飯盛良隆のi佐賀iよ〜したか

住まいづくりのコンシェルジュから転身 佐賀県知事に挑戦した飯盛良隆のブログです。

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震和会とは。(為雷)人生の試練や困難を切り拓き、奮いたつ勇気をもって、
(日本)の国を再興する、という意味です。

「コメント」「お問い合わせ」は、日本語でお願いします。
(日本語以外は無視または削除します)

震和塾(學のススメ)

地理と歴史を學ぶ必要性について

 戦後教育で日本人は日本の歴史、日本の領土について考えなくなったといわれます。

 小さい頃から地図を見ることが大好きな私ですが、歴史は40代になってから勉強するようになりました。では、地理や歴史はいつから始めたら良いのでしょう?

 今月、ふとしたことから気づきました。

 地理や歴史とは、学校の教科書で学ぶものでも、図書館やテレビ、新聞から学ぶものだけではないのだと。ご自身の住まい、ここにも地理は存在します。一戸建てならお隣との境界線です。マンションなら建物の境界はもちろん、個人が所有権を有する部分と共有部分を分ける境界線があります。歴史とは、自身のお父さんお母さん、それぞれの両親にあたる、お祖父さん、お祖母さん、そのまた両親にあたる、ひいおじいさん、ひいおばあさん。そんな身近な地理や歴史を学ぶこと、教えることを忘れてしまったのが戦後社会、戦後教育だったと。

 幼少期にはご自身の住まいの地理や家系の歴史を、親が教える必要があります。

 小学生くらいには、地域・集落の地理、境界線、その成り立ち、そして菩提寺の歴史を地域の人々で教える必要があるでしょう。中学を卒業すまでには、都道府県の地理とその歴史を学校や社会で学ばせる必要があります。

 その積み重ねが、日本の地理・歴史を生涯にわたって学び続ける礎になります。

 日本の領土を知らない子供たち。(大人も知らない)

 日本の歴史を学ばない子供たち。(大人が教えられない)

トインビーは言ってます。神話を学ばない国は必ず滅びると。

 家庭も国家も同じです。地理を学ぶ習慣、歴史を探究する心。そこに愛が生まれ、誇りが生まれ、成長するのです。

天は地を覆い 地は天を載せる

 いろいろな批判もありましたが、眞子内親王殿下の結婚が来週実現できることに喜びを感じております。成人皇族の減少や皇位継承など国民の心配は絶えません。しかし、皇室典範の定めがあり戦後の陛下が、それを尊重してお務めくださるのでありますから、私たち庶民が余計な心配をするべきではないと考えます。

 聖徳太子がつくった十七条憲法。その三条には、

三曰、承詔必謹。君則天之。臣則地之。天覆臣載。四時順行、萬気得通。地欲天覆、則至懐耳。是以、君言臣承。上行下靡。故承詔必愼。不謹自敗。

三に曰く、詔を承りては必ず謹(つつし)め、君をば天(あめ)とす、臣をば地(つち)とす。天覆い、地載せて、四の時順り行き、万気通ずるを得るなり。地天を覆わんと欲せば、則ち壊るることを致さんのみ。ここをもって君言えば臣承(うけたま)わり、上行けば下靡(なび)く。故に詔を承りては必ず慎め。謹まずんばおのずから敗れん。

とあります。婚約内定から4年間、眞子内親王殿下の結婚問題では皇位継承に絡み、いろんな力が働いたと推測されます。しかし、十七条憲法の精神に戻って考えれば、皇室の問題を役人や学者、そして国民が意見していることこそ問題ではないでしょうか?

 皇位継承の問題は、天に任せるべきことであり、私たち国民は意見することではなく、決まったことをともに喜ぶことが大切だと考えます。

唐津から2時間の船旅 壱岐へ

IMG_2618 国境の島を訪れて1年。今年は唐津から船で行くことができる島・壱岐を訪れた。天気予報では「壱岐・対馬地方」と一つにまとめられた二つの大島。神話・古事記の中では、その誕生を別々に紹介され、大きさや風土、環境も全く異なるのに、あたかも同じように認識してしまった私たちの価値観。
 それぞれの島へ実際に足を運んだことで、知識による先入観が時として偏見の目で見てしまっていることを再認識させられる。

IMG_2671 壱岐は南北17km、東西14kmほどで、大きさは対馬の約5分の1。小さいというイメージからレンタカーではなく、公共交通(タクシーとバス)を使って島巡りをしたが、時間効率が悪く相当な距離を歩くことになった。せっかく運転免許証を持っているのだからレンタカーは使うべきだと実感した。
 さて、唐津からフェリーで1時間45分。印通寺港に到着して、どこへ行くか(見るところ、泊まるところ)を決めるために観光案内所へ。そこで、干潮の時しか渡ることができない小島神社をすすめてもらった。タクシーで10分ちょっと。約2000円で島の入口に到着。
IMG_2688 参拝のルートなど、運転手さんが親切に教えてくださったが、自然の流れに身を任せて神社へ足を運ぶ。
 少し足場の悪いところだが、宮崎県の青島を思い出させていただくような気持ちになった。2000年前、大陸からの船でやってきた人々は、ここ内海湾で小舟に乗り換えて、原の辻へ向かったそうだ。


 唐津の港には食堂がない。フェリーにも売店はない。昼食をとっていない島巡りは食事が難しいことを、あらためて経験させられることになるとは。

時刻は15時半。この後どこへ行くか、どこに泊まるか?

朝日を見ながら海に入りたい

 せっかく島へきたのだからそう考えてしまう。壱岐は西側に温泉宿もあるのだが、朝日を見るには東側でなければならない。学生の頃、壱岐の芦辺町出身の後輩がいたことを思い、芦辺町の宿に電話を入れてみる。宿泊できるということで、一旦バスで宿を目指す。
IMG_2725 荷物を置いてガイドマップを見ながら、芦辺町の食事処うにめし食堂はらほげへ電話してみる。
時刻は17時。
「そちらのお店、明日の営業は何時からですか?」
「10時から17時です」
「うに割体験とありますが、今の時期も可能ですか?」
「海女さんの漁が今日まででしたので、今日で終わりました」
 非常に間が悪い。そもそも、小島神社から電話していれば歩いて行くことができたお店。

 仕方なく食事を求めて徒歩で町歩き。まずは壱岐神社。

IMG_2739 近くに「寿司割烹 豊月」というお店が紹介されているが、18時を過ぎても看板は「支度中」のまま。
 少弐公園を見学して芦辺の街中へ。





IMG_2743壱岐牛のお店「味処うめしま」とガイドに載っているものの、コロナの影響か、食堂の営業はやっていない。
 旅行らしからぬイオンへ足を伸ばすことになった。




IMG_2767 翌朝、5時10分の日の出を目指して清石浜海水浴場まで20分の道のりを歩く。







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IMG_2791 芦辺港








IMG_2796 芦辺港から見える朝日








IMG_2799 港の脇に咲く花々








IMG_2803 旅館に戻り朝食。
 2日目は、バスで芦辺から勝本、郷ノ浦を経由して原の辻遺跡を目指す。
 芦辺7:50発郷ノ浦行きのバスに乗車。1000円で一日乗車券を購入する。車内から窓の外を撮影していた私に、勝本入口で運転手さんが
「ここで、次に来るバスに乗り換えた方が景色の良いところを通るから」
と教えてくださり、湯本湾を巡るバスで景色を楽しむ。
 柳田でバスを降り、壱岐国一宮の天手長男神社へ足を運ぶ。次のバスまで20分の時間で参拝を終え、再び郷ノ浦行きのバスに。
IMG_2815 八畑のバス停で印通寺経由芦辺行きに乗換え、原の辻遺跡へ。
 島のイメージとは異なり、壱岐の平野は広い。なんと、長崎県では諫早平野に次ぐ2番目の広さだと。吉野ヶ里遺跡から南を見るほどの広さは感じないが、同じ時代に栄えた所なので景色も似ている。佐賀で例えるなら北波多あたりの景色に似た感じがする。
IMG_2963 日差しの強い遺跡から、小高い丘の上に経つ一支国博物館へ森の中を歩いて目指す。黒いトンボに導かれて・・・。






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IMG_2973 自然がつくる造形美








IMG_2979 一支国博物館








IMG_2997 博物館の展望台へは、入場無料のエレベーターで上ることができる。高いところから見る原の辻遺跡と広がる水田、まさに百聞は一見にしかず。





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IMG_3015 有料(一般410円)の常設展示室では、遺跡案内のシアター上映とともに、通常はレプリカで展示されている「人面石」なども、実物を見ることができた。





IMG_3023 印通寺港から唐津へ向かう船は、バスの接続が悪いようだ。港で1時間半ほど時間があったので、お土産を買う前に松永安左エ門記念館へ足を運んでみた。観光客の少ない時期、スタッフの方も熱心に説明してくださる。



