ平成20年町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー福岡校に入学しインテリアの基礎を学ぶ。
平成22年、スメトコプロモーションを設立し住宅CMサービス佐賀の運営を始める。
平成25年2月、ダブルスネットワーク(株)社との契約を解消、住宅CMサービス佐賀の運営を終了する。
平成24年3月、帝王学(氣の學問、道の教え)を学び始める。同年6月
唐津から釜山へ新幹線で!

実現するためには長崎県と佐賀県をひとつに。そしてアジアや世界中の人たちが、自然と人の美しさを求めて足を運ぶ地域にする。
そんな夢を描き知事を目指して政治活動をはじめることに。 活動に専念するために平成26年6月末にて住宅に関する事業は終了。平成26年8月末にて(株)スメトコプロモーションを退社。
平成27年1月11日実施の佐賀県知事選挙に立候補。惨敗。
現在
眞理學指導員 (日産鮎川義塾)
夏・佐賀で稲作
冬・東京エムケイ(株) 勤務
カテゴリ別アーカイブ
QRコード
最新コメント
Archives