2012年、15aの圃場で始めたイネの直播きは今年で10年目。うまくいくとき、そういかないとき、色々ありましたが、昨年から減反として飼料米を作るようになって、1年に4カ所で栽培できるようになり、いろいろ条件を変えて仮説を検証できるようになりました。
今年のこだわりは発芽を始めたら水を入れないということです。これまで、水を落としたときに「水たまり」ができると、その部分で発芽していない種子が日差しにより「煮えてしまう」と、注意されていたからです。
しかし昨年行った比較検証で発芽して間もない時期に、まとまった雨が降った際、水をためた圃場では苗が浮いて筋が乱れてしまう一方、すぐに水を落とした圃場では、比較的「筋状」を保つことができたことに起因します。
6月13日に水を落としてから22日に水を入れるまで約10日間、雨により若干水がたまったものの、ずっと水を落としたことで、飼料米を作る圃場では、きれいな筋状の姿にすることができました。(上から2枚)
もう一つの試み。ジャンボタニシの対策として、これまで直播きと同時に散布していた除草剤を取りやめ、代わりにジャンボタニシの駆除剤を同時散布してみました。
ジャンボタニシの一時駆除には成功したものの、除草剤散布の遅れで草だらけに。(種まきから約2週間後に除草剤を散布ましたが期待通りにはいかず。)
また、被害は小さいものの水の入った隣接圃場からジャンボタニシの侵入が見られるようになりました。
今週から水を入れて、補植と草取りに励んでいます。
今年のこだわりは発芽を始めたら水を入れないということです。これまで、水を落としたときに「水たまり」ができると、その部分で発芽していない種子が日差しにより「煮えてしまう」と、注意されていたからです。
しかし昨年行った比較検証で発芽して間もない時期に、まとまった雨が降った際、水をためた圃場では苗が浮いて筋が乱れてしまう一方、すぐに水を落とした圃場では、比較的「筋状」を保つことができたことに起因します。
6月13日に水を落としてから22日に水を入れるまで約10日間、雨により若干水がたまったものの、ずっと水を落としたことで、飼料米を作る圃場では、きれいな筋状の姿にすることができました。(上から2枚)
もう一つの試み。ジャンボタニシの対策として、これまで直播きと同時に散布していた除草剤を取りやめ、代わりにジャンボタニシの駆除剤を同時散布してみました。
ジャンボタニシの一時駆除には成功したものの、除草剤散布の遅れで草だらけに。(種まきから約2週間後に除草剤を散布ましたが期待通りにはいかず。)
また、被害は小さいものの水の入った隣接圃場からジャンボタニシの侵入が見られるようになりました。
今週から水を入れて、補植と草取りに励んでいます。