IMG_3031 帰りの船からも玄界灘の島々を楽しめる。この島は・・・。地図アプリが役に立つ。







IMG_3043 壱岐を離れて90分。左手に唐津城がお出迎え。
 フェリー乗り場が呼子から唐津東港に移ったものの、私たちの意識では遠い島。そんなイメージを持っていたが、日帰りでも十分に楽しめる島だと感じた。片道1740円、軽自動車ならレンタカーよりもマイカーで。
 そんな感覚で繰り返し足を運び、歴史を学びたい場所だった。


丑年の意味は結ぶ

 今年は「辛丑」

 寂しいことに、親戚から届く年賀状の中に「今回で失礼します」という葉書が数枚。

 丑年のテーマには「人との縁を結ぶ」という意味があります。辛い年に他人を一つ加えることで「幸」に変えることが出来るのです。

 学校教育で頭の良くなった日本人ですが、戦後教育から「學」が抜け落ちた結果、漢字や時間などから学ぶことが出来る「格」を失いました。
 大切な情報はテレビや新聞ではなく、自らの記憶の中にあります。記憶を振り返って未来を発展させて欲しい、そう願っております。

バスに乗り遅れるな

 コロナ対策のワクチン接種報道を耳にすると、80年前の三国同盟を結ばせようとする社会の報道「バスに乗り遅れるな」と同じことのように聞こえてきます。

 反対派の意見を罵倒し、三国同盟を結んだ日本は対米戦争への道を歩みました。

 イタリアは早々に降伏し、日本敗戦の時には日本から賠償を穫る側に回りました。
 中華民国と戦う日本に対し、ドイツは中華民国へ武器を支援しました。
 シベリアを攻めたドイツは日本に、ソ連を東から攻めて挟み撃ちにすることを求めましたが日本は躊躇し、ソ連の反撃が始まった1941年12月に、ソ連ではなくアメリカと太平洋諸国の植民地解放へ軍を動かしました。

 三国同盟の意味は何だったのでしょう? バスに乗り遅れた方が良かったのでは。

 そう思う社会が繰り返されるのでしょうか?

 歴史に学び、反省して社会を成長させることが必要です。日本は「戦争した日本が悪かった」という思考にとどめられています。正しい反省
「何故、負ける戦争をしたのか」「何故、戦争に負けたのか」。
そのことをしっかり反省しなければ、バブル崩壊後の失われた30年もコロナ対策で後手に回る対応も解決の糸口をみることは出来ないと感じます。

コロナワクチン後の世界を描く

 2年ほど前に法友の上村英樹さんから、一本の映画を紹介された。タイトルは「タイム」という作品で、通貨が時間に置き換わる近未来の世界を描き、富豪層は永遠の命を取り入れ、一方の庶民は日々の時間稼ぎに追われるというもの。
 その時は、あまり関心を引かずに放置していたものの、昨年春からの武漢肺炎とコロナウイルス。それを煽るメディアと振り回す政治家たち。ワクチンの開発利権とその安全性を疑問視する声が渦巻く中で、映画のことを思い出し視聴してみた。
 25歳の誕生日の姿でその後の人生を送る社会。お金に支配された世界以上に格差が広がり、生命の危機と隣り合わせの世界は、まさに今、左翼主義のエリートたちが目指す世界なのだと腑に落ちるものだった。
 コロナ騒動で広がる社会の格差。日本人として放置できますか?

謹賀新年2021 辛丑(かのとうし)

新年おめでとうございます

今年も東京で新年を迎えました。
これまでと異なり活気を失った東京。
學問に目覚めた2013年、当時より深刻に感じます。

一年延期された東京オリンピック。
無事に、盛大に開催されることを願っています。

気学上、新年を迎えるのは2月3日の深夜。
もう少し、庚子が続きます。

生き方の「更新」できましたか?


辛丑の十干は「辛」い。振り返って
2011年3月 東日本大震災 福島原発事故
2001年9月 アメリカ同時多発テロ
1991年3月 湾岸戦争 (同年は他に、6月普賢岳火砕流 9月台風17号19号)
1981年
1971年7月 ニクソンショック(チャイナ問題と金ドル交換停止)
1961年
1951年
1941年12月 太平洋戦争(大東亜戦争)始まる
1931年9月 柳条湖事件(満州事変)

その影響は、現代にも続いています。

干支は60年で一回りします。「還暦」です。
日々を振り返って反省の出来ている人は、還暦を迎えてから今年何が起こるか、何に気をつけなければいけないかを過去の記憶から指導することが出来るようになります。
その記憶を取り戻し、備える準備は出来ましたか?

「丑」の意味は、糸偏をつけた「むすぶ・人との縁を大切にする」という意味を持ちます。
辛いという文字に、他の人と交わることで棒を一本加えることが出来れば「幸」という文字に変えることが出来ます。

2020年11月、アメリカ合衆国でクーデターが起こりました。
東京オリンピックが中止になれば、来年の夏には・・・。

絶対に防がなければ、なりません。

アメリカ合衆国のクーデター

 2020年11月アメリカ合衆国大統領選挙。私の記憶、35年前にテレビ報道された記憶と重なってしまう。1985年フィリピン大統領選挙。この時は開票の仕組みに問題があったとされ、政府公式機関「中央選管」と民間組織「ナムフレル」の結果が相違したことによって時間を要した。社会的にはどうでも良いことだが、選挙報道の影響を受け、当時生徒会の役員を務めていた母校、三日月中学校では来年度の生徒会役員を決める選挙を実施したものの、選挙無効の判断をさせられることになった。
 発展途上国で起きた選挙の問題だったから、民主主義のひ弱さによるもの、と思い生きてきたが、まさか、自由と民主主義の国、アメリカ合衆国で選挙を巡るクーデターが起こるとは。

 これから、アメリカの内政は混乱が続くでしょう。アメリカはよその国のことを構っていられません。もちろん国連は役に立ちません。そのとき日本はどうたち振る舞うでしょう。

 北朝鮮拉致被害者の問題をアメリカに依存できません。
 竹島問題や徴用工の問題などもってのほかです。
 北方領土問題など解決済みでしょう。

 沖縄、尖閣列島、対馬。日本人が自らの手で護ることが出来るか、試される時を迎えそうです。2022年夏。その時、歴史をどう動かすか?

風の丘 阿蘇 大野勝彦美術館へ

008 ある日突然に両手を失ったら・・・。
トラクターで耕し機械を洗う、農業を営むものなら日常の光景。
 物事に偶然は無い、全ては必然。そして、その人に与えられたストーリー。
 運命を受け入れ、自らの使命を果たす姿。作品の数々。両手両足が満たされ、人生があまくなっていることを改めて教えられます。

 熊本南阿蘇の山麓に建つ美術館。念いの力を感じさせられました。

半世紀を迎え

 今月50回目の誕生日を迎えました。

 いろいろな経験。できたこと、できなかったこと様々ですが、おかげさまで大きな病気にかかることがなく、50年間一度も(生まれたのは佐賀市の社会保険病院ですが)入院を経験することなく過ごせたことを幸せに感じております。

2014031906  ゴールデンゲートブリッジ 入院することがなかったお陰で、住むところが拘束されることもありません。赤いパスポートを持つことができたお陰で、世界を見て、學び知ることができました。





510 人の人生は「出会いで決まる」といわれます。様々な人との出会いの中で、戦後の日本人が失った「勇気」を持つ人と出会い、それを実践することもできました。





 新たな出会いを求めて、これからも勇気を持って昇り進めて参ります。

神話から誕生した津島・対馬へ

033 日本の神話・古事記などにも登場する大八島の一つ津島。大陸文化との中継地でもある国境の島「対馬」に足を運んでみたい。そう思ってから10年が過ぎた今月、ついに足を踏み入れることが出来た。
 天気予報で「壱岐対馬地方」と称され九州・長崎県の一部であり身近に感じながら、島については何も知らない。その対馬に強い関心を持つようになったのは、2009年6月に購読した雑誌「WEDGE」に掲載されていた産経新聞社・宮本雅史氏の記事「韓国に買われる対馬 国境の島を守れぬ 日本の欠陥」に衝撃を受けたことである。
 日本の安全上、極めて重要である所なのに無関心でよいのだろうか?
 水と安全はいつまでたっても、タダと考えてよいはずはない。一方で、他人の情報だけで物事を考えてはいけない。指導者であればなおさらのこと。実際の対馬とはどんなところか。何を恐れ、何を大切にしなければならないのか、自然、人、あらゆるものから、何を感じるか、
 そんなことをイメージしながら、農作業が一段落した金曜夜、博多港を出るフェリーに準備も計画もなく、ただ帰りの船の時間だけを調べて島を目指した。帰宅してから本棚に、そのときの雑誌WEDGEが残っていたことに気づいたことも、準備不足の象徴になってしまった。
 朝4:50の対馬・厳原港。「港の賑わい」を想像していたが、フェリーを下りた人は足早に目的地を目指し、漁港や市場で賑わうわけでもない、フェリーに積まれた車が下船すれば、静かな港に戻るさみしいところ。バスの時刻は島の北部・比田勝港行きが7:03発。港近くのガソリンスタンドに併設されるレンタカーも7時から営業の看板が。時間まで港近くの丘に登って過ごす。準備不十分だから島の地図もガイドブックもない。
(農作業の最盛期で時間に追われた日々が続いていたので、自らと向き合うよい機会になった)

 幸い、レンタカーを借りることが出来たので翌日2時までの約30時間を、地図と直感を頼りに巡ることになった。レンタカーとともに貸していただいたガイドファイル。そこにあった神社巡りと砲台跡巡りを中心にルートを考えながら走ることにした。

 レンタカーのガイドに載っているからと目指した砲台巡りは、目的地に近づくにつれて道路が狭くなったり、未舗装であったり・・・。そもそも、昼間とはいえ男性でも一人で行くことは考えるべき場所だと感じるところが多かった。上見坂堡塁跡、太平砲台跡、姫神山砲台跡、豊砲台跡(写真6枚)。
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芋崎砲台跡と城山砲台跡(金田城跡)は、登山の道のりが長く準備不足のために断念。

077 上対馬町殿崎にある「日ロ友好の丘」
日本海海戦100周年を記念し、大きなレリーフが建つ。
日本が勝利したとき、負傷したロシアの水兵たちを井戸に案内し、夜は民家へ分宿させるなど、敵味方を関係なく手厚く看護しもてなした、ことが記されている。


131 豊玉町にある「和多都美神社」
海彦山彦の神話で知られる彦火火出見尊を祭神とする海宮。






156 和多都美神社から10分弱で到着できる「烏帽子岳展望所」
 WEDGEに紹介された、韓国資本が購入する土地問題が多いとされる浅茅湾。360度全ての眺めが美しい所。




204美津島町にある「金田城跡」
 663年の白村江の戦いに敗れた中大兄皇子が、国の守りの最前線として築かせた日本最古級の城跡。準備不十分のため、登山道入口までした行けず。
(登山道入口までの道路も悪路)



222厳原町小茂田にある「小茂田神社と元寇の古戦場」







234厳原町椎根にある「椎根の石屋根」
 板状の石で屋根を葺いた高床式の倉庫。冬場の強い北西の季節風から守るために作られた。





 南北約80km東西20kmの島を二日間で400kmを超えて車を走らせた。海に恵まれた漁業の島だから、おいしい刺身やお魚を食べられる、と思っていたが、お昼に食べることが出来る飲食店は少なく意外な結果になった。
125 初日にお昼ご飯を食べた比田勝のお店で、観光客の様子をうかがうと
「2018年までは韓国からの観光客が多く賑わっていたけど今はこの通り。
閑散としています。元々、(壱岐と違って)観光客の多い町ではありませんので元に戻った感じです。」
と、お話しくださった。夜の宿も手配していなかったので、どこかいいところがあるか尋ねてみると、車で5分ほどの泉という場所の民宿を紹介してくださった。初老のご夫婦で営まれる漁師さんの民宿だったので、こちらでも色々お伺いすることが出来た。
275 2日目は偶然なのか後を付けられたのか分からないが、島の南・多久頭魂神社でパトカーがやってきて、赴任して2年目というお巡りさんから10分くらい島の様子を伺うことも出来た。





 わずか2日間の滞在で自らの答えを出せることではない。厳原にある資料館や神社で、より深く歴史を学ぶことも必要である。冒頭で書いた「韓国に買われる」という懸念は、対馬の問題というより日本中で野放しにされていること、北海道や沖縄、各地の水源が買われている問題と区別して考えるものではないと感じた。そもそも「観光で成り立つ島でなかった」といわれることを考えれば、私たちが対馬という島に対し無関心でいることを反省すべきであると感じた。
 古来から大陸とつながり独自の文化を形成しながら、白村江の戦い、元寇、倭寇、秀吉の朝鮮出兵、家康による講和、日清・日露戦争と、常に外と内から圧力をかけられ、厳しい選択を迫られた島の人々。その努力のお陰で現在の日本の暮らしが成り立つことに感謝の意識を持って過ごしたい。日本と韓国・朝鮮、そのバランスの中で島は発展してきた。背景を知らずに韓国からの観光客を非難すべきではない。
 自然豊かな対馬は、足を運べば素敵なところである。しかし、私たちの振るまいが島の人や動植物にとって歓迎されるものか否かは判断できない。訪れた6月7日には、島の各地で老若男女総出の公役と思われる草刈りが行われていた。基幹道路の建設は行政の手によって実施されても、維持管理や生活道路を支えることは、住む人たちの力を結束することで成り立っている。それを目にすると私たちが対馬を支える方法は漁業の支援、すなわち「対馬産のお魚を意識して購入すること」なのだろう、と感じた。

 「唐津から釜山へ新幹線で!」
 そこには対馬をどう守るか、という考えが前提にある。鉄道は国防と国家戦略の重要な要であることは航空機や通信が発達した現在でも変わらないと考える。しかし、コストや技術の問題に目を奪われかねないが、根本の問題として対馬の経済は福岡県(韓国や佐賀も)との結びつきで成り立ち、漁業などの抱える調整すべき課題もこの地域との調整が重要である。にもかかわらず行政だけは長崎県。この現状を維持したままでは、住民が日本社会で共に生きることを実現することが困難になりかねない、と思う旅だった。

震和塾2020開講のお知らせ

0292020年の震和塾を開校します。

毎週月曜日 13:00〜14:30
 「運命学」または「食と健康と文化」
毎週水曜日 13:00〜14:30
 「運命学」または「食と健康と文化」
毎週水曜日 20:00〜21:30
 「日本の歴史と国際関係学」
を予定したいます。

会費  1100円相当

 昼の部はご参加いただける皆さんの希望により「運命学(2021年への準備)」「食と健康と文化」をお話しします。
 夜の部も、ご参加いただく皆さんの希望で「運命学」または、お酒を飲みながら(実費)「日本の歴史と国際関係学」を語ります。 
 6月以降にテーマを設けて案内することや、時間を追加することもあります。
案内はこちらのページを更新することで行います。

 特に水曜日夜の部は、準備の都合がございますので、前日までの事前申し込みをお願いいたします。

震和塾参加申込みはこちらから
お名前と当日連絡の取れる連絡先をご記入の上、送信してください。

田圃で禅体験ツアーオプション 2020

1. 日本国の成り立ちが見える吉野ヶ里遺跡を見学し
 ・佐賀市内で「呼子いか」の活き作りを食べる 3,000円〜  (徳山先生も絶賛)
 ・筑後川流域で「うなぎのせいろ蒸し」を食べる 2,450円〜
 ・佐賀牛レストラン「季楽」でランチを食べる 2,000円〜
2. 月と地球の「引力が見える」有明海を眺め
 ・太良で「竹崎がに」を食べる 時価
3. 現在日本最古の水稲耕作遺跡「菜畑遺跡」へ足を運び
 ・呼子で「いか」を食べる 5,000円程度
4. 小城公園散策と滝を眺めながら瞑想し
 ・「鯉のあらい」を食べる 1グループ5,000円〜

その他ご希望に合わせて、プログラムします。

その他のご案内
154 水田での作業は泥で汚れます。汚れてもよい服装をお持ち下さい(上下とも)。また、直接イネや草に肌が触れると草負けすることがあります。作業用の靴と手袋は、準備 いたしますが、長袖シャツ(ポロシャツなど)で作業することがお薦めです。
(左の写真は飯盛の作業スタイル・麦わら帽子をかぶることも)

 朝は農業体験のほか早朝散策など、天候や体調と相談しながら、時間を過ごしていただけます。
この時間(5時〜8時頃)運営者は気学の勉強や農作業を行います。
 佐賀の夏は蒸し暑いです。こまめに着替えが出来るようにご準備下さい。


過去のオプショナルツアー
 オプション1 武雄温泉に入浴し地元の食材を食べる 1,000円〜
 オプション2 佐賀市内で呼子いかの活き作りを食べる 3,000円〜
 オプション3 筑後川流域でうなぎのせいろ蒸しを食べる 2,000円〜
 オプション4 清水の滝を散策し鯉のあらいを食べる 1グループ5,000円〜
 オプション6 佐賀牛レストラン季楽でランチを食べる
 オプション7 古湯温泉に入り地元の食材を味わう 1,000円〜

田圃で禅体験ツアー 2020変更

015 京都東山に哲学の道と呼ばれる場所があります。哲学者西田幾多郎先生が散策された場所で、歩いてみると桜並木の平坦な川縁の小道が2kmほど続いています。自然環境の良いところで身体に負担のかからない歩行を続けることは、歩行禅という自らの思考を整理する瞑想の効果が生じるのです。

 さて、お米作りの体験といえば「田植え」と「稲刈り」をイメージされるでしょう。しかし、実際のお米作りは5ヶ月間、毎日(時間は1時間かからない日もある)観察し、何らかの手を加えています。特に田植え前の苗作りや畦の整備、移植後の草取りなどは機械に代わることのできない生産者にとって負担の大きな日々の作業です。
 そんな農作業の一コマ草取りですが、30分ほどの短時間にとどめることで、哲学の道を歩くことと同じ瞑想効果があることに気づきました。日本の精神文化の根源でもある米作り。その一コマを体験することで自然とふれあいながら瞑想し都会生活では感じることができない気づきを体感してみませんか?
 年初にも案内しておりましたが、夏季オリンピック、パラリンピックが延期になりましたので、期日を変更してのご案内です。


募集内容   
参加資格 1.これまでに Shi-和 をご購入いただいた方
       2.代表者が今年、日産鮎川義塾で気の學門を学んでいる方
       3.代表者が日産鮎川義塾、指導員初級修了以上を終了した方

期日     7月11日土曜〜12日日曜
       7月15日水曜〜16日木曜
       7月18日土曜〜19日日曜
       7月22日水曜〜23日木曜
       7月25日土曜〜26日日曜
       7月29日水曜〜30日木曜
       8月1日土曜〜2日日曜
       8月5日水曜〜6日木曜
       8月8日土曜〜9日日曜
       8月12日水曜〜13日木曜
       8月19日水曜〜20日木曜
       8月22日土曜〜23日日曜
  以上の1泊2日を基本とします。

定員    各回1組 4名様まで (ペット同伴での参加はご遠慮ください)

料金     1人 5千円(子ども同額、アルコール代、入浴料および昼食代など別途)

基本ツアープログラム (詳細は各回グループごとに対応)
佐賀空港お迎え 成田空港11:55発 または羽田空港13:15発の飛行機に対応
 (羽田便1日5往復。他の時間や他の公共交通をご利用の場合、事前打ち合わせ。)

オリエンテーション 16:30〜17:00
草取り体験    17:30〜18:00
入浴       18:30〜19:30
     車で約5分の「ゆめりあ(200円)」にて
夕食      19:30〜21:00
就寝           22:30

農業体験など   6:45〜8:00
朝食         7:30〜8:45 自家製季節のお野菜とご飯、味噌汁
               (味噌は自家製大豆とくず米を使用)
オプションツアー    〜14:15 (案内のみ、昼食などは別料金)
佐賀空港お見送り     14:30

参加特典
1.2019年産Shin-和を3回以上、または20kg以上ご購入いただいてる参加者へ。
2.鮎川義塾指導員初級修了以上の方が参加されるグループ代表者へ。
 新嘗祭に合わせて、2020年産「Shin-和」(玄米無選別)5kgをプレゼント。
   (11月20日発送予定)

お申込みの手順など
1.電話またはメールで希望日と人数を連絡する。
2.予定がなければ仮予約受付、すでに予定がある場合、その旨の連絡を致します。
3.仮予約受付の連絡を受けて航空券などの手配を行う。
4.ご利用交通と到着予定時刻、人数およびご希望のオプションプランを連絡する。
5.参加費は当日、現金で支払いをお願いいたします。

自由がある 東京とアメリカは成る

 愛の星地球から、人格形成に努める私たちに送られるメッセージがあります。
今年、2020年は庚子七赤金星です。
054 庚(かのえ)は、更新という意味。これまでの発想と異なる新たな思考性と生き方が必要です。子は孳の略字。教導の愛と求道の心。
 七赤金星は「兌為澤」。口らか発した言葉で自らが興奮する意味で、会話力・社交性につながります。一つの時代が終わり、新しい時代が幕開けする。お金の流れが活性化する。
言葉の感化力で人を悦ばせ、人を癒やし、社会の繁栄に貢献する。

 2月4日18時にスタートした年は、直後から「コロナウイルスチャイナ武漢型」によって、大きな狂いが生じています。というより、前年からの行動のミスがこの現状を招き、対応の誤りが、それを拡大していると言ってよいでしょう。

741-09安倍晋三内閣総理大臣は昭和29年9月21日生まれ。午年の一白水星です。
北に歳破を持つ安倍首相は図面の対角線に傷がありません。家庭運は良好です。一方、上下に傷がありますので上司と部下に恵まれません。東に傷があるのでひらめきも悪いです。西には傷がありませんのでお金には不自由しません。
残念ながら、危機対応するには不向きなようです。

369-07何かと注目を集める小池百合子東京都知事は昭和27年7月15日生まれ。辰年の三碧木星です。
西北西に歳破を持つ小池知事も、安倍首相同様、上下に傷がありますので上司と部下に恵まれません。ただ、東が天道ということでひらめきには期待できます。ところが三碧木星は今年、俗に言う「厄年」のためそのひらめきにミスがあることが多いのです。チェックすべき上司や部下に恵まれていないので、多くの人々を困難に導く要素が強く感じられます。
小池知事同様、10万円のばらまきで注目を集めた公明党の山口那津男代表。昭和27年7月12日生まれと言うことで小池知事と同じ運命の図面に載っています。これらの指導者によって導かれた都民、そして日本国民は大変な苦境を迎えることになりました。

今、起きているのは「戦争」です。もしかしたら国と国の交戦ではなく、グローバリズム対ナショナリズムの争いなのかもしれませんが、大局的に見れば中国共産党(グローバリズム)とトランプ大統領の反グローバリズムアメリカ合衆国連合との争いです。
 2019年からトランプ大統領の政策により、経済的に苦しくなってきた中国共産党。さらに香港デモやウイグルでの人権問題にも、マスメディアを通して非難の声が上がり始めました。台湾では、蔡英文総統の再選に焦点が当たるこの時期に武漢肺炎の煙が上り始めました。経済戦争で優位に立ちそうだった合衆国連合ですが、このウイルス騒動による情報戦・心理戦で経済が混乱させられています。政府の判断ミスを誘うのが現代の戦争。
 経済制裁で有利にたったはずのトランプ大統領でしたが、コロナウイルスチャイナ武漢型の発生により形勢は一気に逆転しています。人の往来が途絶え各国の経済は、1929年以来の大恐慌を迎えています。相対的にチャイナ経済の落ち込みが軽微になってしまうのです。
 中国共産党の戦略はしたたかです。1月に自国でコロナウイルスの広がりを認めるとともに、世界の約9割のマスクを生産する地の利と世界中に広がる移民のネットワークを利用しマスクを集めました。呼びかけに応じて、備蓄用のマスクや防護服まで支援物資として送り届けた日本では、マスク不足で社会は混乱しています。日本は情報戦にすら無防備でした。
 次の一手として仕掛けられたのが、テレワークによる「情報流出」でしょう。すでに街角に設置された安価な防犯カメラなどの装置から情報が流出しているとも言われています。テレビ会議により企業や組織の知的財産が盗まれたとすれば、長期にわたって形勢を逆転することは難しくなると考えられます。
 グローバリズム対反グローバリズムの視点で見れば、グローバリズムの攻勢は勢いがあります。
 アマゾンは中小企業、商店の雇用環境が厳しい状況を利用して求人活動を拡大しています。地域の商店街やデパートはさらに厳しい状況に直面することになるでしょう。
 学校が再開できないことを幸いに、ベネッセは通信教育による学校参入を画策します。

 政府機関が発表する情報の中には、マスメディアに取り上げられない情報もあります。
 厚生労働省のサイトでは新型コロナウイルス発生状況が次のように公表されています。
3月25日の厚生労働省のサイトから
1.国内の状況について
・患者1,055例(国内事例1,039例、チャーター便帰国者事例11例、空港検疫5例)
・無症状病原体保有者130例
(国内事例113例、チャーター便帰国者事例4例、空港検疫13例)
・陽性確定例8例(国内事例8例)
・日本国籍の者900名(これ以外に国籍確認中の者がいる)
※1 うち日本国籍の者869人(これ以外に国籍確認中の者がいる)
※2 うち海外移入が疑われる事例が177例
※3 今までに重症から軽〜中等症へ改善した者は20名

4月26日の厚生労働省のサイトから
「新型コロナウイルス発生状況 4月26日12時時点」
とあり、国内事例PCR検査陽性者は13031人とされています。
表現が少し変わっていますが、注目しなければならないのは国籍であり、ひと月の間に約12倍
と増加した
13031人のうち、日本国籍が確認されている者は5780人。
外国籍が確認されている者は118人、という発表です。

国籍が確認されていない者・・・?

 おそらく、日本国籍が確認できない人のほとんどは日本国籍を持たない者、外国籍の人だと考えられます。この一月の間に急速に伸びた感染者数は、日本人(6.7倍)よりも、日本人ではない者(25倍)による影響が大きいのです。いろんな場所で感染拡大防止のための対策が求められ、行動の自粛を強制していること。この数値を見たときに「自粛要請を続けたこと」が正しいのかを、国民は判断できるでしょうか?

 入国を止められない外国人による増加や食文化の違いから生じるものもあるかと思いますが、国内で日本人の感染者の割合が少ない理由の一つに、生活様式の違いがあると感じます。玄関で靴を脱ぐ習慣です。いろんな場所を歩き回る靴、もちろんトイレでも脱ぐことはありません。その靴で家の中、寝室を歩き同じ場所をバスルームから出た後に裸足で歩きベッドの上へ上がる習慣。この違いを考える必要があると思います。


 情報をコントロールされることは、まるで80年前に、北進してソ連と対峙せよという流れを洗脳され、南進そして対米戦争へと進んだ過ちを繰り返すかのように感じます。

 戦後、公職追放されて残った東大の指導者たちは左翼の思想家でしょう。その指導を受けて霞が関を支配する役人も左翼思想でしょう。そんな日本で、左右のバランスが取れてきたのは、農業や商売を営む国家や文化を大切にしてきた庶民の力が、自民党の保守勢力として力を持っていたからだと振り返ることができます。
 その頼りにされていた自民党は、2000年代に入って共産主義の公明党と政治を行うようになりました。庶民の声より集票マシンの共産主義、グローバリズムの声を聞く方が心地よいのです。

米中経済戦争の最前線が、今の日本です。
巧みな情報戦が仕掛けられています。

 志村けんさんの訃報は残念でした。しかし、グローバリズムの情報戦としての効果は絶大でした。
 コロナウイルスチャイナ武漢型による日本の死者が約400人の今、今年に入ってから自殺とみられる死者の数が3万人を超えたという情報もあります(未確認)。実態経済を知らない霞が関の役人や規制改革会議のメンバーにとって、中小企業の経営者の存在意義など、関心のないことでしょう。先に述べたように自民党の政治家に中小企業の経営者心理がわかる人など、片手で数えるほどしか残っていないでしょう。

 医療崩壊が起こると騒がれていますが、現実に起きているのは経済崩壊です。正しい情報を伝えずに国民の意識をコントロールするための医療なら、むしろ現実化した方が社会にとって望ましいのかもしれません。
 現実に起きようとしているのは、医療崩壊ではなく西洋医療の限界が見えようとしていることだと感じます。

 医食同源
 統合医療

 「医療は自己治癒力の手助けするものであり、病を薬だけで治すことなどできない。」(アンドルー・ワイル)

 21世紀のテーマは「共存共栄」です。これは人と人が共存することに限らず、地上の生命が共に生きること。「人とウイルスも共存していかなければならない」と考える必要があるのではないでしょうか?
 地球上に人間がいなければ、ほかの生き物はどれだけ幸せかを考えてみてください。退治するのはウイルスではなく、人の傲慢な心です。人間は地球が奏でる音律のわずか、1ピースに過ぎないことを自覚し謙虚な生き方を心がけるべきでしょう。

 日本経済は瀕死の状態に陥っています。このままでは日本社会から自由が奪われます。行き着く先は、超格差社会と共産主義です。日本人なら絶対に阻止しなければならないことです。
 日本は資源のない硫黄島です。自然災害と隣り合わせです。常に地球や自然の声へ謙虚に耳を傾け、備えることが必要です。
「自粛」
「動くな」
そんなことを真面目に実行していたのでは、夏の雨に備えることができなくなります。資源と国防力を持つ大国と同じことをしてどうなるのでしょう?
 日本の食糧自給率は20%しかありません。
(規制改革会議が自給率の統計を「穀物重量」から「カロリーベース」「金額ベース」と目線を変えて、勘違いさせています。)
 春に作付けを怠れば、秋に収穫できません。私たち日本人は冬に食べることができなくなるのです。世界中が混乱している今、食料を外国から買いあさることができるなど、幻想に過ぎません。そもそも、経済を2ヶ月間止めた日本が、全国民のおなかを満たす食料を海外から買い続ける力など、どこにあるといえるのでしょう?

 資源と国防力がない国に住むことを改めて自覚しましょう。日本人は経済を止めては生きていくことができないことを。経済が止まったことにより、企業の技術、あるいは企業そのものが、グローバリズムによって安く買いたたかれます。

 10年ほど前に「ガイアの法則」とかいう本を読みました。地球の文明は歳差運動の期間(約25600年)の1/16ごとに中心が移動すると書かれており、2000年頃から、その位置は東経135度(+1.4度以内)に来るということでした。
 少し後になりますが、気の学問を学ぶようになって、世界を発展させていく重要な使命は歴史上、エジプト、ギリシア、インド、中国、ローマ、スペイン、フランス、イギリスと数多くの国々が果たしてきたことを知りました。そして、20世紀のニューヨーク(アメリカ)を経て、9.11以降は「東京」、のはずだったけど日本人に勇気がなかったので西海岸で止まっていることも。

 日本は、最高度な科学技術と伝統に基づく精神文化という両方の能力を兼ね備えています。世界が混乱している今、日本人の勇気が問われているのではないでしょうか。

コロナウイルスチャイナ武漢型に恐れをなすか。
日本の伝統、食事と信仰心を武器に立ち上がるのか?

日本の伝統行事の一つに、疫病退散を目的に始まった博多祇園山笠があります。
その原点に回帰して、祭りの実施を決断できるでしょうか?
それとも恐れをなして、中止の判断をしてしまうのか?


来年2021年は辛丑六白金星です。2020年に
正しく更新できなければ、「辛」い年になりますよ。

生き方があまい現代の日本人。もし明日、目が覚めないとしたら、
あなたは今日、何をしますか?

護送船団方式

 第二次世界大戦直後の占領下・日本からフーバー元アメリカ大統領の機関が持ち帰った資料。フーバー研究所地下に保管されていた資料を発見した西鋭夫先生が読み解いて配信してくださる講座にフーヴァートレジャー「秘録・共産党と特高警察」がある。
 時間をとって勉強を進めるが、その内容・残酷さを知るとなかなか前に進めない。共産党の怖さもそうだが、それを虐待する特高警察の残酷さ。人は保身のためにここまでなれるのかと。
 現代社会ではグローバリズムに影響を受けた警察権力が、国家を大切にする思想を持つ私たちを取り締まる仕組みに置き換えることができそうだ。
 いや〜、あんな拷問、受けることになると・・・、耐えられる自信は???

 さて、護送船団方式という言葉はよく耳にする。でも、その語源は知らなかったが西先生の講義を聴いて納得した。第二次世界大戦で南方に勢力を拡大した日本は、そこへ物資を届けなければならない。しかし、貨物船は敵国の標的になるから護衛艦で守らなければならないと。護衛艦で守るために貨物船は、それぞれの船が航行能力(船のスピード)に違いがあるにもかかわらず、もっとも遅い船に合わせて目的地を目指し一列に並んで航行したのだと。で、敵国に見つかった船団は一網打尽に沈められて、物資を待つ島には食料も弾薬も届くことがなく多くの兵が飢え死にしたのだと。

 今でも続く護送船団方式。銀行を護る仕組みに限らない。

 疾病を持つ人や食生活や文化の異なる入国外国人など、患者が増える統計に合わせて医療崩壊を叫び、免疫力のある日本国民にも活動を自粛を呼びかけ、経済崩壊を招いている現状。このままでは、多くの日本国民が飢え死にすることになるだろう。

 戦後、28人のA級戦犯のうち7人は絞首刑となり、残りの多くは政治経済の世界で活躍した。今回のコロナウイルスチャイナ武漢型の騒動が収束した後も、指導者の責任は曖昧にされるのだろうか。

痩せたライオン、太った猫を喰え!

 2013年、本格的に気の学問を学び始めた私は、先生にこんな質問をしました。
「自殺と腹を切ること、違うのですか?」

 人生は回り舞台。あの世で決めてきた自分の役を演じていながら、それを放棄して自殺した人は四次元界にある地獄の隅に入れられ、永久に出ることができなくなる。だから絶対に自殺はいけないし、身内から出さないようにしてください。と教えてくださる先生が「指導者がミスしたら腹を切りなさい」と教えられる矛盾点を理解できずに、確認したいと思ったからです。

 先生は、三島由紀夫氏を例えに
「その命を絶つ行為が、仲間への奮起を促す行為、だから自殺とは違うんだよ。」
と教えてくださいました。

 コロナウイルスチャイナ武漢型の影響で苦しい思いをしている皆さん。決して自殺を考えてはいけません。自殺では社会を変えることができません。同じ思いで苦しむ同胞が、未来に同じ苦しみを重ねることになります。

 自殺ではなく声を上げてください。霞ヶ関の「厚生労働省へ」「外務省へ」「国土交通省へ」「内閣府へ」。地方にいて、霞ヶ関へ足を運ぶことができないのなら都庁へ、道庁へ、府庁へ、県庁へ。それも遠いなら市役所や区役所へ。日の当たらない場所で悩まないでください。
 今回の恐慌は判断ミスに始まった官製不況です。一人で悩まず勇気を出しましょう。

 大本営発表を信じ続けて敗戦を経験した80年前の日本人。

 同じ過ちを繰り返さないためにも。

太った猫より痩せたライオンに

 現代日本を支配するのは太った猫。あたかも天から降ってきたかのような給料に甘んじて、想像力をなくした事なかれ主義の官僚・政治家たち。それに群がる、サラリーマンや年金生活者から生活保護者まで。危機的状況におかれても、明日の暮らしは誰かがなんとかしてくれるだろうと考えているような。
 一方の痩せたライオンたちは、企業の経営者から小さなお店を営む個人事業主たち。他人の傘から独立し、それぞれの夢を追って明日の暮らしに対する不安を恐れず挑戦する人たち。

 民主主義・自由主義社会として日本の未来をどちらが切り開く可能性を秘めているかは明白である。
 今回の騒動「コロナウイルスチャイナ武漢型」によって、日本の自由と民主主義が危機に陥っている。問題なのは、その危機が情報洗脳された日本人にとって、民主主義を失い共産主義国家に変えられようとしていることに気づくことができないでいることだ。

 重要な局面で日本の指導者たちは、大きなミスを犯しました。まるで80年前に
「北進してソ連と対峙せよ」という流れがあったにもかかわらず、情報をコントロールされ「南進そして対米戦争へ」と進んだ過ちを繰り返すかのように。


 戦後、多くの知識人が公職追放されて、残ったのは東大でも左翼の思想家です。その指導を受けて今の霞が関を支配する役人は当然、左翼思想でしょう。そんな日本で昭和の時代まで左右のバランスが取れてきたのは、農業や商売を営む国家や文化を大切にしてきた庶民の力が、自民党の保守勢力として力を発揮していたからだと振り返ることができます。
 その頼りにされていた自民党は、平成10年代に入って共産主義の公明党と政治を行うようになりました。庶民の声より集票マシンの共産主義、グローバリズムの声を聞く方が心地よいのです。


 米中経済戦争の最前線が今の日本です。巧みな情報戦が仕掛けられています。

 志村けんさんの訃報は残念です。しかし、グローバリズムが情報戦を有利にする戦略としての効果は絶大でした。

 今回の騒動は米中経済戦争に起因した「グローバリズム(共産主義)と反グローバリズム(ナショナリズム)の最終戦争、情報戦ではないのか」と推測して考える方が分かり易いと感じます。

 2019年からのトランプ大統領による対チャイナ政策により、経済的に苦しくなってきた中国共産党。香港デモやウイグルでの人権問題にも、マスメディアを通して非難の声が上がり始めた頃に、武漢肺炎の煙は上り始めました。台湾では、蔡英文総統の再選に焦点が当たる時期です。
 そして、台湾の総統選挙で蔡英文総統のもと、民主主義の継続が支持された直後に、コロナウイルスチャイナ武漢型は日本へ運ばれてきました。

 今年最大のテーマはトランプ大統領の再選です。それを阻止したいグローバリズム勢力は、世界経済の減速がトランプ大統領の支持率低下につながるので、今回のウイルス誕生とそれに対する報道は、グローバリズム勢力から仕掛けた心理戦です。入国禁止の措置を執りウイルスの侵入を防ごうとした台湾とトランプアメリカ合衆国はナショナリズムの最前線で戦っています。続いたのは英国などでしょうか。
 一方でグローバリズム信仰が強い安部政権の日本や韓国、ドイツといったところでは、経済が瀕死の状態に陥っています。
 本来、米中経済戦争で大きな痛手を受けたのはチャイナのはずでした。ところが、ウイルスが世界的に拡散した結果、世界経済は機能停止し相対的にチャイナの落ち込みが軽く見える状況を作り出したのです。明らかに中国共産党の勝利です。
 このままでは、日本社会から自由が奪われます。情報戦に気づくことができなければ日本は超格差社会を迎えます。日本人として共産主義国家へ変えられることは絶対に阻止しなければならないことです。
 日本という民主主義国家を大切に考えるなら、海洋国家としてトランプ大統領のアメリカ合衆国や台湾などの国々と、この危機を乗り越えるべきです。



 明確な治療方法、治療薬がないコロナウイルスチャイナ武漢型が怖いのは、太った猫達です。痩せたライオンは治療薬がないコロナウイルスよりも、時間とともに死へ追いやられるような政府判断のミス官製不況が辛いのです。
 初期の情報戦で敗れ、立て直しができずにいる日本では、これから痩せたライオン(中小企業の経営者)の自殺が急増するでしょう。実態経済を知らない太った猫たち(霞が関の役人や規制改革会議のメンバー)は、痩せたライオンのことなど、見下して関心のない存在ですから。
 今の自民党の政治家に痩せたライオンの心理がわかる人など片手で数えるほどしかいないでしょう。


令和の徳政令
 民主主義を守るためには、痩せたライオンを助けなければならないのです。本来は自分の力で生きていくことができ、周りも養うことができる人たちです。それが今、瀕死の状況に追い込まれています。直ちに必要なことは、30万円の現金を配ることでも、都市封鎖することでもありません。今必要な政策は「令和の徳政令」です。
 一定期間の社会活動の自粛を求められている以上、その間の社会活動に影響を与えたもの(継続して支払いが生じている債権)について、免責(免除)されなければ生きられないのです。具体的には
・ 住宅ローン、月々返済の事業資金
・ 賃貸物件の家賃など
・ 上下水道、電気などの基本料金
・ 学校などの授業料
などです。
 誰が負担するのか、債権者、自治体、国、・・・。負担は後から考えないと。急ぐべきは、自殺者を出さない仕組みづくりです。海外や世間で騒いでいる現金のバラマキは、消費税による不況対策にはなっても、コロナウイルスチャイナ武漢型騒動の対策にはなりません。
 続けて必要になる対策が、社会保険料の事業者負担減免と雇用保険の仕組みを利用した従業員への所得補償です。さらに、社会保障の枠みの外で労働する人たちの暮らしを支えるためには、土木を中心とした公共事業の実施が有効だと考えます。密集する屋内での活動を避け、昨年露呈した災害、風害から街と資産を護るためにも。

 消費税減税や現金給付を求める声が上がり、(一部の世帯に)現金30万円が配られるという話も出ているようですが、これは正しくありません。消費増税による昨年末からの不景気に対する取り組みとしては、正しい政策ですが、急がれる問題は官製不況への対策です。労働によって所得のない子供達や年金受給者に、現金を配るなど必要ない政策です。急いで行うべき政策は所得が減少した人や企業への支援、所得を失った人への支援です。働いていない人への支援を一緒にしてはなりません。



 3月29日、東京では季節外れの雪が降りました。なごり雪、と言うにはちょっと遅い入学式、新学期を目の前にした時です。

 人の心を人気(じんき)といいます。
 経済活動のことを景気といいます。
 自然環境のことを大気といいます。

 人気と景気と大気が繋がっていることを学ぶのが気の学問です。コロナウイルスチャイナ武漢型で騒ぐ東京の指導者は、人気を悪くして景気を壊しました。景気がマイナスに触れたことで、大気もマイナスに触れて季節はずれの雪をもたらしたのです。自然環境が私たちの心を映す鏡であることを知る指導者は、現代の日本にはいないでしょう。左傾化された戦後教育、その頂点に立つ人たちが社会を動かしているからです。

 大気は移り変わり、暖かい恵みを与えてくれます。次は私たち人の心が変わる番です。自然からのメッセージに気づくことができますか。

田圃で禅体験ツアー 2020

015 京都東山に哲学の道と呼ばれる場所があります。哲学者西田幾多郎先生が散策された場所で、歩いてみると桜並木の平坦な川縁の小道が2kmほど続いています。自然環境の良いところで身体に負担のかからない歩行を続けることは、歩行禅という自らの思考を整理する瞑想の効果が生じるのです。

 さて、お米作りの体験といえば「田植え」と「稲刈り」をイメージされるでしょう。しかし、実際のお米作りは5ヶ月間、毎日(時間は1時間かからない日もある)観察し、何らかの手を加えています。特に田植え前の苗作りや畦の整備、移植後の草取りなどは機械に代わることのできない生産者にとって負担の大きな日々の作業です。
 そんな農作業の一コマ草取りですが、30分ほどの短時間にとどめることで、哲学の道を歩くことと同じ瞑想効果があることに気づきました。日本の精神文化の根源でもある米作り。その一コマを体験することで自然とふれあいながら瞑想し都会生活では感じることができない気づきを体感してみませんか?
 昨年に続いての企画ですが、本年は夏季オリンピック、パラリンピック対応のため、期日を限定してのご案内です。


募集内容   
参加資格 1.これまでに Shi-和 をご購入いただいた方
       2.今年、日産鮎川義塾で気の學門を学んでいる方
       3.日産鮎川義塾、指導員初級修了以上を終了した方

期日     7月4日土曜〜5日日曜
       7月5日日曜〜6日月曜
       7月6日月曜〜7日火曜
       7月8日水曜〜9日木曜
       7月11日土曜〜12日日曜
       7月12日日曜〜13日月曜
       7月13日月曜〜14日火曜
       7月15日水曜〜16日木曜
  以上の1泊2日を基本とします。

定員    各回1組 送迎は4名まで乗車可能(ペット同伴での参加はご遠慮ください)

料金     1人 5千円(子ども同額、アルコール代、入浴料および昼食代など別途)

基本ツアープログラム (詳細は各回グループごとに対応)
佐賀空港お迎え 成田空港12:30発 または羽田空港13:10発の飛行機に対応
 (羽田便1日5往復。他の時間や他の公共交通をご利用の場合、事前打ち合わせ。)

オリエンテーション 16:30〜17:00
草取り体験    17:30〜18:00
入浴       18:30〜19:30
     車で約5分の「ゆめりあ(200円)」にて
夕食      19:30〜21:30
就寝

農業体験など   6:45〜8:00
朝食         7:30〜8:45 自家製季節のお野菜とご飯、味噌汁
               (味噌は自家製大豆とくず米を使用)
オプションツアー    〜14:30 (案内のみ、昼食などは別料金)
佐賀空港お見送り     14:50

参加特典
1.2019年産Shin-和を3回以上、または20kg以上ご購入いただいてる参加者へ。
2.鮎川義塾指導員初級修了以上の方が参加されるグループ代表者へ。
 新嘗祭に合わせて、2020年産「Shin-和」(玄米無選別)5kgをお届けします。
   (11月20日発送予定)

お申込みの手順など
1.電話またはメールで希望日と人数を連絡する。
2.予定がなければ仮予約受付、すでに予定がある場合、その旨の連絡を致します。
3.仮予約受付の連絡を受けて航空券などの手配を行う。
4.ご利用交通と到着予定時刻、人数およびご希望のオプションプランを連絡する。
5.参加費は当日、現金で支払いをお願いいたします。

震和塾2020の予定

オリンピックが開催される2020年

震和塾は第3日曜日の午後に開催を予定しております。

第1講座 13:20〜14:50 主に景気経営學・運命學
             (個々人の運気が影響を受けることが主題です)
第2講座 15:20〜16:50 主に社会環境學
             (地域や日本を取り巻く環境について考えます)

会費  1100円相当

4月19日(要調整)
5月24日 注
6月21日
7月19日
8月16日
9月20日
10月18日

謹賀新年 庚子(七赤金星)

017 新年おめでとうございます。飯盛良隆
今年は4年ぶりに東京で新年を迎えております。そのため、お正月らしいことは何も行っていません。
 藪入りに合わせて佐賀へ帰省するという、ちょっと変わった年の始まりです。



 昨年は、公には今上陛下の御譲位による代替わり、新しい年の幕開けでしたが、政治に関しては衆参同日選挙が実現できず、消費増税による生活への影響が厳しさを感じさせる年末になりました。
 台風や大雨の影響で、各地に被害が発生し、大変な形で新年をお迎えの方もいらっしゃるでしょう。直接の被害はなかったものの、お盆からの日照不足、9月の台風による塩害、そしてトビイロウンカによる虫害で、稲の作柄は佐賀県平均の作況指数50数パーセントとまでは落ち込まなかったものの、Shin-和、そしてさがびよりは、例年の7割程度の収量に終わりました。
 農業でも、収入保険制度が始まっていますので、これから確定申告を行った後に、被害額と補償が確定しますが、全国的に豊作、九州でもやや不良の作柄の中で、育ててきた「さがびより」のブランドイメージ低下につながらなければと感じています。

 さて、2020年は東京五輪です。残念ながら、競歩とマラソンが北海道へ会場移転。海外の団体の意向に反論できない政治家、そしてマスコミの姿勢に開いた口がふさがらない、そんな思いでおります。大会最終日の男子マラソン、その盛り上がった会場で大会の余韻を楽しみながら幕を下ろす閉会式。それを見ること、感じることの出来ないむなしさを感じています。
 海外に意見を言えない日本人より、自らの意志を示すことの出来る台湾。ここには、良き日本の精神が今も生きづいています。2月に行われる生産組合の旅行、生産組合長は、たぶん4回目ですが、北海道とのアンケート調査で決選投票の末、台湾に確定しましたので初めて参加します。前回訪れた八田與一先生がつくられたダムへも足を運びます。
 6月には初めて壱岐・対馬を訪れることを計画中です。
 7月21日から9月10日までは、まさに五輪モード。東京で世界市民として皆様のおもてなしが出来るように、日々精進しております。
 熱気和らぐ10月末には、高野山へ足を運ぶことを計画しております。

 五輪が中心となる2020年、稲作は初期管理や終盤の管理、稲刈りは私が行いますが、穂肥ふり以外の中間管理は、父・忠勇(今年で78歳)が楽しみながら行ってくれることを期待しています。
 震和塾、農業体験については、開催日時を絞って実施したいと考えております。次回以降の投稿で、あらためて紹介させていただきます。

 本年も、家族共々 よろしくお願い申し上げます。

平成のミスを令和にただす 7

尺貫法とSI単位

 私が高専を卒業して、就職して間もない頃「計量法が変わる」ということで、大騒ぎしていたこと(時間をとられていたこと)を思い出します。
 平成の30年が終わり、振り返って考えると、国際単位(SI単位)に変更したことへの疑問を感じます。
 世界共通の学問として、あるいは商取引を行う上では、単位が共通化されることは望ましいでしょう。しかし、技術の伝承という視点で見れば、失われゆく尺貫法の問題が大きいと感じます。建築現場で日本の伝統を支えてきた尺貫法。私自身もスムーズに計算することが出来ませんが、住宅の屋根や階段を施工する上で重要なノウハウが含まれています

 米国へ目を向ければ、今でも「フィート」「ヤード」「インチ」「マイル」などが使用され、重さや温度の単位でも、独自の文化を大切にしています。

 技術立国日本を再生するためには、伝統的な単位を使用することが必要になると考えています。単位に限らず、言語にも同じことが言えるでしょう。日本語を使って思考することで技術は発展するのです

平成のミスを令和にただす 6

右左連立内閣

 平成が始まった1989年7月の参議院通常選挙。
社会党党首の土井たか子さんが口にされた
「山は動いた」
平成が終わって振り返ると、動いた山はなんだったのか?
と考えなければなりません。日本人の多くが、それを考えようとしないことに、現代日本が犯されている大きな「やまい」があると思います。
 衆参ねじれから、1993年には野党連立の細川内閣が誕生しました。それから約1年後には自社さ連立の村山内閣が誕生し、右左連立内閣の時代がスタートします。その後、自自公内閣を経て、現在の自公内閣に引き継がれます。

 家族制度と日本が大事だという右派政党とグローバル化と個人生活が大事だとする左派政党が連立を組まれたのでは、有権者に「選挙に行こう」「政権選択を」といわれても、投票できるはずがありません。政治離れが進んでいるのではなく、責任を持って政治政策を進める政党がなくなったのです。

 正しい政治を行うための政党の復活、令和に日本を再興するための必要条件だと考えています。
 安倍首相は、その最大のチャンスを放棄しました。7月に「消費増税凍結」を公約に衆参同日選挙を行うことです。次のリーダーには、その決断が出来る人が選ばれるように、政治には関心を持ち続けたいと思います。

平成のミスを令和にただす 5

お疲れ様でした

 今や日常の挨拶になった「お疲れ様でした」という言葉。しかし、昭和の時代には使っていなかったように感じます。目上の方から声を掛けていただくのは
「ご苦労さん」
偏った道の方は、目上の方にも「ご苦労さんです」と。学生だった私たちは、先輩や先生に対しては「有難うございました」「さようなら」というのが普通だったと記憶しています。

 バブル期にみんな仕事で疲れたのか?

 それとも、バブル崩壊やリストラで一人あたりの負担が増えたのか?

 お疲れ様です、の挨拶には上下の人間関係を壊す危険があるように感じます。ひょっとしたら、そうした意図的が働いているのかもしれません。

 令和に取り戻したい挨拶。日常に「有難うございます」「ご苦労さん」、そして「さようなら」といえる人間関係。秩序ある社会を保つには、上下の関係も必要だと感じます。

平成のミスを令和にただす 番外編

 平成のミス、その一つに核家族化があると感じる。ただ、この課題は、正すべきではないと感じている。三世代同居の魅力は、祖父母から伝えることが出来る道徳教育がある。しかし、祖父母がすでに戦後教育を受けた世代、日本人としての教育を受けていない自虐史観に洗脳された世代であるならば、同居することの弊害が大きい。

2019120801 世界では先の大戦について公文書の見直しが行われている。日本のマスメディアから得られる情報では、触れることが出来ないし、個人の力で勉強するには根気がいる。
 テレビドラマやプロ野球、エンタメ情報や政治をテレビでだらだらと見ている祖父母。同居するメリットよりもデメリットが大きい。
 過去の学び、行動を反省し、謙虚に新しい学問や情報を受け入れる器の有無が、核家族化の流れに終止符を打つ合図だと感じている。

現代貨幣理論を使う日本の条件

 お金の話、というと多くの人が関心を持ちますが「金融」とよんで理論化されるとほとんどの人が離れてしまいます。そんな世界で、現代貨幣理論(MMT理論)というものが注目を集め、これまでの経済学者と真偽について議論がなされています。

 現代貨幣理論は、一言でいうと
「自国通貨建てで国債を発行する国は、インフレを起こさない範囲で国債の発行が出来る」
というものです。私もこの理論に賛同しますが、日本がこれを行うためには、2つの条件を満たす必要があります。

1.エネルギーが自給できること

2.食料が自給できること

現在の日本は、どちらも満たしていません。国債を発行して通貨の流通量を増やすことは出来ますが、全ての日本人、あるいは日本に滞在する人々が暮らすためのエネルギーを満たすことも、お腹を満たすことも出来ません。ゆえに、現代貨幣理論を実現するためには、発行する国債により得られた歳入を最優先で、この2項目に投資する必要があるのです。

1.エネルギーを自給すること
 過去に失敗した原子力、核燃料サイクルや自然エネルギーもありますが、シーレーン、石油を安定的に輸入できるための国際協力とそれを実現するための防衛力(海軍力)を補強する必要があります。
 ホルムズ海峡をはじめ、マラッカ海峡、台湾海峡と日本へ石油を運ぶためには、絶対に安全を確保しなければならない地域があります。これを他国に頼っている以上、外貨が必要であり自国通貨建てで運営している国家とは呼べません。

2.食料を自給すること
 政府が誤った統計を出すようになって、多くの人が勘違いをしてしまいますが、食料自給率とは「食糧」穀類の自給率であり、水の自給率です。カロリーベースや金額ベースでは、お腹を満たすことは出来ません。
 平成の30年間に、穀類を生産できる農地は埋め立てられ、飲み水を確保するための水源は外国人に売られ、水道事業は民営化(外資参入)が許されました。どれも、外貨でしか取り戻すことは出来ないのです。

 今回の記事では現代貨幣理論を日本で使うための条件を示すことに留め、それを解決する方法は別の機会、あるいは読んで下さった皆さんが議論していただければと存じます。
 現代貨幣理論は、正しい理論だと感じますが、日本で採用するためには、2つの条件を政府・自治体が最優先課題として努力し、国民がそれを後押しすることが必要だと考えています。

平成のミスを令和にただす 4

半ドン

 私が20歳で学生生活を終えたときには存在したこの制度。国立の学校では、翌年から毎週だったか、隔週だったかなどの記憶は曖昧(経験していないからわからない)ですが、週休二日制がスタートしています。社会人生活をスタートしたブリヂストンでは、すでに制度化されており、非4−3勤務(日勤)は、年間120日の公休がカレンダーに記され、仮に土曜日が出勤日である場合には、お昼で帰ることはできない日になっていました。
 半ドンに似た制度は、入社3年目頃に「半日年休制度」が出来ましたが、お昼で帰ることはできるものの、職場の仲間がそろって午後からお休み、という経験をすることにはつながりませんでした。
 振り返ってみると、半ドンの土曜日が、一週間で一番楽しい時間を過ごすことができたように感じます。小学校の頃は地域のみんなと遊ぶ時間。中学校では部活動。他の学校へみんなと自転車で練習試合に良く通ったものです。高専では、寮生活でほっとできる時間。佐世保の中心部・四ヶ町商店街へ出掛けたり、地域を探索したり。
 経験したことはありませんが、会社や職場でもレクレーションや懇親会など、会社組織の結束力を感じる時間を過ごすことができたのではないかと感じます。

 平成3年以降進んだ週休二日制は、格差拡大の一員になったのではないかと感じます。土日を休める人とそうでない人。子供たちの遊びの時間は、平日授業の長時間化と土曜日のお休みで、様変わりしたと感じます。親が土日お休みの子供たちは、家族との外出を楽しむことができるようになった一方、主にサービス業に従事する土日が仕事の家庭で育つ子供たちは、親と接する時間が著しく減少したに違い有りません。

 労働時間が規制され、復活することへの道は険しいですが、令和に正したい制度の一つ、それが「半ドン」です。
 日本らしい地域のつながり、家族のつながり、そして職場の仲間意識を高める機会につながると思います。

平成のミスを令和にただす 3

ハッピーマンデー

国旗 昨日、11月23日は勤労感謝の日という祝日でした。これは戦後に祝日法が改正されてからの呼び方で、本来は「新嘗祭」が行われるための祭日です。
 祭日という呼び方が祝日という呼び方に変わったのは戦後です。とくに平成になってからは祭日という呼び方をほとんど聞くことがなくなったように感じます。

 11月23日の本来の意味から考えると、今年は「大嘗祭」が一週間前に行われ、新嘗祭は行われませんので、11月23日が祝日である意味を失っています。

 そう、祝祭日には本来、意味があって制定されているにもかかわらず、経済至上主義に走った平成の過ちの象徴が「ハッピーマンデー法」ではないかと感じます。
 成人式は1月15日に意味があり、1月の第2月曜日や新成人が集まりやすいからといって、お正月やそれ以外の日に行っては意味を失います。荒れる成人式が話題にもなりましたが、それは、式典の意味をはき違えた大人がまいた種のようにも思えます。

 祝祭日に意味がないのであれば、春分の日や秋分の日は3月21日や9月23日に固定することができます。それをせずに毎年、明石の天文台が計算して日付を変えているのいは、まさに祭日の意味を大切に守ってきた象徴なのです。

 損得で計算された祝日は廃止し、日本人みんなでお祝いできる祭日を復活させること。ハッピーマンデーの制度に終止符を打つことも、令和に正したい日本の文化です。

平成のミスを令和にただす 2

ボジョレー・ヌーヴォーと新米の解禁日

 ボジョレーヌーボの解禁が話題に上るようになったのは、平成に変わる少し前。日本がバブ景気へ向かう昭和60年代になってからのことと記憶している。真偽は定かではないが、ボジョレーヌーボを日本でPRすることになった要因は、1986年4月25日に起こったチェルノブイリ原発の爆発事故という説がある。この事故の発生で、ヨーロッパは農産物に大きな被害が及び、特に長い年月をかけて熟成するワインは、1986年産という理由で将来の価値を失うことが懸念され、その売り先として日本に目を向けたというのだ。

 その真偽はさておき、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日は毎年11月の第3木曜日と決められている。当然、解禁日前に店に準備されているのだから、それを無視して楽しむことはできるだろう。しかし、日本人は頑なに海外の伝統を守っているようである。
 一方で日本の伝統であり、神事でもある米作りと新嘗祭。毎年11月23日に新米が穫れたことに感謝し、神々にお供えしてからいただくのが日本の伝統であった。しかし、今年もすでに新米は市場に出回っている。私はまだ口にしていないが、すでに食べた人もいるだろう。

 海外の伝統には忠実で日本の文化伝統を破ること、令和に時代に正していきたいありかたです。明日11月15日は令和の大嘗祭です。私も夜に新米をいただきます。

平成のミスを令和にただす 1

早場米と新嘗祭

 昭和の時代は「食管制」があり、農家以外の人が新米を食べようと思っても、法を犯さなければ食べることはできなかった、であろう。
 自主流通米を経て、米の販売が自由化されると、佐賀県でも「七夕コシヒカリ」と呼ばれる、8月お盆前に出荷される超早場米を先頭に、新米の早出荷で市場のニーズに応えようとする動きが強まった。結果として、11月23日の新嘗祭は無視され、天皇陛下や神々より先に庶民が新米を口にすることになっていた。

 稲作、米作りは日本の伝統だから護らなければならない。

 政治家やJA幹部が、いくら口にしても、大切な伝統は経済優先、市場と金の原理で、自ら壊してしまったのではないか。海外から自由化される米に、精神文化を無視した人々がたち振る舞うことなどできるはずがない。

 平成の時代に壊した、稲作と新嘗祭の文化。

その基本、神々に新米を捧げ、収穫を感謝し、天皇陛下とともに新嘗祭を待って新米を食べる習慣。国を再興する上で、真っ先に正すべき伝統文化だと感じている。
飯盛良隆
佐賀県小城市三日月町出身。
佐世保工業高等専門学校卒業後、ブリヂストン鳥栖工場設備課勤務。橋本龍太郎通産大臣の時代に第3種電気主任技術者の免状を取得。

建材店:サンコー商事にて14年間建材の販売に携わり新築・リフォームの現場に数多く潜入。戸建て住宅でもインテリアの重要性を感じ平成20年町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー福岡校に入学しインテリアの基礎を学ぶ。

平成22年、スメトコプロモーションを設立し住宅CMサービス佐賀の運営を始める。
平成25年2月、ダブルスネットワーク(株)社との契約を解消、住宅CMサービス佐賀の運営を終了する。

平成24年3月、帝王学(氣の學問、道の教え)を学び始める。同年6月
唐津から釜山へ新幹線で!

実現するためには長崎県と佐賀県をひとつに。そしてアジアや世界中の人たちが、自然と人の美しさを求めて足を運ぶ地域にする。

そんな夢を描き知事を目指して政治活動をはじめることに。 活動に専念するために平成26年6月末にて住宅に関する事業は終了。平成26年8月末にて(株)スメトコプロモーションを退社。
平成27年1月11日実施の佐賀県知事選挙に立候補。惨敗。
平成27年12月21日
東京エムケイ(株) 入社。
Tokyo2020オリンピック、パラリンピックの関係者輸送も経験


現在
眞理學指導員 (日産鮎川義塾)
稲作農業
佐賀タクシー勤務
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